寝不足の但馬で〜空振りと不安感〜  16.6/12

この日は、前日に続いてのハードな旅の続編となりました。
前日が25時間不眠不休トライアルで新潟弾丸ツアーを終えて大阪に戻ったのが
23時半だったんですが、帰路で「やっぱ明日は但馬のゼフが気になるよね」
と盛り上がったもんで、翌朝早朝には但馬の某山に到着というバカさ加減☆
ところが寝不足を押して薄暗いうちから山を上がったら
まさかの初手からの大失態からのスタートでテンションがた落ち(^^;
その後はなかなか楽しい時間もあったものの、
そろそろいろいろ見れるかな、と期待していた某山は
予想以上に環境が荒れている雰囲気で、ちと不安になってみたり(+_+)
んで、最後は雨も降ってきてハンパなオチとなったのでした(^^;

<1>但馬地方各地


んで、寝不足で山を登ってきての幕開けがこちら。
落ち葉がたっぷり積みあがって完全に隠れていた側溝に思いっきり脱輪(T"T)
なんとかならないかとあれこれ試行錯誤したらドツボで
早朝からJAF呼ぶという、どうにもテンション下がる展開で……

  
JAF待ちの間にあたりを探すと、フジミドリシジミ(左)がご登場。
ハクウンボク(右)はほとんど花が散っていたのも少々ビックリでしたが、
何よりも一番ビックリしたのは、セグロカッコウの声が響き渡っていたこと。
こんな場所でこの時期にいるんですね〜
で、JAFにレスキューしてもらった後はテンションも上がらず、一度下山することに(ToT)

  
場所を変えてma23さんと合流すると、地面で交尾中のウスアオエダシャク(左)を発見。
んで、いつものポイントに行くと、いきなり花上のオオミドリシジミ(右)なんて豪華なものが(>_<)!

  
んで、さっそく目の前でこんな素晴らしすぎる光景が繰り広げられて大興奮!
いやぁ、やっぱりゼフはこの輝きですよね〜、たまらんワァ(^.^)!

  
なんか模様の薄いシロテンハナムグリ(左)もいました。
あたりにはなんか面白げな新芽(右)もあったけど、これはなにもんかな?

  
その後も愛想よく近くでテリ張ってくれるオオミドリシジミをバシバシと撮影。
いやぁ、目の前で繰り広げられるキラメキって、むちゃくちゃ嬉しいネェ☆

  
せっかくなのであおりの正面顔(左)なんかもパチリ。
うろうろすると、大量の実をつけたナガバノモミジイチゴ(右)を発見。

  
道端には、ミズイロオナガシジミ(左)もちょこんと隠れていました。
ふわりとオオシロエダシャク(右)なんかもご登場されます。

  
その後も、目の前でいい感じに愛想よくしてくれるオオミドリシジミと
遊んでから、大満足して場所を変えてみることに。

  
んで、朝っぱらの山に再度挑戦してみることにすると、
花盛りのアクシバ(左)やら、ツルアジサイ(右)なんかを発見。

  
コウライテンナンショウ?(左)はまだ咲き残っていましたし、よく見ると可愛い
フウリンウメモドキの花(右)なんかもありましたが、アチコチ叩けど
全くゼフが登場しません。ジョウザンくらい飛んでてもいい時間帯なのにな〜

  
そこで、ma23さんが指摘されたのは、シカ害のすごさ。
道沿いの斜面にはほとんど草がなく(左)、ササ原(右)もなんかすごく荒れた感じ。
これは生育環境になんかえらく悪い影響が出てんじゃないかな?

  
と表いると、はるか遠かったけど、メスアカミドリシジミ(左)が1匹だけご登場。
ふわりとゴイシシジミ(右)なんかもご登場してくれたりしましたし、
いきなり目の前をアカショウビンが横切るというラッキーにも遭遇したりしましたが、
それ以上は探し回ってもまぁったく成果なく、不穏な感じに(^^;

  
よくみると枯れ木で産卵中のツマグロハナカミキリ(左)を発見。
その後は思いつきで場所を変えると、クロスジヘビトンボ(右)なんかに遭遇。

  
実にいい色合いのクマイチゴ(左)もありました。小さな外灯の下では
昨晩飛来していたらしきオオシロオビアオシャク(右)なんかも発見。

  
かわいいアカイラガ(左)やらクビワウスグロホソバ(右)やらも鎮座してましたが
期待していた鳥はご登場されず、さすがに眠さの限界になったのでしばし仮眠(=_=)...

  
さて、夕暮れも近くなってきたので場所を変えると、かわいらしいササユリ(左)の
咲く草地では、いきなりキマダラルリツバメ(右)を発見。でもちょいとスレてんね。

  
んでうろうろすると、数匹ご登場されるも、途中から結構な雨になってきて
どうにもならんので、早々にGIVE UPという、なんとも〆らないオチとなったのでした(笑

というわけで、なんか非常に中途半端な展開の1日でした。
オオミドリシジミは非常に嬉しかったし盛り上がったけど、あとはなんか成果薄…
まぁ、朝イチで思いっきり脱輪したあたりでみえてましたが(^^;
さらによく考えてみれば超絶寝不足でフラフラ状態だった上に、
後半はハンパな曇天からの大雨だったわけで、
それでもいくらかは楽しい出逢いがあっただけ充分ということかな?
それにしても時期的には悪くないはずなのにゼフが非常に薄かったのは
タイミングの問題なのか、やはりシカ害で山が荒れすぎてるのか
後者の可能性も多分にありそうで怖いところ。
このHPの昔の記事を見てても、ゼフのついでにいろんな花を撮ってたり
するんだけど、ここのところ下草がほとんどないですから(^^;
ちょっと今後は環境の変化も含めて注視していかなきゃですね…


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