なぜか地元で〜嵐の後の急展開〜 16.4/17

この日は、前日にもまして謎過ぎる展開となりました。
本来の予定では、東海巡りを継続して、久しぶりの春先の花を探しに行こう、
だったんですが、車中泊から目覚めたら、すんごい嵐(@_@)!
とてもとても野外探索という雰囲気ではなく、おまけに天気予報見ると
雨が上がるのは夕方だったので、イヤになって遁走することに。
んで、この日は自然探索はヤメてのんびりしようという
目論見に切り替えていたんですが、のんびりと地元近くまで
戻ってきたら雨が上がったどころか大快晴になって二度ビックリ。
それでは、ということで数箇所地元をうろうろしてきたのでした(^_^;

<1>播磨地方各所
 

  
とりあえず歩き始めると、大満開のナツグミ(左)を発見。
マルバアオダモ(右)も花盛りの株がいくつも見つかります。

  
こちらも大満開のコバノミツバツツジ(左)なんぞ見つつ歩くと、
道端にお久しぶりのコヒロハハナヤスリ(右)を発見。

  
歩いていくと、あちこちから次々とタベサナエがご登場。
期待していたオグマとかは全然登場しなかったんですが、まだ早いのか?

  
シオヤトンボ(左)もいましたが、♂は活発で結局撮り損ね。
アサヒナカワトンボ(右)なんかもフワフワと飛んでいました。

  
いきなりふわりとギフチョウ(左)が飛び出したので少しビックリ。
ワンショット撮っただけでどこかに消えましたが、この場所で見たのはお初です。
あたりには、ご立派なサイズのニホントカゲ(右)もうろちょろしてました。

  
さて、場所を変えてやってきた沢沿いでは、いい雰囲気で咲いているミツマタ(左)や、
高い位置で大満開になっているモミ(右)やらが見つかります。

  
木影にはパラパラとムロウテンナンショウ(左)も発見。
まだ咲きはじめでしたが、ヒメレンゲ(右)もありました。

  
ナチシダの芽生え(左)もなんとも可愛らしい感じ。
あたりにはマイマイ類(右)がいましたが、これはハリママイマイかな?

  
コミヤマスミレ(左)は花芽を持ち上げ始めたところでした。
オチフジの群落(右)にも逢えましたが、こちらも花芽がついたあたりで…

  
でも探していると2株ほど咲いている株も見つかりました。
なんやかんやで毎年見てるし、やっぱりこいつを見ないと春が実感できない気も。

  
今年も多数落ちていたイタヤカエデの花(左)なんかを撮っていると、なんか
美味げなグミ類(右)も発見。ナワシログミかな?それにしちゃでかかった気も。

  
沢沿いを歩いてみると、予想以上に増水していて探索しにくかったのが難点ながら
ふわりふわりとスギタニルリシジミもご登場いただいて嬉しくなったり。

  
ちょっと驚いたのは、ぽとりと落ちてきたツマキチョウ。なにやってんだ?
と思って数枚撮ったら、そのままふわりふわりと低空飛行しながら消えちゃったけど、
あとでよく見るとおなかが曲がっているような。なんかアクシデントだったんか?

  
イズセンリョウ(左)やら、マルバコンロンソウ(右)やらといった地味な花も発見。
そういえば岩場まで足を伸ばして久しぶりのツツジ系を探そうと思ってのに途中で忘れてた(^_^;

  
ボロッボロのテングチョウ(左)やら、わりとピカピカのスギタニルリシジミ(右)やらに
逢えてテンションあがったんで、この後はじっくりとムカシトンボ探しの予定だったんですが、
ふと気付くと、両足に数匹巨大なヤマビルが這い上がってきていて
一気にテンションが激落ちしちまったもんで、場所を変えてみることに。

  
途中でため池にも立ち寄ったんですが、イチョウウキゴケ(左)やら、
鮮やかに咲きそろったレンゲソウ(右)が嬉しかったくらいで、あまりの強風に
期待していたトンボ方面はさっぱり見つけられず、早々に撤退。

  
思いついてやってきた海辺では、コデマリかなんかの茎に丸坊主にしそうな勢いの
数の蛾の幼虫を発見。模様的に

  
なんか2羽並んでなかよく餌をとっているコサギがいて印象的でした。
婚姻色も出てきてたし、これってカップルなのかな?

  
期待していたカモメ方面は、中途半端なユリカモメ(左)が一度登場しただけ。
うろうろしていると、シロチドリ(右)なんかも何度かご登場されました。

  
うれしかったのは、あんまり近づかせてもらえませんでしたが、結構色鮮やかに
なったメダイチドリが数羽いたこと。夏羽のシギチってテンションあがりますよね♪

  
頭掻きしているところ(左)なんかもついでにパチリ。
んで、相変わらず咲いていたハマエンドウ(右)を撮って、この日の〆としたのでした。

というわけで、予定外な展開でしたが、あれこれ楽しめた1日でした。
まぁ、まさか地元探索の日となるとはちっとも予想してなかったんですがネ(^_^;
あの様子だと、嵐のごとき豪雨帯がハイスピードで移動して
いったということのようですので、はなから予報等みてきっちりと理解して
前夜のうちに近畿方面まで戻っておけば、嵐の中の長距離ドライブ
なんてばかばかしい挑戦はせずに済んだんですけどね(笑
まぁ、午後からの短時間挑戦、それも完全無計画で
なおかつ嵐のような強風の中だったのに、あれこれと出会えたんだから
十分に結果オーライという感じもするような。
さすがは我が地元播磨地方、あれこれ底力あるな、ってとこでしょうか。
さてはて、どうも春から間が悪い展開が続きますが、
ここから運勢あげるべくがんばって走り回りますぞっと(^.^)♪


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