ぎりぎり小笠原旅B〜至高のお年玉〜 16/1.1
  
<2>小笠原・母島

  
移動していくと、建物の壁に大量のオガサワラトカゲが集まっている場所を発見。
なぜかこの場所だけ10匹くらい集結していました。
そういえば、今回は母島ではグリーンアノールを見なかったけど、少し減ったのかな?

  
さて、また花の咲いているあたりをうろうろしていると、なぜかまた真昼間から
コワモンゴキブリ(左)が登場されました。なにやってんのこんな時間から。
あたりのオオバマムラサキを見ていると、まだ花芽(右)もあるのに気づきます。

  
そうこうするうちに、この日もちょこまかと飛ぶ怪しい影。オガサワラシジミの登場です!
ドキドキしながら待っていると、離れた花に一度飛来(左)したあとで、
なんとオオバシマムラサキの花芽にも来訪(右)したじゃないですか!

  
しばらく追っていると、彼女は別の花芽を訪問(左)した後で、
横の葉裏で産卵ポーズ(右)も見せてくれたじゃないですか!もう大興奮(>_<)!

  
しかも、粘っていると、幸運にも何度かすぐ近くの葉上にも
静止してくれたので、アップでの撮影にも無事成功。いやはやありがたや。

  
さらにしばらく見ていると、すぐ目の前の葉裏で産卵行動(左)を見せてくれた挙句、
葉の縁で実にいい感じのポーズ(右)までご披露いただけたのでした。
いやぁ、本当に感動しまくりで、震えましたよマジで(=^.^=)!
Tさんに聞いたところではこの時期は通常は没姿期だそうですので、そこれこれ撮れたのは
相当ラッキーなことですよね。これだけでもホンマ来た甲斐あったわぁ☆

  
さて、残り時間もギリギリになったあたりでさらにもう1箇所回ると、一面のオガサワラススキ(左)
の草原の中には、葉を齧りまくられたオオハマギキョウ(右)が点在。
全部の株がこんな感じで丸坊主でしたが、クマネズミあたりの仕業でしょうか?

  
オガサワラセセリのものじゃないか?という食跡(左)もありました。
ここらでさすがにタイムアップになったので、可愛らしい標識(右)を撮って宿へ急ぐことに。

  
各種清算を終え、出航時間まで港の周りをうろうろすると、飼育されているアオウミガメ(左)に
続いて、なんとコバンザメ(右)が入っていてビックリ。こんなの飼えるの?

  
小さな岩場に行くと、ムナグロとキョウジョシギの混群(左)にも遭遇。
かなり白っぽい感じのムナグロ(右)も混じっていたりしました。

  
キョウジョシギもかわいかったので思いっきりバシバシと撮影。
これがPowershotなんだから愛想いいですよね。島だとおおらかになるのかな?

  
海岸沿いではハスノハギリの若い実(左)も発見。
アメリカシロヒトリかな?蛾の幼虫の巣(右)もあったりします。

  
砂浜にはクサトベラ(左)やら、グンバイヒルガオ(右)が咲いていたりしましたが
最後に探そうと企んでいた磯辺の生き物はやっぱり見つからず。探すポイントが悪いのかな?

  
ハマゴウ(左)もいくつか咲いていましたし、これもまた独特な雰囲気のある
タツノツメガヤ(右)なんかもあったり、最後までささやかな発見が続きます。

  
そうこうするうちに時間ギリギリになったので、ははじま丸の全景(左)を1枚パチリと
撮ってから船上の人に。なんかお見送りのクジラノボリ?(右)が可愛かったぞ♪

  
やがて、船は悠々と港を離れていった(左)のでした。む〜、またくるぞ〜!
さて、その後は海鳥探し、と思ったら結構海が荒れたのでそれどころではなかったんですが(笑)、
船室に入ると一発で酔うということが判明したので、最後まで甲板で波飛沫を眺めていると
父島のすぐ近くに来た頃には、かなり雄大な夕陽(右)も見れて少々感動したり。
んで、父島到着後、宿に向かう途中でダメ元でレンタバイク屋に立ち寄ってみたら、
幸運にもキャンセルが出たので1台空いている、ということでGET成功☆
これで全力で走り回れると狂喜しつつ、とりあえず今回お世話になった
「なぎ屋」に到着。共同部屋&キッチンありのいい雰囲気の宿でした(^.^)
(ちなみにここが予約できたのは31日の昼だったりします。いろいろギリギリ…)

  
ありがたいことに店主さんからおせち料理&雑煮のおすそ分け(左)が!
おお、これでなんか正月気分が味わえるじゃないか(>_<)!
せっかくなので食べた後で近くにある神社(右)にもお参りに入ってみました♪

  
その後は、オガサワラオオコウモリを探すぞ、ということで周遊道路をひたすらウロウロしますが、
これがまったく気配がない。かなりの距離をウロウロしまくったのに、まったく成果ゼロ(^^;
途中で天文台(左)を見たり、二見港あたりの夜景(右)を愛でたりして、
この日の挑戦はあえなく終幕と相成ったのでした。むむむ。

というわけで、あれこれ非常に濃く楽しめた1日でした。
まぁ、なんといっても、まさかの再会、しかも目の前の産卵シーン、
というあの幸運に尽きますかね。本当に本当にラッキーだったです(=^^=)
花の方も、せっかく冬に来てんだからなんとか逢いたかった
ワダンノキ・ハザクラキブシという両方を無事に制覇できましたし、
腰痛爆弾を抱えたままでも、4時間コースなところを3時間弱でこなせた
ところは少しばかり自信にもなりましたしね☆
しかし考えてみれば世間様は元旦ということでおうちでのんびり
すごされている方々が多い中、なかなかワタシらしい年明けだった気がするような。
1/1からの突撃はかれこれ6年ぶりくらいになるんじゃないかな?
でも、辛うじて「なぎ屋」の店主の計らいで正月気分も味わえましたしネ(^.^)♪
さてさて、明日は小笠原最終日。さてどんな成果が出るのか乞うご期待☆


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