怒涛のSW@〜いきなりラスボス〜 15.9/19
  
<2>信州某所 つづき

  
さて、そのまま山を下ってきたのは、ちょっと奥まったところにある山間の沢。
林の中を歩いていくと、御立派なトリカブト類があります。こいつはヤマトリカブト?

  
なんかえらく背中の色鮮やかなヒメギス(左)もいました。
笹の葉上でのんびりとしたオオセンチコガネ(右)なんかにも出逢えたりします。

  
林の中には、フトボナギナタコウジュがぱらぱらとありました。
久々の出逢いだったので嬉しかったんですが、風が強くて撮影は難航(^_^;

  
さて、河原を歩くと、次々と登場したのはハネナガフキバッタ。
予想外にかなりの数で、こいつらも河原に集まってるんだな、てのは新たな発見。

  
コニワハンミョウ(左)もいたのでバシバシ撮っていると、
ひょろりと登場したのは、期待していたヒゲナガヒナバッタ(右)じゃないですか!
実は昔撮った写真の中にこれが混じっていたのに気付いたので
その確認だったのですが、思った以上にスムーズに再会できてビックリです☆

  
さて、さらに河原を歩いていくと、出てくる出てくる、次々と
ヒゲナガヒナバッタが登場してびっくり。生息地では密度の高い種類なんですね。

  
ハネナガフキバッタ&ヒゲナガヒナバッタというツーショット(左)も撮れました。
あたりにはコニワハンミョウ(右)も少数ながらチョロチョロしてました。

  
カワラハハコ(左)も少数だけ発見。こんな場所にもあるのね。
あたりには、ここにはオツネントンボ(右)が何匹も飛んでいたりしました。

  
草むらの中を歩いていると、アカバナ(左)もぱらぱらと咲いていました。
河原でも草地の中にはヒロバネヒナバッタ(右)も混じっていてこれも少々ビックリ。

  
さらにうろうろしていると、ヒゲナガヒナバッタの♀も何匹か登場。
♂に比べると大柄でちょこっと可愛らしい感じですよね。

  
さらに♂のアップ(左)を撮影していると、ひょこりとタゴガエル(右)も御登場。
かなり満足したので、更に場所を変えてみることに。

  
移動していくと、道中の道端に実をたくさんつけたヤドリギ(左)を発見。
驚いたことに、すでに花の咲いたヤマラッキョウ(右)もありました。早いナァ。

  
マツムシソウの群落(左)もありました。これはまたお見事な感じで。
なんとも可愛らしかったのは、さきかけの花芽(右)。これはキュートじゃ♪

  
草地の中には、なんか面白げなコゴメグサ類もありました。この手は種類が
たくさんあるけど、タチコゴメグサあたりかな?これまた嬉しい成果ですね。

  
さてやってきたるは、こんな大木のケヤキ(左)が林立する某観光地。
林縁を歩くとなんか面白げなアザミ類(右)も見つかりました。

  
意外だったのは、あちこちに大群生していたツルドクダミ(左)。こんなに多かったっけ?
フタバハギ(右)もかなりいい感じに咲き乱れている場所があったりします。

  
林の中には、ヒヨドリジョウゴ(左)も少しだけ咲き残っていました。
あとはえらくごつい感じのアザミにミドリヒョウモンが集結(右)していたりとかも。

  
オナガの群れ(左)に驚いたりもしましたが、撮れたのは遠くの1羽だけ。
その後、夕方まで粘りに粘ってケヤキ林を歩き回りましたが、葉裏で睡眠状態に入った
アオツノカメムシ(右)なんかが見つかっただけで、最期の目標は未撃破に終わったのでした。

というわけで、いろいろと目を白黒させた1日でした。
まぁ、なにはともあれ、この日はまさかの「ラスボス撃破」のヒトコトに尽きます。
だってだって、あのアカハネバッタですよ(@_@)!?
一応狙って行ったんだけど、本当に見れるなんて1mmも思ってなかったし(笑
だれもいない草原の中で本気で大絶叫しましたぜ(^.^)
ちなみに、お詳しい方にすぐにご報告を差し上げたのですが、
今年は何人もが“アカハネバッタ見たい、探したい”って言ってたけど、
実際に見つけてきた人はこれが初めてじゃないのかな

などと言われて、かなり小躍りしちゃったり。
実はこの場所を見つけたのは、前回信州に遊びに来た際に、
帰りがけに、ちょうどその日放送されるWEB-TVが見たかったので、
なにげなく道端に車を停めた時に目に入ったという不思議な展開なんですよね(笑
こういう不思議な展開からのマサカの出会い、ホンマに面白いもんです。
こういうミラクルが起きちゃうから、やっぱ自然探索は止められませんよね♪
その後も続けて、ヒゲナガヒナバッタとの再会もすんなり叶えれたし、
最後の赤系カミキリは空振りだったんだけど、
全然気にならないくらい充実しまくった1日となったのでした。
さてはて、今後のSW、どういう展開になるか、乞うご期待で(^.^)♪


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