発作de南国旅@〜灼熱の鹿児島〜 15.8/1

この日は、なんとも不思議な展開の1日でした。
毎年恒例の「いないもの探し」の一環で南国旅を計画していたところに、
ちょうどタイミングよく、「たのしくいこっか」のMarkさんが鹿児島旅を予定されてて
ひでさんとなんか面白そうなことを企んでいるという情報が!
というわけで毎度ずうずうしく乱入して遊びまわるということに♪
お付き合いいただいたMarkさん&ひでさん、ありがとうございましたm(_ _)m
んでもって、気合を入れてうろうろしたものの昼間はあまりに灼熱で…
でも夜編は非常に嬉しい成果も続いて、なんともディープな1日となったのでした♪

<1>鹿児島県各所

  
途中で仮眠とりつつ、結構遅めの時間に到着して、さっそく皆さんと合流し、
マル秘ポイントに連れて行っていただくことに。道中の道のハードさに散々ドキッしつつ、
歩き始めると、キボシカミキリ(左)やら、セトウチフキバッタ(右)やらが見つかります。

  
なんかえらく厚ぼったい葉のカンアオイ類(左)もありました。サツマアオイとかかな?
かわいらしいニホントカゲの妖体(右)もみつかりました。

  
ウワバミソウ(左)の大群落があるあたりを歩いていくと、
木影の水辺にはモンキアゲハ(右)が何匹もフワフワと飛んでいたりします。

  
水たまりには、なんかの花が大量に落ちて(左)いて、なかなか見事でした。
Markさんがサツマヒメヒゲナガカミキリ(右)を見つけてくれたりも。

  
ハンミョウ(左)がぶんぶん飛んでいたので、ついでに1枚パチリ。
なんか可愛げなコオロギ類幼虫(右)もいましたが、お名前はよく分からず。

  
なんか面白げなゴミムシダマシ系?甲虫(左)もみつかりました。
なんか面白そうなフキバッタ類(右)もいましたが、分布域的にはこれもセトウチなのね。

  
倒木の上にはミヤマクワガタ♀(左)もいました。
近くの樹のうろにはこれまたイカツイ感じのスジクワガタ(右)も御登場。

  
実をつけたコクラン(左)もありましたし、こちらもほぼ実になっている
オオバノトンボソウ(右)なんかもあったりしました。

  
さらにうろうろすると、あちこちにナチシダ(左)があることを発見。ここらにもあるのね。
ボーベリアにやられたヒグラシ(右)もありました。微妙に可愛いのよね。

  
ここらで、Markさんが道端の葉上にできているコロギスの巣を発見。
せっかくだから、とつつかれたところ、出てきたのは…
…え、なにこのコロギス。こんな色のコロギス見たことないぞ(@_@)!

  
というわけで、みんなで大騒ぎしながらバシバシと撮影。
現地では「きっと新種だ」などと半分冗談で言っていたんですが…
んで、あとで顔部分の写真を撮ってなかったことに気付いてすごい後悔したんですが、
そこをばっちり撮影されていたMarkさんによれば、なんとこれはマルモンコロギス!
図鑑的な分布は奄美大島以南ですよね。本土初記録なんじゃないコレ?

  
さて、場所を移動しようとすると、道端にホシベニカミキリの死骸(左)が落ちてたり。
こちらも可愛らしいフジウツギ(右)もぱらぱらと咲いていたりします。

  
移動してきたのは、カエデのたくさんある公園。オオモノ狙いで梢を見て回りますが、
なんだかでかいザトウムシ類(左)やら、ニイニイゼミ(右)やらが見つかるくらい。
まぁ、この頃にはかなりのレベルの灼熱地獄になっていたからなぁ…

  
セスジスズメの弱齢幼虫(左)もなんとも可愛らしい感じでした。
あとはなんかチャタテムシ系の大集結(右)がとってもいい雰囲気だったりとか。

  
お次に移動してきたのは、ミスズギナ(左)の群生する水辺。
歩いていくと、すぐにモートンイトトンボ(右)なんぞが御登場。

  
うわっと思ったのは、連結産卵中のクロイトトンボを襲っているアオモンイトトンボ(左)。
前の♂が全く事態を理解していない雰囲気なのがなんともはや…
暑さに耐えかねて思いっきりおなかを上げているショウジョウトンボ(右)なんかもしました。

  
薄暗い場所を探すと、カトリヤンマ(左)がぶら下がっていたりしました。
流れの近くでは一瞬だけ、コシボソヤンマ(右)も御登場。

  
葉上には極小サイズのヒロオビジョウカイモドキ(左)もちょろちょろしてました。
お次の場所では、なんかシダの先端をまるめた巣(右)を発見。中身は蛾の幼虫みたいでしたが。

  
暑さにへばりつつウロウロしていると、ひでさんがサビアヤカミキリを
見つけてくれたのでバシバシと撮影。本土で会うのは初めてですね〜♪

  
葉影にはひっそりとクワカミキリ(左)も隠れていました。
ハラナガツチバチの仲間(右)もいましたが、ワンショットだけで飛び去って…

  
なんか可愛らしい直翅系幼虫(左)もいました。クダマキモドキ系?
これまた地味ながらスタイリッシュできれいな模様のクモ(右)もみつかります。

  
なぜか完全に真っ白になったイチゴ系の葉(左)もありました。アルビノ?
Markさんは葉上にシンジュサンの弱齢幼虫(右)を見つけて複雑な表情。
今回は卵を見つけて最初から飼育するのがテーマだったんだそうで…

  
さらにしつこくあたりをみていくと、なんか面白げなカメムシ系幼虫の群れ(左)を発見。
よくみるyと、一番上の個体はちょうど脱皮中(右)でした。お名前なんだろう?


次へ⇒

topへ⇒