ゼフ三昧旅@〜岡山にぎやか編〜 15.6/14

この日は、少しばかり不思議な動き方になりました。
週末どこ行こうかナァ、ゼフが見たいナァ、岡山でも行ってKINGに挨拶するかナァ、
などと思っていたところに、鳥方面で大変お世話になっているK氏から
「ウスイロヒョウモンモドキが見たいんですけど」と実にタイミングのいいお問い合わせ。
それなら御案内しますから、ついでにゼフでも見ませんか、という
実に調子の展開に当然ながらなるわけでして(笑)
そして意気込んでやってきた場所では、なぜかその場にいる人全員が知り合いという
不思議な幕開けからスタートし、そのまま全員で大騒ぎかました
あげくにイキオイでそのまま大移動、というなんとも不可思議すぎる展開に(^o^)
以外に蝶影は薄めでしたが、それでも予想上に成果もたっぷりで
ないよりも腹筋がツるんじゃないかというくらい大笑いできる、楽しい1日となったのでした(笑

<1>岡山県某所

  
というわけで、ド早朝からいつものポイントに到着すると、
還俗したという某King of kingが御登場され、その前後からも次々と見知ったお顔が!
 というわけで、当然のように早朝からのスペシャルトークショーに抱腹絶倒した後で
Kingを残して林の中に攻め込みましたが、これが意外に蝶影が少ない…
それでも頑張るとヒロオビミドリシジミ(左)や、ウラナミアカシジミ(右)が御登場。

  
粘ると、ヒロオビミドリシジミはそこそこの数を見ることができて、
ナラガシワ葉上の♀(左)と、♂(右)なんかも確保に成功。

  
シロヒゲナガゾウムシ?(左)もいたので、ドアップ撮影に挑戦。
その後もヒロオビミドリシジミは♀(右)を中心に何匹か出たので日が差すのを待つことに。

  
日が差してくると、♀の半開翅(左)に続いて、♂(右)も開翅をご披露。
でも、一気に気温が上がったからか、角度変えて狙う前に飛ばれちゃったりで…

  
何を思ったのか、地面に垂直な角度で開翅している♀(左)もいました。
あたりにはヒメキマダラセセリ(右)も飛び交って、これはこれでいい感じ。

  
色鮮やかなベニカミキリ(左)も登場されました。
ふわりとウラナミアカシジミ(右)も再登場されて、これはこれで嬉しくなったり。

  
さて、粘るほどに、ヒロオビミドリシジミ(左)、ウラジロミドリシジミ(右)とも
♂の開翅をがぶりつきで撮影に成功しましたが、後ろ側からだと色が出ないナァ…

  
これまた鮮やかに咲き誇っているヒレアザミ(左)なんぞ見つつウロウロすると、
実にいい位置でウラジロミドリシジミが全開(右)を披露!全面的に色が出て最高じゃん!
ちなみにこの時にKingが残された名言は現場にいた人だけの秘密ということで(笑

  
そのまま少し飛んで半開(左)してくれたあと、そのままさらに大きく開いて(右)くれたのでした。
実にいい感じ。ウラジロはあまりきれいな開翅撮れてなかったので嬉しい限り。

  
その後も更に少し高い位置に飛んで、翅裏(左)をしっかり見せていただいた後で、
さらに翅表(右)も実にミゴトに輝く角度で再度ご披露。キップがいいナァ。
ここらでKingのマシンガントークもたっぷり堪能できたし、ということで
みんなで連れ立って、さらに別ポイントに移動してみることに。

  
お次の場所で草むらを探し回ると、初手から羽化したてらしい雰囲気の
クロミドリシジミが登場されてかなり大興奮。翅開く前に飛んじゃったけどね。

  
草むらの中では、ちょうど羽化中のナミヒカゲ(左)も見つかりました。
あたりにはかわいらしいオビカレハ(右)も葉影に隠れていたりします。

  
さらにウロウロすると、ウラミスジシジミ(左)も登場してビックリ!
慌ててみんなを呼んだとたんに飛んじゃったんですが…
もう一度ということで降りたあたりを探しますが、なぜか見つかるのはルリシジミ(右)くらい。

  
うろうろすると、交尾中のオオチャバネセセリ(左)なんかにも遭遇しました。
草むらの中にはアチコチにミズイロオナガシジミ(右)も隠れていたりします。

  
その後も粘ると、ウラミスジシジミは何度か御登場されましたが、
草むらの中に潜り込んじゃって微妙な写真しか撮れず。まぁ、逢えただけ嬉しかったかな?

  
更に場所を変えると、草むらの中にナキイナゴ(左)が賑やかに鳴いていたり、
林縁にふわりとオナガアゲハ(右)が登場されたりします。

  
アザミにモンキチョウ(左)が多数飛び交っていたので思わずパチリ。
どこからともなくフワリとウスイロオナガシジミ(右)なんかも姿を見せたりします。

  
さて、この場所はカノコソウ(左)の咲く草地ということでそういう狙いなのですが、
粘ってもミドリヒョウモン(右)とかが出てくる程度。むむむ…

  
しかし、半ば諦めかけた頃に、ようやく登場。久しぶりのウスイロヒョウモンモドキです。
まだ出たてで数が少ないっぽいのと、気温が高すぎるからか
すんげぇ敏感で、撮影はかなり難儀しまくったんですけどね。

  
更に粘ってもう数枚いい感じのところをバシバシと撮って大満足☆
朝っぱらのポイントに戻って、再び漫談タイムに突入して腹筋が筋肉痛に(笑
んで、そのままのイキオイで、Kingだけ残して、残りは全員大移動という
今考えてもなんとも不思議な展開になったのでした。

ちなみにKingは「今日はこの駐車場の管理人やります。駐車料金取ったろかな」などと
のたまってましたが、10分だけ本気を出したという写真を後で拝見すると
実にミゴトな写真をばっちりGETされてました。さすがKing of Kingですな。
まぁ、なんつうか、昨年が久しぶりの再逢だったのですが、既に今年になると
Kingのトークを聞かないと、ゼフのシーズンインが実感できないという気がするのだから
やはり一流のパフォーマーは一味違いますな。

<2>但馬地方某所

  
んで、大移動してやってきたのは但馬地方。ここんとこツッコミ不許可でお願いします(笑)
歩くと、いい感じに咲いているウツボグサ(左)やら、なんかピンクの濃いノイバラ(右)やらを発見。

  
先ほどのメンバーと全員集合すると、さらにM氏やら、Y氏やらも登場されて非常に賑やかに。
んで、全員でワイワイ騒ぎながら本命の蝶を待ちますが、道端に
ヤマアジサイ(左)やら、ササユリ(右)を見ただけで、本命の蝶はこの日は
ほとんど姿を見せずに終幕となったのでした。まぁ、メチャ楽しかったからいいんですけどね☆

というわけで、なんとも不思議な展開の1日でした。
昨年と比べると数こそ少なかったものの、ゼフ7種そろい踏みで、
ヒロオビやウラジロの開翅もばっちり撮れましたし、
ご案内の本命だったウスイロヒョウモンモドキもきっちり見れましたし、
なんといってもKingのスペシャルトークが久しぶりに聞けて、
オマケに今回は豪華メンバー過ぎて完全に漫談状態だったのがすごかった。
あのスペシャルステージを聞けただけで遊びに行った甲斐は充分過ぎた感じです。マジで。
ちなみにこの日は、なぜかほとんどのメンバーがそのまま但馬に宿泊して
翌朝も遊ぶ、という方向性に急遽なりまして(笑)。
ワタシは今から宿取るのもなんなので、一度帰って翌朝また来ます、ということに
したのですが、途中の灯火ポイントで暗くなるまで少し仮眠、と思ったら
ふと目が覚めたら夜明け前、という久しぶりのパターンをかましたのでした(笑
トシ食うと睡眠不足ってスグにどかんと来ますよねぇ。たはは(^_^;


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