空っぽな南国旅A〜最西端の嵐〜 15.4/18

この日は、発作的な南国突撃旅第2日。与那国でフルに遊べる日です。
昨日のドクガ事件での痛手はあったものの、この日は天気予報もよかったので
アレコレ探しまくるぞと、気合とやる気も満点。
でも走り回ってみると、天気も思ったよりも悪くて、イマイチ成果があがらない。
なによりも、ひたすら強風が続いて探しにくい(^_^;
それでも嵐の中頑張って走り回ると、あれこれとささやかな成果は
あったものの、これぞという大物は何も出ず、
微妙に納得いかない悲しい展開になったのでした。むむむぅ。
最後に襲来したまさかまさかの衝撃のオチは後ほど・・・

<1>与那国島各地

  
まずは夜明け前の林道を歩き回りますが、睡眠中のスジグロカバマダラ(左)に
続いて、昨晩のリュウキュウアサギマダラ(右)がまだ愛を語らっててビックリ。

  
アカスジベッコウトンボ(左)もあちこちにぶら下がっていましたが、やはり林の中は
風も強くてそれ以上の成果なし。その後はまだ暗いので、何箇所か灯火めぐりをしましたが
経費節減なのか環境保護なのか、ただでさえ少ない灯りのほとんどが消えてるんです。
でも、うろうろしていると、少し有望そうな灯りを発見!
とりあえずは、大きくて目立つあたりから、シロスジヒトリモドキ(右)なんぞ。

  
驚くくらいの数がいたのは、キムネカミキリモドキ(左)。
模様の面白い、ヒラヤマメナガゾウムシ(右)なんかも見つかったりしました。

  
少々ぼろかったですが、クロスジヒトリ(左)やらハイイロヒトリ(右)もいたり、
過去に見つけた灯火ポイントの中では一番有望なポイントだな、これは。

  
愛を語らっているキムネカミキリモドキ(左)なんかもいました。
サビキコリ系のコメツキムシ(右)もいましたが、これも与那国特産種だったりする?

  
あとは、地味系の小さな蛾もいました。どちらもお名前が良く分からなかったんですが、
モンヤガの辺り?(左)と、コヤガの類?(右)なのかな?

  
クビアカモリヒラタゴミムシ?(左)もちょろちょろと御登場されました。
壁を良く見ると、小さな小さなタイワンチビカミキリ(右)も発見。

  
サキシマヒメカミキリ(左)は愛を語らっていましたが、ライトがジャマで上手く撮れず。
うろうろしていると、近くの葉上にも1匹(右)鎮座されていました。

  
おもしろげなカメムシ類(左)もいましたが止まってる鉄板が反射しちまって…
こちらも実に撮りにくい位置でしたが、ヒメホシキコケガ(右)もいました。

  
あとはこれまたお名前の分からないコガネムシ類(左)なんぞみたあとは、
林道沿いを車で走ってみたけどなんも成果なし。まだ風がすごくきつかったしね。
夜が明け始めたので田園地帯をうろつくと、大量の実を落としたイヌホオズキ類(右)を発見。
これだけ実がたっぷり付いてるのもすごいし、これだけ地面に蒔かれてるのもまたすごい。

  
海岸近くを歩き回ると、シマキケマン(左)を発見。
イリオモテアザミ(右)もアチコチにいい雰囲気に咲いています。

  
のんびりと闊歩しているヨナグニウマ(左)を見るとやっぱり和みますね♪
あたりをうろうろすると、岩場にはハママンネングサ(右)もいい感じに咲いていました。

  
白花のヤエヤマスズコウジュ(左)も数株だけ発見。これは面白い雰囲気。
あたりにはヤマトシジミ(右)も多数飛んでました。ハマヤマトはいなかったけど。

  
さて、集落の辺りをウロウロすると、チュウサギ(左)なんかがのんびりしてたり。
ふと気付くと、電線の上にギンムクドリ(右)がいたりします。

  
あたりにはカラムクドリ(左)もいましたし、コムクドリ(右)も数羽いたけど、
「曇天逆光空抜け」だったもので、どうにもこうにも撮れやせん(^^;

  
うろうろすると、えらく白っぽいムナグロを発見。一瞬アメリカ?とか思ったけど
体型とかから見ると普通のムナグロっぽいですね。なんでこんな色白なんだろ?

  
うろうろすると、これもまた遠かったんですが、夏羽のアカガシラサギ発見。
ちょっと嬉しかったんですが、これが嬉しいくらいの内容って、与那国としてはどうよ?

  
さて、更に場所を変えると、イシガケチョウの幼虫(左)がたくさんいる場所を発見。
葉の上に2匹並んでいる(右)なんてシーンも発見。
「せっかく角があるんだから牛みたく角突き合わせてバトルしたら面白いのに」って
独り言を残して他のものを探しに行ったのですがこれが不思議な複線に。

  
マイマイの類(左)も多数闊歩していました。まぁそんな天気だったってコトだけど。
あたりにはナナフシ類の幼虫(右)もいたけど、なんて種類なんだろう?

  
林の中にはなんか不思議な花(左)もありました。つる性の樹っぽいけどなにかな?
などと悩みつつ戻ると、先ほどのイシガケチョウ幼虫が本当に角をつき合わせて(右)
いらっしゃっていたので大笑い。リクエストに応えていただいたのかいな?

  
オオイワガネ(左)もたくさんの花をつけていたりしました。
それをみていると、ふわりとアオナガイトトンボ(右)が御登場いただいて感激☆

  
あたりにはノアサガオ?(左)も咲いていました。イマイチ正確な種類が良く分からん。
あとは久しぶりのネッタイアカセセリ(右)なんかも出てきてくれたんですけどね。


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