久しぶりの川辺で〜濃いオマケ付き〜 15.1/10
  
<2>静岡〜神奈川各所

  
さて、美味しいトン汁でほっこりしたあとはそのままレンタカーを借りて一路伊豆半島へ…
実はこの場で怪しいフユシャク会合があると聞いたのでワクワクしての来訪なのです☆
なんと、「相模の国の自然スケッチ」の一寸野虫さん、「Faunas & Floras」の真神ゆさん、
蛾色灯。」の川北さん、「ある蛾屋の記録」の蛾LOVEさんという濃密メンツ!
このメンツの真冬の真夜中の怪しい宴、参加するしかないでしょう(笑
遅れて到着すると、さっそくメインのシュゼンジフユシャクを見せていただいて小躍り♪

  
灯りのついたトイレの中には、なんかおもしろげなハエ類(左)やら、
えらく巨大なトビムシ類(右)やらもいたのでみんなであれこれとバシバシ撮影。
しかし、大の男が5人、大騒ぎしつつトイレの床や壁に向かってカメラを向けながら
なんかちっちゃいものをバシバシ撮影しているって、すげぇ異光景ですよね(^▽^;

  
探索範囲を広げると、ウスモンフユシャク(左)やらチャバネフユシャク(右)
といったあたりも見つかりましたが、シュゼンジフユシャクの多いというあたりは
この日は妙に風が強くなってて、野外での撮影はこの日は達成ならず。

  
林の中をうろうろすると、ウスバフユシャク(左)がいたり、
羽化直後な雰囲気のナミスジフユナミシャク(右)が見つかったりします。

  
愛を語らってる最中のナミスジフユナミシャク(左)も見つけていただきました。
でもそれ以上の成果もなく、なぜかヨコヅナサシガメ(右)が見つかった程度。

  
樹皮下から蛾LOVEさんがみつけたのはこちらのトゲヤドリカニムシ(?)。
よく似た種類もいるそうですが、極小サイズながらなんとも可愛らしくていい雰囲気☆

  
さて、ここで川北さんとはお別れして、別の場所まで大移動すると、
ここでもクロテンフユシャク(左)に続いて、イチモジフユナミシャク(右)を発見。

  
ナミスジフユナミシャク(左)やら、ウスバフユエダシャク(右)もいたりと
ここはここでなかなか濃密な雰囲気でした。

  
さらに探索範囲を広げると、シロオビフユシャク(左)やら、
シモフリトゲエダシャク(右)やらもご登場。おお、これでこの日はフユシャク8種か。

  
ミドリアキナミシャク(左)もいました。こんな時期までいるモンなんだ。
近くにはウスバフユシャク(右)もいたり、なかなか賑やか。

  
ウスモンフユシャク(左)もいたのでついでにと撮っていると、近くになんか
面白げなクモ類(右)発見。こんな場所で越冬中なのか?

  
イチモジフユナミシャク(左)なんぞ見ていると、近くにのこのこと歩き回る
ナミスジフユナミシャクの♀(右)を発見。やっぱ可愛いねぇ。

  
あたりには極小サイズのナミスジフユナミシャク♀(左)もいました。さっきの半分くらいのサイズ。
ナミスジフユナミシャクは羽化直後の♂(右)もいたし、この壁が出会いの場なんですね。

  
さて、林の中をうろうろしようとすると、いきなり越冬中のウラギンシジミが登場。
真っ白な羽は、懐中電灯の明かりに浮かび上がってスゲェ分かりやすいンですな。

  
うろうろすると、ナミスジフユナミシャクの交尾(左)も発見。多いナァ。
羽化不全で羽のおかしくなったウスバフユシャク(右)も見つかります。

  
交尾中のウスバフユシャク(左)もみつけていただきました。♀が顔出してるの分かります?
シモフリトゲエダシャク(右)も樹皮上でじっとしている個体が見つかったり、
やはりプロはいろいろと目が鋭いナァとあらためて実感してみたり。

  
葉上でちょこんとしているナミスジフユナミシャク♂(左)も発見。
ナミスジフユナミシャク♀(右)も真横度アップで可愛い模様を写してみたり、と
最後までイロイロと楽しんで、お先に失礼したのは既にAM3時だったのでした(笑

〜おまけ〜

  
おまけはその数日前の自宅で見つけた謎のウスバフユシャク交尾態を。
こいつは何が面白いって、自宅に帰って台所にいたら、首筋がムズムズしたので
払ったら落ちてきたという不可思議な登場の仕方だったんですよ。
ワタクシ実は通勤時間3分の恵まれた環境の中、寒くて全速力で自転車を
すっ飛ばして帰ったのに、どこでよじ登られたのだかは、いまだにさっぱり解けない謎(笑

というわけで、かなり濃密な1日でした。
久しぶりの鶴見川源流部は、けっこう風景の変わっているところもあったし、
途中の川沿いもいろいろ変化はあったけど、それでも
懐かしい光景の中、いろんな生きものとの出会いもあって、
懐かしい方々にもご挨拶ができたり、のんびり楽しく充実した時間でした☆
実はちょいと靴擦れ起こして、かばいながら歩いてたら
左足をかなり痛めてしまったのが泣きドコロだったりもしますが(笑
そして、その後のフユシャク会合は実にマニアックで濃くて面白かった♪
深夜の公園、次々と沸いてくるカップルや、ハイテンションな若者グループやらを
尻目に、懐中電灯で木の幹やトイレの壁を照らしながら騒いでるおっさん数名、
なんとも異光景な感じがたまらん面白さでしたねぇ。
ついついハイテンションのままAM3時まで遊びまくってしまったし。
んで、とりあえず本日の結論。
『24km歩いた後で深夜まで遊び倒すとさすがに疲れる』。
そろそろムリの効かないトシになってきたのでムチャは控えましょう(^▽^;


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