真裏目のオチ〜吹雪に泣く日〜 14.12/13
  
<2>徳島県某所 つづき

  
さて、周辺のコハクチョウの群れ(左)を見ていると、泥が器用について
まるでアメリカコハクチョウみたいになっている個体(右)がいて笑っちゃったり。

  
もっとマスクのごとく泥がついてる個体(左)もいました。ナキハクチョウ風?
その後もしばらくウロウロしましたが、再びすごい吹雪になって、
吹雪の中を飛ぶマガンの群れ(右)という、どこの東北地方だ、とツッコミたくなるような
写真まで撮れたので、諦めてお次の場所まで移動してみることに。

  
次の場所では、少し離れた場所にミコアイサ♀(左)がいたり、
中途半端な羽衣で面白い雰囲気のオナガガモ(右)がいたりしましたが、
期待していた某珍鳥は直前の情報どおり、やっぱり抜けているということを再確認(ToT)

  
なぜかカンムリカイツブリの群れの中で羽ばたくミコアイサ(左)を撮ってると、
そこそこ近い距離にトモエガモ(右)がいたりしましたが、角度が悪くてロクに撮れん…

  
一瞬だけ日が差すと、勝ち誇ったように翅を広げているカワウ(左)がなかなかユニーク。
あとは、ハジロカイツブリ(右)なんかもチョロチョロとしていたりします。

  
ミコアイサ(左)はなぜか♀ばかり。しかも後姿ばかりで残念。
あとはえらく大量の実をつけたトベラ(右)がなかなかオミゴトだったくらい。

  
しょうがないのでさらに場所を変えると、コハクチョウの大群に遭遇。
思っていたよりもかなりスケールが大きかったので少々ビックリしたり(笑

  
ビックリしたのは、一度だけ上空を横切ったマガン(左)。なにしてたの?
んで、見ているうちに飛び立とうとする個体(右)がいたので連写してみるも
ちょいと薄暗かったこともあっていい感じのシーンは撮れず。

  
小さな水路沿いでは水を飲みに集まったコハクチョウ(左)が大騒ぎしてました。
バサバサッと降りてきた個体(右)なんかを狙いますが、ガードレールがあると美しくナイナァ。

  
この場所はねぐらだったようで、その後も周囲を旋回してから群れに加わる個体が
次々登場するので、バシバシ撮りますが、腕不足でイマイチいい感じには撮れず。

  
なにを思ったのかバッサバッさと翅を広げて雄たけび上げる個体も
いたので、そのたびにバシバシと撮影。青年の主張、って感じで面白いね。

  
幼鳥(左)もなんかグワグワと自己主張されていました。
あとは、収穫残りの豆?のを食ってる様子(右)がなかなか面白かったりとか。

  
その後も飛んでいる群れなんかをしばらく撮った後で早々に引き上げたのですが、
米子道がまだチェーン規制中だったので、メンドウだからいっそ大回りに移動したらイイじゃん
と安易に考えたら途中ですげぇ吹雪になってきて、道路が一面真っ白に…
しょうがないのでベソかきながら30km/hくらいでしばらく走った後で、諦めてチェーンを出し
装着して走ったらすぐに雪がなくなって、再びガタゴト鳴らしながら走って吐き、
そのままダウンして朝まで爆睡する、そんな見事なオチでしたとさ(笑

〜おまけ〜

  
おまけは翌日の所用までの短時間で、ちょいとたちよった阪神間の海岸から。
なにげなく石をひっくり返すと、なんか妙に巨大なワラジムシが出てきてびっくり。
オカダンゴムシくらいのサイズがありましたが、こいつらなにものなんだろう?

  
なんかおもしろいげなカメムシ類(左)も一緒に冬越し中でしたし、
チャコウラナメクジ(右)もゴロゴロしていました。

  
なんかおもしろいげな雰囲気のハサミム類(左)も発見。お名前ナァニ?
んで、一番の成果は、死骸だったけどタイワンエンマコオロギ(右)が見つかったこと。
来年はいい時期に再訪して生きてる個体を見つけなきゃですね☆

というわけで、なんとも中途半端な展開の1日でした。
まぁ、大雪という予報のところに行ったら大雪だった、というそんだけのことですが(笑
それでもまぁ、あれこれ遊べたのだから御の字というトコでしょうか。
期待していた某珍鳥は直前で抜けちゃってたけど、オオハヤブサとか逢えましたしね。
しかし、 予想外のチェーン規制から始まって、帰路のシロウト考えの迂回から
大雪ドつぼの展開というのも我ながら大笑いでした。
時々ムチャやるんだから、冬になったらスタッドレスに切り替えるのが楽だな、とは
分かっていたものの、私の住んでいるエリアだとほとんど必要がないので
ついついそのままに放置しちゃってましたが、
少し前の秋田旅でスタッドレスの有用性が非常に良く分かったし、
今回はチェーンつけたままで長時間走ることの問題性もよく分かったので
来シーズンくらいにはまじめに検討しなきゃいけないかもですね(笑


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