所用の合間に〜あわせ技挑戦〜 14.9/15&16

この2日間はすごく中途半端かつ不思議な挑戦をしてきました。
3連休最終日の最後にちょこっとだけ抜け出して某珍鳥を見に行ったものの
天気があまりに悪くて半端な成果になったのですが
ちょうど翌日も所用で休みをもらっていたので(ムダな4連休ですな)、
所用までの短時間で再特攻というバカげた展開。
効率の悪い動き方ながら、夜の部も含めるとそこそこ楽しい成果があり
隙間時間でムリヤリ挑戦しただけの甲斐はあったという
そんな不思議な展開の2日間となったのでした。(^_^)

<1>9/15 阪神間各所

  
というわけで、夕方近くになって到着したるは某埋立地。
うろうろすると、さっそく少し遠かったですが、狙いの珍鳥がいるじゃないですか!
憧れのヒメウズラシギです。感激しましたが、遠い&すごい曇天で暗い!

  
これまた爆裂に遠かったですが、サギ類の群れの中にクロツラヘラサギ(左)も
混じっていました。ダイゼン(右)は比較的近かったんですけどねぇ。

  
あとはオオソリハシシギ(左)やら、ハマシギの群れ(右)やらを
見ているうちにあっけなく日が傾いてこの日の挑戦は終了。むむ、なんとも中途半端…

  
悔しいので明日もムリヤリ再挑戦する方向に時間を調整してから、なにげなく周辺を散策
すると、地味なクモ類(左)に混じって、あっけなくセアカゴケグモ(右)が見つかってビックリ!
前回訪れた海辺に程近いエリアだったのでもしかしてと思っていたんですが、本当に居たのね。

  
というわけで、大喜びで数枚アップで撮影してみたり。逢えるときは続くものね。
これでかなりテンションもUPしたので、そのまま更なる特攻へGO!

  
ということでやってきたのは、とある河川沿いの竹林。
うろうろすると、チョウセンカマキリ(左)やら、セスジツユムシ(右)やらが見つかります。

  
しかしそれ以外にまったく成果が出ず、こりゃだめかなぁと諦めかけましたが、
1時間くらいしつこく探し回っていると不意に登場。憧れのフタツトゲササキリです!
こいつは現在生息地を北上拡大中で、かつての地元である神奈川県藤沢市でも
いくつか記録が出たと聞いていたんですが、関西在住のクセに見たことがなかったので
なんとか見たかったんですよね。大願成就、突撃してきてよかった♪

  
さらにうろうろすると、お次は♀もご登場。連続技で嬉しくなるねぇ。
もうちょっと撮りやすいあたりに、と思ったらすぐに逃げられちゃったんだけど…

  
さらにもう1個体♂を見つけたのでドアップで撮影。なかなか面白い風情じゃな。
ついでに期待していたもう1種の珍品にはあえなかったけど、これだけ見れたら満足かな。

  
意外なくらいアチコチで睡眠中のヤマトシジミ(左)にも遭遇。
なんか面白げな蛾(右)も居たりしましたが、ここらで大満足して仮眠を取ることに。

<2>9/16 阪神間各所

  
さて、翌朝はまだ日が差す前に前日と同じ干潟に突撃すると、
えらく近くで堂々としているソリハシシギ(左)やら、ムナグロ(右)やらを発見。

  
んで、昨日よりはかなり近い位置にヒメウズラシギ君がご登場。ちょっと感激しましたが
さすがにまだ薄暗くてこんな感じのショットが撮れただけ。昨日よりはマシかな?

  
あたりにはトウネン(左)もじっとしてましたし、オオメダイチドリ(右)も複数。
案外といろんな種類がいるもので、かなり嬉しくなったり。

  
走行するうちに日が差し始めると同時に、ヒメウスラシギが比較的近くを
ウロウロし始めます。動き回るのでジデスコでは難儀でしたがなんとか撮影成功♪

  
こちらに向かって羽ばたいて(左)もくれたんですが、デジスコじゃぶれちゃうのよね。
その後も比較的近場をしばらくウロウロ(右)してくれました。

  
のんびりしているオオメダイチドリ(左)なんぞみていると、その後ろから
バサッとミユビシギ(右)が飛ぶ瞬間が撮れたりとか。やっぱ機材的に厳しいなぁ。

  
さて、肝心のヒメウズラシギはというと、比較的近くをずっとウロチョロ。
愛想はいいんですが、同じ絵面ばかりなのでちょいと飽きたりとかも(笑

  
すると、何を思ったのかヒメウスラシギ君はかなり近距離まで近づいてくれましたが、
この頃には完全ノンストップ。まぁ走る走る。全然止まらないので
デジスコだと撮りようがない状態で…なんとかこんなのが撮れた程度。

  
えらく白っぽいムナグロ(左)もいました。普通のムナグロっぽいけど。
可愛らしいコチドリの幼鳥(右)もちょこまかとご登場。

  
せっせと羽繕いしているミユビシギ(左)何ぞ見ていると、近くにヨーロッパトウネン(右)も
登場されて大興奮。しばらくすると何が起きたんだが全てのシギチが
バサッと飛んでどこかに消えたんですが、これだけ見れりゃ大満足やね。

  
さて、そういえば昨日のセアカゴケグモはどうなったのかな、ということで
のぞいてみると、なんと同じ場所でまた見つかって逆にビックリ。
そっと草の上に移動してもらって撮影しましたが…同一個体なのかなぁ?

  
さて、まだ若干時間があったので別の公園へ足を伸ばしてみます。
水辺にはタイワンウチワヤンマ(左)が飛び交っていましたし、よく見ると少し離れた場所で
アオスジアゲハ(右)が吸水していたのでデジスコで撮って遊んでみたり。

  
花壇にはそういえば久しぶりに撮るオオスカシバがブンブン飛び回ってました。
ちょっと日陰だったこともあって翅はほとんど写ってませんねぇ…

  
んで、肝心の鳥はというと、キビタキの♀(左)がいた程度。
気になったのは、ちょいと違和感のあるオンブバッタ類(右)。頭の部分が短めに
見えるんだけど、これがヒメオンブバッタなんだろうか?分かんないんだけどね。

  
妙にゴチャッと大量のクマゼミの羽化殻が集中している場所があったのでびっくらこいたり
もしましたが、ここらであっけなくタイムアップ。仕方なく所用方面へ急いだのでした。

というわけで、なんか不思議なあわせ技の展開でした。
まぁ前日にばっちり撮れてれば無理して再挑戦する必要もなかったのですが
ヒメウズラシギなんて次いつ逢えるか分からないですしね〜♪
おかげであれこれオマケ付で楽しめちゃいましたし、
夜編でも憧れのフタツトゲササキリにばっちり出逢えたし大満足♪
前回の話にも絡みますが、やはり短時間でも
ちょこちょこと挑戦を続けることってやっぱり大事ですよね。
そういえば、薄々わかっている方も多いと思いますが、ここのところ
またぞろ直翅類方面に傾倒してきております。案外未撮影種多いんですよねぇ…
今年こそは近場のメジャーな種類は全制覇すべく、残り期間もがんばるぞっと♪


次へ⇒

topへ⇒