道北35Hトライアル@〜雲間の大雪〜 14.6/28
  
<2>大雪山周辺 つづき

  
うろうろすると、ど派手なダイセツヒトリも登場。これも案外愛想悪かったけど。
ここらから憧れのウスバキチョウも飛び始めますが、これが叫びたくなるくらい愛想なし。
チョロチョロッと飛んで、どこにもとまらず目の前を横切って、そのままどこかへ飛び去るんです。
こんなヤツら、いったいどうやって撮ったらいいというんだろう(^^;

  
湿地を見ると面白げなスゲ類(左)もありました。これも多分珍品なんだろうなぁ。
クロマメノキ(右)もパラパラと可愛い花をつけています。

  
少し離れてましたが、にぎやかにさえずるノゴマ(左)にも遭遇。
コマクサ(右)は実にいい感じの大群落があって、ここをウスバキチョウが舞えば
すごく絵になったんだろうなぁと思うんですが、時々バサッと分厚い雲もかかるし…

  
先ほどと同じ高山蛾(左)は、結構あちこちで飛んでました。なにもんだろ。
コケモモ(右)も可愛い花をつけているのを発見。よく見ると奥に実も写ってましたね。
#左はダイセツドクガだったようです。

  
道端のコマクサ(左)を眺めながらうろうろしていると、飛び回っていたウスバキチョウが
ストンと落ちるのが見えました。息せき切って走っていくと、そこには
かなり強引に求愛中のウスバキチョウ(右)が!
これは千載一遇のチャンス!と思いましたが、数秒後にどちらも
勢いよく飛びたってそのままはるか遠方に。おい、ホンマに愛想ないナ。

  
しつこくうろうろしていると、つぼみをつけたエゾツツジ(左)を発見。
その中にはなんか可愛い枯れ穂(右)がありましたが、こいつはなにものだろう?

  
などと思っていると、イキナリ目の前にポトンとアサヒヒョウモンが!
思わず力一杯「出た!」と叫んでしまい、通りがかりのおばちゃんに大笑いされましたが、
カメラを向けた瞬間飛んでしまい、遠目からの数ショットだけで再び飛んで消えやがって…
まぁ、これで一応大雪山の3点セットは見れたわけですが、なんか不完全燃焼だなぁ(^^;

  
諦めきれずに周辺をうろうろしていると、ギンザンマシコ(左)が再登場。
イワブクロ(右)もあちこちにありましたが、どれもこれもまだ花芽で残念。

  
ちょいと不思議だったのは、あちこちのハイマツに不思議な綿毛(左)が
ついていたこと。アブラムシとかの分泌物なのかな?
あたりには実に面白い感じの地衣類(右)もありました。カリブー・モスみたい。

  
道端のイワウメをよく見ると、ピンク色をおびた花(左)もありました。
そうこうするうちに、しばらく晴れ間が続いたかと思うと、ウスバキチョウ(右)が
飛び出し始めましたが、止まるのは常に遠く。そして地面にべったりなのでまるで見えない…

  
そうこうするうちに、比較的近くにウスバキチョウが止まったので
必死でバシバシと撮りますが、これが全然落ち着かずにうろうろ歩く、スグに飛ぶ。
まぁ、黄色&赤の鮮やかなあたりが撮れたんでそれで十分かな?

  
近くを飛びまくるので連写したら1枚だけ飛翔写真(左)が撮れてました。
あとは、遠くでコマクサとの2ショット(右)も取れましたがこの角度じゃなぁ…

  
汗だくになってふと振り返ると、ギンザンマシコ(左)がバカにしたように
こちらをチラ見していました。うん、どこからみてもバカだわなぁ。
道端にはミヤマクロスゲ?(右)なんかも発見。

  
その後も走りまくりますが、遠くに下りた個体(左)やら、コマクサの脇にもぐりこんだ個体(右)
やらが撮れたくらいで、そうこうするうちにかなり雲も厚くなってきたので
さすがにしんどくなってギブアップすることに。だってこれ以上どうにもならなそうなんだもん。

  
諦めて帰り始めると、1花だけ咲きはじめているイワブクロ(左)を発見。
ビックリしたのはこんな高山なのに鹿の足跡(右)があったこと。ここまで登ってくるんだ。

  
うろうろすると、大満開のウラジロナナカマドを発見。なかなか見ごたえのある

  
その後、再びキバナシャクナゲ(左)なんかを撮ったりしたあとで、
再び大雪渓(右)に。これが雪が溶けてきているもので登った時よりも怖い!
ズルッとすべると奈落の下、という感じなので、冷や汗かきながら歩くことに…

  
さらに降りていくと、道端にコミヤマカタバミ(左)を発見。
ゴゼンタチバナは花が緑色の群落(右)がありましたが、これって咲き始め?

  
さらに歩いていくと、ウスバスミレも数株発見。行きにはボロボロの株しか
気づかなかったけど、見渡す余裕がなかったってことかしら。

  
ミツバオウレン(左)もパラパラと咲いていましたし、ホソバイワベンケイ(右)も発見。
でも、期待していたナキウサギは最後まで登場されず。時期違いなのかな?

  
山麓まで降りてくると、ヤシャブシ?という感じの樹(左)があったり、ウコンウツギ(右)が
咲いていたりしました。その後、再び延々と未舗装道を走って本日の宿方面へ戻ることに。

  
ついでに途中で面白そうな林道に立ち寄ると、いい雰囲気のセリ系の花(左)が
あったり、花は終わりかけでしたがズダヤクシュ(右)があったりします。

  
歩いていくと、オククルマムグラ(左)がパラパラと咲いていました。
ヤマオマダキ(右)も群生していましたが、木漏れ日がじゃまでまともには撮れず。


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