無計画GWB〜満載の帰還日〜 14.5/4
  
<3>与那国島各所 つづき

  
さて、さらにしつこく歩いていると、頭上をハヤブサ(左)が横切ったりとか。
林の中では、センダイムシクイ(右)が足元をチョロチョロ動いています。

  
岩の上では、コルリ♀がちょこまかと可愛らしいポーズ取っていました。
「シマゴマ出てますよ」という声に、思いっきりぬか喜びしたのはちょっとヒミツ(笑

  
そろそろ時間もなくなったので、ショートカットで薄暗い道を歩くと、目の前をチョロチョロと
コルリ♂がご登場。実は初日から何度も逢っていながら素早くて撮れなかったのですが
薄暗くて尻尾のあたりが消えちゃってるものの、なんとか証拠写真をGET

  
ふわりとトラツグミ(左)が登場したりもしましたが、数ショット撮ったら消えちゃったり。
あたりでは、アオジ(右)が高らかに愛の唄を歌い上げています。

  
宿の人にお礼を言って荷物を引っ張り出してくると、草地ではやっぱり
のんびりとキマユホオジロがお食事中なので最後に数枚パチリ。

  
すぐ側では、なぜか広場の草の上にキビタキ(左)が休んでいたりしました。
最後にちょこっと公園をのぞくと、そこにはシベリアアオジ♀(右)がちょこんと佇んでたり。

  
んで、ふわりと登場したのは、シベリアアオジの♂。
最初は後ろ向きに柵に止まったので、強風で羽があおられてイヤンな雰囲気(左)になってて、
ちょっと萌え死ぬかと思うほど可愛かったり。K氏の「マリリン」という表現が実に正しい♪
 んで、すぐにひょいと正面に向き直って(右)、そのままぽーず取ってくれたり。

  
その後、しばらくのんびり羽繕い(左)をしたあとで、ひょいと横を向いて、
なんとも見事な図鑑ポーズに(右)。最後の〆としてはなかなかですなぁ。

  
ふと気づくと、足元にコホオアカ(左)がじっとしてたのでPowershotで最後の記念ショットを
取ってから、大慌てでフェリー(右)へ。けっこう時間的にぎりぎりだったし。
面白かったのは、翌日も気圧配置的には欠航する可能性が極めて高いとのことで、
この日やってきた鳥屋さんの多くはそのまま日帰りUターンだったので
デッキの上は海鳥を見ようという人で超満員。こりゃ面白い。

  
んで、船が出るとしばらくのんびりとウミネコ(左)がついてきたのが面白い感じ。
そうこうするうちにあたりにオオミズナギドリ(右)が飛び始めます。

  
何度もオオミズナギドリ(左)が飛ぶので狙いますが、揺れる船の上で撮影は超難儀。
カンムリウミスズメ(右)も登場したんですが、あわてたら画面の端っこになっちまって…

  
おもしろかったのは、途中でかなりの数のオオミズナギドリの群れに遭遇したんです。
なんともいえぬ魅惑的な景色でしたが、カメラで切り取るとその風情は伝わりませんね。

  
あとはウミネコ(左)が何度か横切ったり、オオハム(右)がいたりとか。
ウトウも何度か登場しましたが、やっぱり今回もまともに撮影はできず。むむむ。

  
さて、本土に帰着した後に向かったのは、前から目をつけていた湿地。
歩くと、面白げなタネツケバナ類(左)や、ミヤマキケマン(右)やらが目に付きます。

  
サワオグルマはまだ咲きかけの雰囲気でしたが、あちこちで群生していて
なかなかお見事でした。もう少ししたら黄色い絨毯になりそうだなぁ。

  
ついでにちょこっと網を入れてみると、オオコオイムシ(左)やら、ガムシ(右)やらが
捕まりましたが、ここらで連日の頑張りに起因するものなのか、エネルギー残値が
危うくなってきたのでとりあえずしばらく仮眠をすることに。

  
んで、とっぷり日も沈んだ湿地を歩くと、驚いたのは、まだ孵化していない
アカガエル類の卵(左)があったこと。もう5月だよ?
あたりでは、アマガエル(右)がにぎやかに鳴き交わしています。

  
某珍品昆虫の幼虫が浮いてないかとしばらく探し回ってみましたが、
いたのはイモリ(左)と、シュレーゲルアオガエル(右)程度。

というわけで、なかなか楽しい展開の1日でした。
これぞ某離島、というような超オオモノは出ませんでしたが、
ずっとひたすら縁のなかったマミジロ♂とベニヒワが撮れたし
一人でのんびり海浜植物を楽しんだりもできたし、
撤収直前の「マリリン」なシベリアアオジという素敵なオチも満点だったしね♪
あと、無事に船が出たというのも重要ですよね。
聞いた話だと翌日と翌々日は出なかったそうですから、
ヘタしたら島流しっぱなしのままGWが明けて、職場に泣きの電話を
入れていた可能性もないわけではなかったし(笑
ちなみに、本来の予定ではこのまま信州方面に転戦だったのですが、
翌日の予報はかなりの勢いの豪雨とのコト(^^;
信州は虫狙いなのでこれで転戦してもしょうがないなぁ、と思っているうちに、
島でウワサを聞いた某探鳥ポイントをのぞいてみるなんてものこれまた一驚だよな?
と不意に思い立ったので、そのまま近くまで移動して寝ることにしたのでした。
ま、そもそも島で全力で遊びすぎてたので、おそらく大移動する体力なかったけどネ(笑


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