不思議な追加日〜蛾三昧な日〜 13.6/30
  
<2>但馬地方各所 続き

  
調子に乗ってさらにウロウロすると、再びシロスジキノコヨトウ(左)がご登場。
こちらも意外によく見かける、ホソバシャチホコ(右)も壁に隠れていました。

  
アオシャク系では、これも色鮮やかなヒメツバメアオシャク(左)に続いて、
大柄なカギバアオシャク(右)もご登場。こいつ堂々としていてカッコイイですよね。


  
これもよくみるとすごく色鮮やかなベニヒメシャク(左)もご登場。
こちらもこの時期結構お約束な、アカスジシロコケガ(右)はあちこちに止まっていました。

  
ビックリしたのは、建物の隙間からこちらを眺めていたコロギス幼虫(左)。
これ、下からあおって撮ったんじゃないです。真横からでこの角度。
しばらくすると表に出てきて、蛾を襲い始め(右)ましたが…最初のポーズはなんだったん?

  
こちらもちょいと興奮したのはミドリリンガ。他のリンガ類に比べるとデカイ!
そして羽化してからあまりたってない個体なのか、めちゃくちゃキレイなんです♪

  
ここで軽く一休みして、時間をあけて再挑戦すると、モモスズメ(左)がご登場。
こちらもよく見ると凝った模様のキオビゴマダラエダシャク(右)も見つかります。

  
タケカレハ(左)もぺたりと隠れていましたし、シャクガの中ではかなり
大柄な種類のシロスジオオエダシャク(右)もふわりとご登場。 

  
草むらのススキの葉先にホシホウジャク(左)が隠れていたりもしました。
ここにも小枝モドキ(右)が落ちてましたが、これも普通のツマキシャチホコかな?

  
場所を変えると、ここでもキンボシシマメイガ(左)がご登場。
窓ガラスで交尾しているクビワウスグロホソバ(右)なんてものも見つかります。

  
その後、これまた面白い模様のギンシャチホコ(左)や、かなりくたびれた感じの
オオミズアオ(右)を見たあたりでさすがにギブアップして再度仮眠をとることに。

  
翌朝、早朝から久しぶりのポイントを叩くと、すぐさまカラスシジミが多数登場。
ボロッボロな個体(左)もいましたが、比較的新鮮な個体(右)も多数でした。

  
さらに場所を変えて、アイノミドリのポイントに行きますが、ここでも採集の方が
きっちり粘られていて、ちょいとばかり期待薄なご様子に。しょうがないので場所を
変えると、草むらでのんびりしているウラギンヒョウモン(左)に遭遇。んで、
驚いたことに、長時間卍を切っているジョウザンミドリシジミ(右)がいるじゃないですか!

  
粘っていると、卍の解けた個体がふわふわと近くに飛んできて、目の前で
ぱかんと開翅をご披露。いやぁ、こりゃまたなんともいえずおみごとだなぁ。

  
その後も、かなり長時間の卍飛翔が見れるので、私のへっぽこデジカメでも撮れないかと
散々粘ってみましたが、こんなのが撮れたくらい。手動MFがないとやっぱきついネ。

  
その後も、ジョウザンミドリシジミはぱらぱらと飛んでは下草に降りてくれるので
大興奮しながらバシバシと撮影。こいつは予想外のオマケだぜ♪

  
もちろん開翅(左)も何度もご披露いただけました。気温が高くなってたので短時間でしたけど。
あたりでは多数のウラギンヒョウモン(右)がせっせと吸蜜していました。

  
しばらく粘ると、愛想良く開翅してくれる個体を発見。場所や角度を変えて粘ると、
こんな感じのピッカピカを撮ることができて、思わず喜びの舞を踊ったりとか。

  
んで、先ほどのアイノミドリのポイントに戻ると、高くで卍を切っているのがいたので
頑張ってバシバシと撮影。でもこれっくらいでこれ以上降りてこずに、ギブアップ。

  
さて、ついでだからということでウスイロのトランセクト調査に向かいますが、
地味なサビカミキリ系?(左)が見つかるだけで成果なし。
場所を変えると、いきなり目の前をイヌワシ(右)が通過したのでびっくらこ。
これ、テレコンつけてないんで、かなりの近距離でした。やっぱりでかいナァ。

  
さらに場所を変えると、オニヤンマの羽化殻(左)を発見。
コワいアカウシアブ(右)もいましたが、写真だとすごくきれいなんですよねぇ。

  
などと思っていると、ふいに今年初めてのウスイロヒョウモンモドキ♂を発見!
とりあえず今年も健在で嬉しくなりますが、この後もうちょっと探そうとしていると
Aさんから「いま某山の麓なんですが場所がわかんなくて」という呼び出しが…

  
ついでなのでご案内がてら再び山を登ると、ウスイロトラカミキリ(左)やら、
ヨツキボシカミキリ(右)やらといったあたりに次々と遭遇。

  
この日も網が林立する中、ヒサマツミドリシジミを狙いますが、手近には登場されず
こんなのが数枚撮れただけ。夕刻まで粘るというA氏と別れて、ぐんと南下し、
トンボ方面に挑戦しますが、こちらも曇天で期待できない雰囲気に。
しかも、葦原の中にもぐりこんで探していたら、すぐ横のベンチに若いカップルが来て
ディープなキッスをはじめたもので出て行けないという緊急事態も発生(笑
どっと疲れたので、この日は早めに撤収としたのでした(^_^;

というわけで、予定外の追加日でしたが、そこそこ楽しめた1日でした。
まぁ、一番面白かったのは、夜の外灯巡りかな?
この時期は、意外な出会いが必ずあるのでやっぱりやめれませんね。
なんといってもフシキキシタバは大興奮しましたし♪
問題は、蛾とゼフを同時にやると寝る時間がすんごく制約されること(^^;
その後は、ジョウザンミドリシジミの好ポイントを見つけれたし、
今年初のウスイロヒョウモンモドキも嬉しい限りでしたが、
最後のオチはなかなか痛かった・・・
しばらく葦原の中で、出るに出れないなんともいえない徒労感ときたら!
だって、首からカメラ下げてんですもん。完全にデバガメ状態じゃん(笑
ようやくどこかに行ったと思って出て行ったら、少し離れたベンチに移動して
いただけで、思い切りにらまれたので遁走するというオチだったし(ToT)
え〜、世の中のいわゆる「リア充」な皆様方、自然豊かな場所で
いきなり”二人きりの空間”を創出するのは、どうぞご勘弁くださいな(>_<)!


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