思いつき紀州巡り〜幸運と不運〜 13.5/26

この日は、めちゃくちゃ思いつきだけで特攻した1日でした。
前日は夜には自宅にいなきゃいけなかったので、翌日は比較的
近場をうろつく予定だったのですが、なにげなく
ネットを見ていた時に、ひょんなことから、前々からあこがれていた
大珍品の花のめちゃくちゃピンポイントな情報が、ネット上に転がっている
ことを発見(それもどうもマル秘情報を手違いでアップした感じ)。
こりゃ行かないわけにはいくまい!
それならばついでに、前々から企んでいた某蝶の方にも
挑戦しなきゃもったいない、ということで急遽夜中に移動開始(笑
すると、幸運と不運の入り混じった不思議な展開の1日となったのでした(笑

<1>紀伊半島各地

  
早朝から寝不足でふらふらになりつつ歩くと、花盛りのズイナ(左)が多数。
花の終わったヤマグルマ(右)もあちこちにみつかります。

  
こちらも地味に満開なシラキ(左)もありましたし、斜面には
キガンピ(右)も大群生していて、初手からなかなか楽しい感じ。

  
スズメバチ類のまだ小さな巣(左)もありました。何度も見てもステキな模様で。
気になったのは、道端に数花だけ辛うじて咲き残っていた花(右)。
葉などから見て、シマジタムラソウっぽいけど、こんな時期だから別モノ?

  
高い位置でしたが、早くもササユリ(左)がパラパラと咲いていました。
ヨツバムグラ?(右)もいい感じの株がパラパラとあります。

  
岩場のお約束、イワヒバ(左)もかなり群生していました。
ハコネシダの芽生え(右)もなかなかかわいらしかったのでパチリと1枚。

  
ヤマツツジ(左)もあちこちで、それはそれはお見事な風情でした。
さて、ここらで本命狙い、と崖のほうをみると、怪しい植物(右)を発見。

  
おお〜、これはこれは、なんとカギカズラじゃないですか!
ざんねんながら、まだ花芽で、独特の花は咲いてなかったけど、この状態でも面白いなァ。

  
あちこちにマルバウツギ(左)も咲いていました。昨日も四国で見た
よくわからないテントウノミハムシ類(右)はここでもパラパラと御登場。


しかし、肝心の蝶はさっぱり姿を見せず、フライングだったかと諦めかけたとき。
ふいに視線の端をオレンジ色の影が横切りました。
あわてて駆け寄ると、ふわふわと飛んで、かなり高い梢に止まったのは、
狙いのキナンウラナミアカシジミじゃないですか!
おお〜!と感涙するも、これ1枚だけで、そのまま梢に消えていっちまって…

  
あたりには、ホソバウマノスズクサ(左)もありました。花咲いてなかったけど。
ヤブウツギ(右)も、濃紫の花をいい感じにたっぷりぶらさげています。

  
しつこくウロウロしていると、ふいに道端に止まっているキナンウラナミアカシジミを発見。
これがちょっと距離がある上に、敏感ですぐ飛ぶのでなかなか撮れず…

  
でも、ヒョイと飛んだ挙句に斜面に止まった(左)時と、ふわふわと地面に降りてきた(右)
時の2回だけ、アップで撮影することにも成功♪
背景とかはイマイチですが、とりあえず大願成就、ということで一安堵。

  
その後もかなりひたすら歩けど追加個体は見つからず。その代わりに、
なんかヘンな葉(左)を発見。模様はチャボホトトギスとかに似るけど、えらく巨大だナァ。
そんなこと思いつつ、なにげなく橋の下を覗き込んだ私は、
その場で完全フリーズ。え、早くも緑色系のゼフィルス(右)が飛び交ってるジャン。
え〜と、時期と環境から考えると、これってメスアカミドリシジミだ(@o@)!

  
大慌てで車まで全力疾走し、デジスコを抱えて戻ってくると、
彼はまだのんびりと眼下でテリ張りしてくれていたので、
ため息の出るようなピカピカ状態をバシバシと撮影することに成功♪

  
いやっはっは、どうですこのビカビカ感♪
ちなみに、ゼフの中で一番縁がなかったのもこの種類なので、ここでまさかの
リベンジというのは本当に予想外でした。ってかまだ5月中なのに早いナァ。

  
ついでなので正面顔(左)と、ピンボケだけど、メスアカの証拠の裏面(右)も。
とりあえず、これで大いに満足したので、お次の場所へ移動することに。

  
移動中に見つけたのが、こちらのニワフジ。植栽モノだと思いますが、なかなか
天然モノは見れないので、こういう機会に撮っとかなきゃとバシバシ撮影。
しかし、紀伊半島のお約束、クネクネ道は予想時間×2倍かかる、ということで3時間
ちかくかけて移動したのですが、びっくらこいたのは、途中の畑脇で、
ひょいと横切ったニホンカモシカ。そっか、そういえばいるんだよね。ここらへん。

  
んで、ワクワクとやってきた場所では、細い林道をいけるところまで車で移動し、
そこから歩きながら地図とにらめっこしたところで重大な事実を発見。
「この×印のところまで、どうみても道なんてありっこない」
おまけに、道と×印の間には、すんごく深い谷が…
愕然としながらとりあえずウロウロすると、咲き残りのオウギカズラ(左)やら、
大満開のヤブウツギ(右)やらがみつかります。

  
なんか歯が大きくておもしろげなテンナンショウ類(左)もありましたが、お名前は調査中。
面白かったのは、えらく背の高くて色の淡いトキワハゼ(右)。別種かと思ったよ。

  
こういう場所ではお約束の、マルミノヤマゴボウはあちこちに大群生していて
なかなか見ごたえはありましたが、登山道をいくら歩けど、狙いの方向に続く分岐はない…

  
かなり高い崖の上でしたが、おもしろそうなキケマン類(左)を発見。
死骸でしたが、ルリセンチコガネ(右)が落ちていたのもビックリな発見。

  
最後は、悔し紛れにムリヤリ谷を下って、狙いのポイント方面に歩いていくと、
沢沿いに大量のヒキガエル類の幼生を発見。これ、ナガレヒキガエルだよなぁ。
しかし、その後はかなり本格的な沢登りとなり、汗だく、ぜぇはぁ言いながらかなりの距離を
登ったのですが、全く成果ないまま、最後は大きな落差の前でギブアップ(笑
やはりマル秘ポイントは伊達じゃねぇ、とスゴスゴ敗退することとなったのでした。

というわけで、ラッキーとアンラッキーの続いた1日でした。
一応お初にお目にかかれたキナンウラナミアカシジミに、まさかの大ラッキー
眼下のピカピカのメスアカミドリシジミ、と続いたわけですが
最後は単に体を鍛えただけだったからナァ(笑
まぁ、この場所は、来年はきっちり地形図からなにから持参して、
絶対に攻略して見せるぞ、と意気込んでいますけどね(>_<)
ちなみに、この日は実はその後、さらに悲劇は続きまして、なんとか
ほうほうの体で車まで戻り(最後はかなりの急な崖をよじ登りました)、
ようやく最寄のコンビニまで到着して一安堵。まぁ、ジュースでも…
などと思っていたら、いきなり"車のドアに指をツメる"というえらく器用なことをして
血まみれになるという予想外な事態が発生(@_@)!
未だに、運転席のドアで左手の人差し指を挟める理由がわからんのですが、
人間ヘトヘトになっていると、予想外のことをしでかすということかな(笑
え〜、えとえと、皆様もどうぞお気をつけ下さいませ(>_<)!


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