ささやかな成果達〜宿痾を抱えて〜 13.2/17
  
<2>関東地方各所 続き

  
さて、さらにうろうろすると、いい感じに咲いている紅梅(左)を発見。なんか清楚な品種ですね。
あたりには、小さな小さなフラサバソウ(右)も咲いていました。

  
ふと気付くと、マヒワとカワラヒワの群れがいたので狙おうとしますが、これが
パラパラ降りては散歩の人が飛ばす無限ループ状態でまったく撮れず。
疲れたのでギブアップして、再び大きく動いてみることに。

  
お次にやってきたのは前から狙っていたとある干潟。初手から大満開のナルトサワギク(左)に
げんなりしながら歩くと、えらく元気なカクベンケイガニ(右)を発見。

  
ウロウロすると、すぐに大量のウミニナ(左)を発見。まわりには、
これまたごろごろといくらでもヘナタリ(右)が転がっています。うん、いい環境だ。

  
倒木の下からは、ケフサイソガニ(左)がご登場。寝ぼけ眼な感じでしたけど。
イボウミニナ(右)も見つかりましたが、数個だけでした。ここだと少数派なのね。
#こいつはゴツイだけでウミニナだヨとのご指摘をいただきました(^^;

  
うろうろしていると、すでに夕暮れ近かったので、大量のユリカモメ(左)が輪を描きながら
海に帰っていくのを見送ったり。アナジャコの脱皮殻(右)も多数落ちてました。

  
カワアイらしきものもいくつか発見。ちょっと地元で見るものに比べると
違和感がありますが、ヘナタリのちいさなやつとはどこで見分けンだ?

  
などと悩んでいると、期待していた貝を発見。以前の挑戦では空振りしていた
コゲツノブエです。初の出会いに感激しましたが、小さいし地味だねぇ。

  
アラムシロ(左)もゴロゴロしていました。アカニシ系なのかな?ちょっとおもしろそうな
感じの殻(右)もありましたが、こちらはお名前さっぱり分からず。

  
さらにうろうろすると、カワアイ?(左)やら、コゲツノブエ(右)やらは
パラパラと見つかりましたが、なぜか見つかったのはごく狭いエリアだけでした。
まぁ、小さくて地味なので、探しきれなかっただけだとは思うんですけどね(^^;

  
粘るとコゲツノブエは4つ(左)みつかったので、並べてパチリ。
えらくスリムで体型の違う個体(右)もありましたが、これも同種だよね?

  
んで、上から見るとこれまたえらく地味。しかし変異も結構大きいねぇ。
んで、実はこの後、途中で買ってきた目の細かいザルを使って、ちょっと微小貝探しも
してみたのですが、これがまったく何も見つからずに完全敗退。
よく考えると、この干潟は、川の上の方にあったから見つけにくい環境だったかな?

  
諦めて引き上げようと移動していると、少し上流側でもおもしろそうな中州を発見。
ちょっと立ち寄ってみると、イシマキガイ(左)に続いて、なんといきなり
タケノコカワニナ(右)が捕れたじゃないですか!この川にいるとは聞いていたけどビックリ!

  
水中を見ると、イシマキガイ(左)や、タケノコカワニナ(右)がいくらでもゴロゴロ
しているので、薄暗い中四苦八苦しながらバシバシ撮影してみたり。

  
タケノコカワニナは、よくよくみて見ると、上部がかなり欠落している個体が多数でした。
ケツ見えてんじゃん?という短さのものも多数。これでダイジョウブなのかなぁ。

  
せっかくだから比較的殻のきちんと残っている個体を選んで記念撮影をして、
この日は挑戦は終了としたのでした。いやぁ、楽しかった♪

というわけで、あれこれ予想外に楽しめた1日でした。
二日酔抱えてのフラフラ旅で、実はひそかに途中で眠気に負けて
一度昼寝したりしながらの移動だったりしたのですが(笑)、
それでもやっぱりあれこれ楽しめたので嬉しい限り。
最後の干潟はかなり楽しかったし、季節を変えて再訪しなきゃですね。
ちなみに、前夜に同級生と呑んでいた際、医者やってるヤツに
ちょっと話を聞いてみて、発覚した事実があったのですが、
ここのところ気になっていた自覚症状として
(1)ふとももの側面が時々しびれる、(2)ひざの裏側が時々しびれる
というのは、腰をイワしている典型的な症状だそうでして(^^;
車中泊人生なので思い当たる節多数なのですが、この日干潟で屈みながら
小さな貝を探していて、「ああ、そもそもこういうのがイカんのか」とも実感。
でもこの趣味やめる気はサラサラないので、なんか対応策考えなきゃですねぇ(^^;


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