懐古的リベンジ〜プラス干潟巡り〜 13.2/3
  
<2>愛媛県某所 続き

  
さらにうろうろすると、潮溜まりの中に怪しい物体(左)を発見。つついてみると、
それは立派なトビハゼ(右)だったりしました。おや、お久しぶり。

  
すげぇなぁと思ったのは、ここらのウミニナにはフジツボ類が結構ついていて、
こんな惨状になっている個体もちらほら。これ、重たくて大変なんじゃないかなぁ・・・

  
よく見ると、潮溜まりにはハゼ類(左)もいました。アシシロハゼあたりかな?
石の裏にはヒメコザラでいいのかな?不思議な貝(右)もくっついています。 

  
他の種類がいないかと歩き回ると、おどろくぐらいゴツいウミニナ(左)を発見。
フトヘナタリ(右)も、パラパラと落ちていました。

  
干潟の穴の中からは、これもお久しぶりのヒメアシハラガニ(左)が登場。
近くには不思議な色艶のカニの死骸(右)もありましたが、これってピンノ系?

  
岩をひっくり返していくと、ここでもハサミの極端に小さなケフサイソガニ発見。
両方あわせて千切れたことがあって、脱皮して再生中という状態なのかなぁ?

  
ゴミの多いエリアでは、アカニシ(左)やら、ミヤコボラ?(右)やらの
貝殻もゴロゴロ。ま、これは天然ものか、食べかすか怪しいゾーンですが。

  
そうこうするうちに、驚くぐらいのスピードで潮が満ちてきて探索不可に。
悔しいので、まだ満ちきってないあたりを歩くと、大量のフトヘナタリ(左)やら
可愛らしいタマキビ(右)やらといったあたりが見つかります。

  
驚いたのは、ハマサジの大群落(左)があったこと。海浜植物も面白そうだなぁ。
越冬に失敗したらしきフクラスズメの死骸(右)にもビックリしましたが、
ここらでタイムアップ、ということでスゴスゴと退散することに。

<3>淡路島某所

  
しかし、大急ぎでの帰路途中、所用のスタートが大幅に遅れることが判明。
それでは、ということで前から気になっていた淡路島某所の干潟を散策することに
すると、打ち上げられたアカクラゲ(左)に続いて、なんか面白げなイソギンチャク類(右)発見。

  
中途半端な感じですが、ダイダイイソカイメン(左)もありました。
ちかくにはハマグリ類の殻(右)も落ちてたけど、これはチョウセンハマグリかな。

  
岩場では、イシダタミ(左)も発見。あたりには、同じくらいのサイズの
よくわからない貝類(右)ががゴロゴロしてましたが、タマキビの類かな?

  
ビックリしたのは、ツグミと喧嘩していきなり頭の上を掠めていったシロハラ(左)。
先方もこんな場所に人がいると思わなかったらしく、すぐそばの石垣でフリーズしてました。
これ、FZ100のテレコンなしですから、超至近距離。まぁ、そりゃびびるわナ。
ここで胴長を取り出して沖まで歩いてみると、すぐにアカクラゲ(右)に遭遇。

  
うろうろすると、こんなイソギンチャク類を発見。なんとも面白い感じだけど、
この手って乗ってる図鑑が全然ないので、お名前不明。
ヨロイイソギンチャク?(左)と、スナイソギンチャク?(右)かな???

  
よく見ると、パラパラでしたが、アマモ(左)も生えていましたし、
一回り細くて小柄な、コアマモらしき群落(右)も発見。藻が絡んでで分かりにくいけど。

  
それでは、ということでとっぷり日が沈んでからも懐中電灯片手にウロウロしましたが、
期待していたような大物は出ず、ただただクサフグが多数見れただけでしたとさ。

というわけで、あれこれと予想外に楽しめた1日でした。
まぁ、なんといっても、長年の想いをクリアできたのが一番の嬉しさですね。
デジスコを決意させた思い出の個体は、夏羽になった頃にリベンジと意気込んで
撮りに行ったら「昨日までいました」のお約束な展開で、
数年前神奈川で見たときもえらく愛想悪く、一昨年京都に飛来した個体に至っては
超遠距離チラ見でしたから、ようやくの得心できるリベンジです。うふ。
もう少し待って、もっと夏羽風に喉が色鮮やかになったら再挑戦しちゃおうかな〜♪
さらに、前後の干潟巡りも、短時間ながらなかなか楽しめました。
淡路の狙いの干潟は、実は本命の干潟は対岸の島にあったのですが、
この日は渡し船が休みで渡れないという寂しい展開だったので
またリベンジ要な感じです。すごい記録もある場所だし、Eさん一緒にいかが?
しかし、しばらくは鳥+干潟という合わせ技の攻め方も増えそうですね。
楽しむ範囲が広がって、さらにドツボという気もしますが、そこはケンチャナヨで(笑


次⇒

topへ⇒