猫の目天気にA〜無目的放浪〜 12.9/2
  
<2>丹後半島周辺 続き

  
さて、灼熱の浜辺を歩いていくと、ハマゴウ(左)に続いて、あちこちにハマベノギク(右)
が咲いていて、ここでも秋の深まりを感じます。

  
この場所のお約束、ヤマトマダラバッタ(左)は相変わらずバラバラと大量に見つかりました。
近くにあったノブドウ系の花には、なんかおもしろいフォルムのハチ(右)が御登場。

  
しばらく粘ると、オオモンツチバチ(左)やら、クロアナバチ(右)やらが飛来しましたが、
期待していたような珍品系のハチはご登場せず。まぁ暑くて粘れんかったし。

  
おおっと思ったのは、お久しぶりの緑色系のヤマトマダラバッタ。
初見のときに思っていたよりは珍品ではなさそうですが、やっぱ逢えると嬉しいねぇ。
しかし、しばらく酷暑の砂浜を歩いていると、暑すぎてホンキでヘバリそうに
なってきたので、しょうがないので思いつきでちょっと離れた場所に転戦することに。

  
しかし、到着した場所では、今度は今にも降りそうな超曇天。いや、どないやねん。
それでも大満開のオモダカ(左)なんか見つつ歩くと、ちょうど中途半端にかわいい
色合いになったナツアカネ(右)が登場したりもします。これステージはいいね。

  
んで、狙いのマルバノサワトウガラシもすぐさま発見。しかも、今までは探しまわって
1花とかが通常だったのに、今回はそこここで咲きまくっているんです。

  
というわけで、開花株複(左)なんてのも楽々撮れちゃいましたし、そうこうするうちに
巨大で花をたくさんつけた株(右)まで発見。今年があたり年なのか、季節ドンピシャだったのか。

  
周辺にはフツウのサワトウガラシ(左)もパラパラと咲いていました。
そして、念願のサワトウガラシ&マルバノサワトウガラシの2ショット(右)も
撮れちゃって、もう大喜び。いやぁ、来てよかったなぁ♪

  
一息ついて周辺を見渡すと、いきおいよくホバリングしているノシメトンボ(左)を発見。
あたりでは連結産卵個体(右)もいたのでバシバシと乱写。

  
と、こちらも連結産卵中のナツアカネが登場し、目の前でブンブンと
ホバリングを交えた産卵を披露してくれたんです。む、こいつは楽しいぞ♪

  
というわけで、AF連写でひたすら狙うと、ノートリでこんなショットもGET。
打率はかなり低かったですが、いやぁ、こういうのってやっぱり楽しいもんだねぇ☆

  
葉がえらく細身のヘラオモダカ(左)なんかもありました。
近くの林道をウロウロすると、なんか面白げなオトギリソウ類(右)がありましたが、
少し時間が余ったものでさらに別ポイントを攻めることにすると、
山を降りたとたんに再び大快晴。車で走っていても汗だくでどうにもならんくらい…

  
ですが、目的地に着いたらまた曇天。いや、コロコロ変わりすぎやっちゅうねん(^_^;)
うろうろすると、ミヤマアカネ(左)やら、ホオジロの若鳥(右)やらに遭遇。

  
林道をうろうろすると、ミゾホオズキ(左)がパラパラと咲き残っていました。
大柄なアザミ類(右)もありましたが、相もかわらずお名前は不詳。

  
おおっと思ったのは巨大なセリ系の花。この手も、お名前調べが大変ですが、
図鑑を見る限りはシラネセンキュウでいいのかな?なかなか勇壮でした。

  
もう少しで咲きそうな花芽をたっぷりつけたツルニンジン(左)もありましたが、
この頃には相当薄暗く、ハネナガフキバッタの交尾態(右)を見た程度で狙いの
某クワガタは今回も大空振り。どこで見つかるんだろうなぁ…
と悩んでいると、いきなり天も裂けよとばかりの大豪雨が来襲。

というわけで、そこそこ成果はありましたが、
あまりにもの天気の変わりっぷりに泣かされた1日となりました。
いやいや、「猫の目」というよりは、なんちゅうか、
きりきり舞いしてるくらいの変わりっぷりでしたから、もうなんともかんとも。
最後の大豪雨に至っては、むしろ清々しささえ感じました(笑
思えば今年の夏は延々と天気に悩まされる日々が続いているような。
予報大ハズレの大豪雨とか、逆にオーブントースターに入ったような酷暑とか…
まぁ、そうはいっても面白い出会いも続いたことだし、
そろそろこんなイヂワルな季節も終わって秋晴れの気持ちいい季節にもなるだろうし、
これに懲りずにまた足繁く通い続けることにしましょう☆


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