地元再挑戦〜当たり日と外れ日〜 12.6/15

この週末はなんとも変則的な動き方でした。
そもそも、あれこれ所用まみれでほとんど動けないことが確定していたので
思い切って実行したのは、久々の平日がさがさ団!
ということで、所用ついでに地元のゼフポイント再訪ということを
実行してみたら、これが思った以上にウハウハで嬉しくなったものの、
土日は予定通りほとんど動くことができず、
僅かな突撃可能な時間帯はこれでもかというくらいの豪雨で、
動けない時間帯はきっぱりと晴れ上がって、なおかつ
隙間時間の突撃は大空振りという見事な展開だったのでした(笑

<1>6/15 播磨地方各地

  
というわけで、まずは所用で出勤時間をずらしていただいたついでに
薄暗いうちからやってきたのは、先週も楽しい思いをした地元の某所。
まだ少し薄暗いうちからウロウロすると、ムシトリナデシコ(左)や、
ヤマトウバナ?(右)などが見つかります。

  
んで、さっそく長竿を振り回してみると、易々とウラジロミドリシジミが御登場。
それも、♀(左)、♂(右)とも見つかって嬉しくなります。

  
ヒロオビミドリシジミの方は、♂(左)もそこそこ登場するものの、元気すぎて
すぐに飛び去る個体多数。♀(右)はまだ元気だったんですけどねぇ。

  
ちょいとすれていましたが、キスジホソマダラ(左)も見つかりました。
そうこうするうちに、日が差してきそうな雰囲気になったので、ウラジロミドリシジミ(右)
が何匹か降りているあたりで粘ってみることに。

  
すると、待つほどにウラジロミドリシジミ♂がす〜っと開翅を見せてくれました。
ものすごく感動しましたが、愛想なくすぐに飛び去って残念無念。

  
ウラジロミドリシジミ♀(左)も大全開の開翅を見せてくれました。
そうこうするうちに、もう1人いらっしゃっていた人が、開翅中のヒロオビミドリシジミ(右)を
見つけてくれましたが、ばっちり葉影なのがちょいと残念。

  
それでは、と二匹目のドジョウを探しますが、見つかるのはナミヒカゲ(左)くらい…
と、半ば諦めていたら、ふいにV字開翅中のヒロオビミドリシジミ(右)を発見!

  
ちょっと奥まった場所にいて、なかなか撮りにくかったのですが、ちょこちょこ
移動しながら、何度か翅を広げてくれたので、ドキドキしつつバシバシ連写。

  
そうこうするうちに、こんな感じでバキバキに全開にも開いてくれたんです。
半ば諦めかけた状態だったので、これは嬉しい展開ですぞ☆

  
よくよくみると、翅表にわずかな傷はあるものの、かなりピカピカの個体で、
それもかなり長い間じっくりと開いてくれて、ホンキで感涙。
いやぁ、眠い目こすって出勤前に来た甲斐があったねぇ。

  
満足したので移動しようとすると、先ほどの方がハラグロオオテントウの蛹を
見つけてくれました。これもなかなか見る機会がないので喜び勇んでバシバシ撮影☆

  
なんともかわいらしいヌサオニグモ(左)にも逢えました。
移動しようとウロウロすると、さらにヒロオビミドリシジミ♀(右)が登場。濃いなぁ。

  
そういえばお久しぶりのリンゴコフキハムシ(左)もいました。
葉裏で羽を伸ばしている感じの蛾(右)もいましたが、正体は調査中。

  
所用方面に移動すると、さっそく大満開に咲いているキクガラクサを発見。
大珍品ですが、ここではものずごく簡単に見れるのがいいねぇ。

  
ヒメフウロ(左)も見つかってビックリしましたが、これはさすがに逸脱品かな?
大小2匹並んで仲良く食事中の(右)が見つかって二度ビックリ。

  
所用終了後、まだ若干の次官の余裕があったので場所を変えると、大満開の
ヒトツバハギ(左)に遭遇。花のアップ(右)を見ると、かわいらしいですよねぇ。

  
近くには、極小サイズのクズノチビタマムシ(左)に続いて、巨大な
フタモンウバタマコメツキ(右)に遭遇。この体格差はすごいなぁ。

  
カメノコテントウ(左)もあちこちにいましたが、遊んでいるうちに、蛹殻の側にたたずむ
色も薄くて、羽化したてかなぁって雰囲気の個体(右)が見つかって二度ビックリ。

  
ちょいと驚いたのは、あちこちに群生していたオニルリソウ。
なかなか見る機会のない花ですので、こんな見事な群落は久々かも。

  
んで、この場所で期待していたキマダラモドキ(左)は、というと、何匹も
飛んではいたのですが、やたらめったら敏感で、この1ショットが撮れただけ。
諦めて移動し始めると、ジャコウアゲハ(右)が登場してくれる一幕も。

  
引き上げようとすると、かっこいいアヤシラフクチバ(左)を発見してビックリという一幕も。
なんかネットで羽化しているタケカレハ(右)なんてものにも逢えたりしたのでした。

<2>6/17 播磨地方各地

  
んで、翌日の土曜はアサイチだけ時間がありましたがご存知の通り大豪雨で動けず…
日曜も早朝に寸時だけ時間がとれたのでウラキンシジミ狙いで突撃するも、
出てくるのはひたすらトラフシジミ(左)ばかり。
粘るとミズイロオナガシジミ(右)も登場したほか、最後に1匹だけウラキンが
登場するも、シャッターを押した瞬間に飛び去りやがって(ToT)

  
その後、所用を済ませてから、日没直前に少しだけ時間があったので別の場所へ
挑戦するも、狙いのキマダラルリシジミ(左)は高くを飛ぶばかりで、この1ショットのみ。
ふわりと登場したサラサヤンマ(右)がささやかな成果というハンパさでした。トホホ。

というわけで、平日トライアルは大成功でしたが、
週末の短時間アタックは全てボロボロのヒドイ惨状となったのでした(^^;
まぁ、大当たりと大空振りって、だいたいつりあって±0になるもんですが、
ここまできっちりじゃなくてもいいんじゃんか、神様(笑
それにしても地元の底力には毎度ながら感嘆させられました。
今年はいつものポイントは予想以上に豊作のようで、
またもう1度くらいは挑戦したくなっちゃいますね☆
しかし、本来は今年の6〜7月はゼフに惑わされずに、トンボ方面や蝶方面を
あれこれ攻めようがひそやかな隠れテーマでしたが、
どうにもパラパラと所用続きで大遠征ができず、密かに前々から練っていた
北陸方面の北方系トンボへの挑戦はまた来年に持ち越しとなり、
いきおい近場のゼフ方面に走ってしまう今日この頃。
これからしばらくも、パラパラと所用がはいって大遠征は難しそうな感じだし、
今年も少しでも良いショットをGETすべく、いつものゼフポイント巡りかな♪


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