広島再巡り〜賑やかなる日〜 12.6/9

この日は先日と同じような展開の1日でした。
というのも、「野道を行けば」のTODさん&Ashさんが、「kazuパパ子供と一緒!」の
kazupapaさんをあんなしてあちこち回られるというので、面白そうだから
連れてってとムリヤリ合流させていただいてウロウロしたという図々しい展開。
最近恒例行事にもなりつつある、ヒョウモンモドキの観察会にも参加して
健在を祝ってからのスタートでしたが、そこで予想外のY氏に遭遇してビックリ仰天し
どうせだからとムリヤリ引き連れて廻ったポイントでは
ヒキの強い方々とご一緒ならではの見事な成果に感涙する、
そんな面白くも満ち足りた1日となったのでした☆

<1>広島県各地

 
まずやってきたのは、毎年恒例の溜池地帯。うろうろすると、浅瀬には
トノサマガエル?の幼生(左)がやたらめったらと多数。
湿地をウロウロすると、花芽をつけ始めたカキラン(右)も見つかります。

  
羽化したてのイトトンボ類(左)も多数飛んでいました。クロイトトンボかな?
木影にはモノサシトンボ(右)が賑やかに飛び交っています。

  
なにげなく覗き込むと、ヒメジャノメの蛹(左)を発見してビックリという一幕も。
調子に乗って池縁をのぞくと、羽化中のコシアキトンボ(右)が見つかって二度ビックリ。

  
コシアキトンボ&モノサシトンボ(左)のダブル羽化中なんて贅沢なシーンもありました。
モノサシトンボをアップ(右)で撮ると、まだ腹も伸びきってない状態ですね。

  
他の場所でも羽化中のモノサシトンボ(左)を発見。少々撮りにくい場所でしたが、
オオアオイトトンボ(右)も羽化直後の個体がいたり、なかなか楽しめました。

  
んで、当然ながらの悲劇も多数目撃。クモに捕らえられたイトトンボ類(左)と
アオイトトンボ類(右)。せっかく無事に羽化したのに、哀れな限り。

  
オオヤマトンボの羽化殻(左)もありました。池の浅瀬では、ミクリスゲ(右)がなんとも
賑やかにしげっていていい感じ。こいつかわいい造形で好きなんですよね。

  
池の縁を見ると、なんと早くもベニオグラコウホネが数花咲いていました。
昨年ようやく見れたのに、逢えるとなると続くというのはお約束ですね。

  
あたりでは葉裏に潜むユミアシゴミムシダマシ(左)にも遭遇。なにしてたの?
実にいい雰囲気に咲き誇るコヒルガオ(右)にも逢えたあたりでタイムアップになり
大急ぎで観察会の集合地点へ急ぎますが、これが場所が分かりにくくて
右往左往しまくったあげくに大遅刻という素晴らしい展開に(^^;
ここでTODさん&Ashさんと、kazupapaさんにご挨拶をしていると、奥からなんか
見覚えのある方が……と思ったら、まさかのYさんじゃないですか!
ということで、みんなでワラワラと移動することになったのでした(笑

  
歩いていくと、道端には実にいい雰囲気のコアジサイ(左)を発見。
そして、いつもの場所では少々遠かったけど、今年もヒョウモンモドキ(右)に逢えて
その健在を祝ったのでした。いやはや、嬉しい限りじゃわい。

  
ビックリしたのは、ちょっと近づけない場所でしたが、ススキの穂にぶら下がっている
ヒョウモンモドキの蛹(左)。詳しい方によれば、こんな場所にあるのは
寄生蜂にやられてるんでしょう、とのこと。南無。
かなりビックラこいたのは、小さな池を縦横無尽に飛びまわっていた
アオヤンマ(右)。一度だけ遠くにとまってくれただけでしたが、
まさかこんな場所で会えるとは思わなかったので嬉しいおまけでした♪

  
しつこく水面を睨んでいると、ふわりと目の前に静止したのはクロスジギンヤンマ。
こちらも自然状態で静止したのはめったに見れないもので大興奮☆。

  
ワンワンと飛び交っていたのはヨツボシトンボ(左)。ハッチョウトンボ(右)も御登場
いただいたのですが、かなり遠くて、小さな赤い天にしかならなかったのが残念無念。

  
さて、肝心のヒョウモンモドキはといえば、こちらはあまり近くでは撮れず、こんなのが
数枚だけという成果でした。まぁ、健在を喜ぶのが趣旨ですから充分ですね。
んで、この日は本来は天気予報は曇天だったのですが、お約束どおりにメチャクチャ
晴れてきたので、みんなでゾロゾロと大移動することに。

  
やってきたるは先週も来た岩場。イソイソとのぼっていく途中で、
TODさんが道端のクロウメモドキを指差して「いつぞやはここで産卵してたんですよ〜」
といったとたんに、そこからコントのごとく絶妙のタイミングで飛び出したのは、
なんといきなりベニモンカラスシジミ♀じゃないですか!
到着3分での素晴らしい出会いに一同ビックリ仰天しつつ、バシバシと連写。

  
しばらく粘っていると、一度だけほんとうに目の前(左)という距離に飛来しましたが、
慌てたらブレブレになりました。よく考えたら結構薄暗かったしねぇ。
さて、岩場の方にいくと、タイシャククロウメモドキ(右)は大量の実をつけていましたが、
♂の卍が見れるかと期待していたのに、そちらはなんか全く御登場なし。

  
それでは、と少し場所を移動してみると、なぜか大量に集結している
ウラギンヒョウモン(左)にビックリ。井戸端会議?
資格には、なんかかわいらしいハムシ類(右)も隠れていました。

  
んで、そこらで長竿をふりまわしてみると、早くもあちこちで
ヒロオビミドリシジミが御登場。残念ながらほかの種類はみつからず
でしたが、もうゼフの季節になったんだねえ、と嬉しくなってみたりとか。

  
アザミで吸蜜中のヒメキマダラセセリ(左)にも逢えました。
近くではおもしろげなテンナンショウ類(右)もいましたが、君はナニモノ?

  
葉裏にひっそり隠れるメスグロヒョウモン(左)も発見。なかなか愛想なしでした。
そろそろいい時間かな、と先ほどのポイントに戻ってみるとアミメケンモン(右)に遭遇。

  
待つほどに、ニシキキンカメムシ(左)が登場してくれたり、葉上にこっそり
隠れているヒメトラガ(右)が見つかったりしましたが、
期待していたゼフ方面は何度か高くを飛んでくれたものの、全く降りず…
それでも待ち時間であれこれ楽しい話もでき、濃密な1日となったのでした♪

というわけで、この日もかなり楽しめた1日でした。
天気の方も雨かと覚悟していたら、かなり絶好の天気になりましたし、
今年もヒョウモンモドキの健在がこの目で見れたのがなにより嬉しかったし、
ドリフのコントのようなお見事な登場の仕方をされた
ベニモカラスシジミも嬉しい限りで、その前後にもアレコレと
楽しい出逢いが続いたんですから、もう濃度高すぎて目が廻りそうですよね。
残念ながら夕刻のゼフはあまりあたりませんでしたが、
こちらは贅沢を言ったら罰が当たるというモノ。
ご一緒いただいた皆様、本当にありがとうございましたm(_ _)m
ここんとこずっと同じことかいてる気がしますが、やはりヒキの強い人と
ご一緒するのは楽しいし効率がよくて嬉しい限り。
というわけで、またぞろOFF会企画を企みたいと思ってますので
実現かなった際には、ひとつどうぞヨロシクです☆


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