OFF会再びA〜紅紋探求〜 12.6/3

ここの日は、不思議なOFF会の第2日目。
昨日は夕方合流だったので、メインテーマの紅紋方面はほとんど探求
できなかったこともあり、お二人の関東御帰還の時刻まで
ご一緒して、あれこれ探してしまおうという企みです。
すでに大成果をあげて目標はきっちりクリアされているのですが、
まだ出始めのようで♀は登場していないとのことなので
そちらをメインにして、ついでにアレコレと欲張りな考えをしてみると
結構予想以上の成果は到来してくれてウハウハだったものの
皆様御帰還後に一人でシツコク粘ってみたらこれがさっぱりヒットせず、
自分単品での引きの弱さを久しぶりに実感した1日となったのでした(^^;

<1>広島県北部某所

  
というわけで、まずは早朝の蛾幕の残り物チェックから。しかし、これが
夜中に結構降ったようで、かなり肌寒く、虫影は極薄。
それでも、チャノウンモンエダシャク?(左)やウスイロオオエダシャク(右)なんて
地味な中に和風美を凝らした中型蛾は何匹もきてましたが。

  
何度か見てるはずなのに名前を覚えだせない黒点模様の蛾(左)もいました。
バタバタと落ち着きなく暴れまくるニセウンモンクチバ(右)も発見。
#左はニワトコドクガだそうです。これでもドクガ系列だったんだ…

  
どこにでも登場するマエアカスカシノメイガ(左)もいましたし、
すっかりした模様のスゲオオドクガ(右)も隠れていたりします。  

  
ゴマダラ模様の可愛いヒメキホソバ(左)もいました。
なぜか灯火から離れた葉裏にひっそり隠れるキオビゴマダラエダシャク(右)も発見。

  
木目模様の可愛いツマジロシャチホコ(左)やら、こちらも木目調な感じの
ホソバシャチホコ(右)やらといった、地味隠蔽系の蛾もご登場されます。

  
スズキシャチホコ?(左)も見つかりました。ビックリしたのは、そうやってバシバシと
撮っているところにバタバタッと駆け込んできたクロナガオサムシ類(右)。
残り物を漁りに来たというわけね。ちなみにここらへんだとなんて種類なんだろ?

  
お〜っと思ったのは、ランプの傘の中に隠れていたニホンヤモリ(左)。3匹も隠れてましたが、
暖かくて安全な上に勝手に餌が入ってくるって、すばらしいアイデアですな。
その後はいつの間にか幕に飛来していた恐怖のキドクガ(右)をなんとか無事に追い払って
機材一式をバタバタッと収納し、いつもの岩場へいざ出陣♪

  
さて、まだ気温も上がりきらないうちからウロウロすると、ルリタテハ幼虫が登場(左)。
ビックリしたのは、なぜか枝上で死んでいるスズメバチのまわりで
優雅にダンスを踊っているヤマトシリアゲのカップル×2。すげぇ絵面だなぁ。

  
サンカクヅルでいいのかな?おもしろげなブドウ系の花(左)もありました。
近くでは、なぜかイボタノキで吸蜜中のハエ類(右)を発見。ハエも吸蜜するんだ。 

  
あたりでは、これもなかなか他の場所で見れないイワツクバネウツギも大満開。
薄いピンクの花がなんとも可愛くてお気に入りなんですよねぇ♪

  
今回の発見は、イワツクバネウツギのつぼみ(右)が濃いピンクで激可愛いという事実♪
タイシャククロウメモドキ(右)はあちこちで実をつけ始めていました。

  
んで、なにげなく見上げた葉の裏に怪しい影を発見。
え〜〜と、これは…シジミチョウ系の幼虫じゃないですか!
時期的にベニモンではないわけで…ということはミヤマカラスシジミ幼虫だ!

  
まさかの出会いにドキドキしつつ、クローズアップレンズ2枚重ねでバシバシ連写。
いやぁ、この場所はこういう予想外の出逢いがあるからやめられませんなぁ。

  
近くでは、なんかおもしろげなカメムシ類(左)も登場しました。お名前調査中。
んで、うろうろしていると、ふいに近くにベニモンカラスシジミ(右)が御登場!
しかも、よくよく見ると、こいつは目標としていた♀じゃないですか!
#左はキバラヘリカメムシだそうです。腹が見えんとイメージがえらく違うね(^^;

  
んで、彼女はすぐについと飛んでしまったのですが、しばらくすると
比較的手近な葉上でじっとしてくれたので、接写にも無事成功♪
いやぁ、しかしめちゃピカピカの個体で、もろ羽化直後って感じですね。

  
さらなる成果を期待していると、ふわりとクモガタヒョウモン(左)も飛来。
あたりには、ここでも大満開のニガガシュウ(右)がアチコチに見つかります。

  
んで、待つほどに、ベニモンカラスシジミ♂(左)も御登場。でもやっぱり遠い…
それじゃ周辺で花に来ていたりしないかなぁという勝手な予想の元ウロウロすると、
ふわりとミスジチョウ(右)が登場して驚くという一幕もあったのでした。


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