予定変調GWD〜与那国お替り〜 12.5/2

この日は予定変調なGW第5日目。与那国4日目です。
前日にも書いたように、本来はこの日で与那国の挑戦は終了して昼の便で
石垣転戦の予定でしたが、あまりにもの宿題残しすぎ状態が
悔しくなったので延長戦突入ということで(笑
(最初のトラブルでここは日程変更可能だと理解していたのも大きな理由)
昨日までの雲の広がりもようやく溶けて、晴れ模様、
これはなんとしてでも!ということで、まだ見ぬアオナガイトと迷いモノ方面に
気合も充分に、早朝から力一杯走り回りましたが、
こちらも予想外の展開にヘバる展開の1日となったのでした(^^;

<1>与那国島各所

  
というわけで、この日も早朝からまずは鳥方面にウロウロしますが、これが
予想以上に何もいないんです。朝霧の中たたずむイシガキヒヨドリ(左)や
シマアカモズ(右)がいたくらいで、昨日までいたシギチ類は皆無。好天で抜けちゃった?

  
それでは、ということで薄暗いうちから林道をうろうろすると、なんとも
タイガー模様の素敵なハナアブ類(右)を発見。あたりにはなんか面白げな
実をたくさんつけた樹(右)もありましたが、こいつはなにもの?

  
ヤブキリ系幼虫(左)もいました。ここらはなにがいるんだろう…
モクタチバナ(右)もいい感じに満開の株が見つかったりします。

  
アシブトヘリカメムシ(左)は今日も愛を語らっていました。
あたりではマイマイ類(右)もラブモード。早朝からお元気なことで。

  
ふと頭上を見上げると、オオゴマダラ(左)がふわりと飛んだり、
上空はるかにサシバ(右)が横切って行ったりします。

  
さてさて、気合を入れて林縁を練り歩きますが、見つかるのはスジグロカバマダラ(左)に
普通のアサギマダラ(右)ばかり。むむ、なかなか強敵じゃナァ。

  
なんか面白げな雰囲気の樹の花(左)もありました。ショウベンノキとかかな?
あたりには白っぽい蛾(右)もいましたが、これがハイイロヒトリの色の白い個体だと
理解するには、図鑑を散々ひっくりかえす必要があったのでした(笑

  
成果がないので山頂に転戦すると、すぐに頭上を悠然と飛んでくれたのは、
なんとオオノスリじゃないですか!本当に年中いるんですねぇ!

  
うろうろしていると、まずはクロセセリ(左)がバタバタと飛び始めました。
なぜかシマアカモズ(右)も至近距離の電線上でのんびりしています。

  
ここでは珍品のモンシロチョウ(左)もご登場。そうこうするうちに、大型の青っぽいシジミが
飛んだので、大興奮したのですが、青年蝶屋は冷静に「ウラナミっぽいっすね」。
はたして、止まったその姿はウラナミシジミ(右)だったのでした。プロってすげぇ。

  
待っているうちに、フワリト登場したのは、アオムネスジタマムシ。
黄色い粉がなんとも面白いですが、なんかその色合い意味あんの?

  
この日もシロミスジ(左)はなんとも絶好調に賑やかに飛び交ってました。
イワサキクサゼミ(右)も小さい体からどうやって出るのか不思議なくらいに大絶叫。

  
おおっと思ったのは、岩陰から登場した、キシノウエトカゲ。
まだ幼体の色合いが残っていましたが、かなり堂々としたサイズの個体でした。

  
この日はその後も何度もアオムネスジタマムシ(左)はご登場。
えらく小型のカマキリ類幼虫(右)もいましたが、これもウスバカマキリかいな?

  
その後もねばれども、出てくるのはシロミスジ(左)ばかり。面白い色合いの
フタイロカミキリモドキ(右)なんてあたりも登場はいただいたんですけどね。

  
アカアシセジロクマバチ(左)もなぜかこんな場所にも登場されました。
悔しかったのは、なんか面白げな雰囲気のカミキリ類(右)も登場されたのに、そんな時に
かぎって風がえらく強くて、こんなショットしか撮れなかったこと。珍品かナァ?

  
その後もしばらく粘るも、この日は大快晴でめちゃ暑く、蝶影はグングンまばらに。
諦めて撤収しようとすると、木影を飛ぶ怪しいシジミ類を発見。よく見るとソレは
ヒメウラナミシジミの有尾型だったのでした。うれしいねぇ。
一応、有尾型は迷蝶扱いなはずですから、迷いモンの範疇ですよね。

  
さて、山頂を諦めた後は、懲りずに沢沿いでアオナガイト探しをするも、
見つかるのはアカスジベッコウトンボ(左)くらい。むむむ。
悩んでいると、流れの中に多種多様な貝(右)が転がっているのに気付きます。

  
ちょいとより分けてみると、まず多かったのはヌノメカワニナ(左)。
ひょろ長いムチカワニナ(右)も予想外にたくさんゴロゴロとみつかります。

  
んで!かなり感激したのは、憧れのトウガタカワニナ。
いやぁ、どうですか、このバキバキっぷりは。日本の淡水貝とは思えないフォルムですね♪


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