関東リベンジ旅A〜道連れ型再挑戦〜 12.2/26
  
<2>千葉県各所 続き

  
干潟の辺りで粘っていると、かなり離れた岸壁でしたがコクガンが
隠れているのを発見。曇ったスコープでボケボケながら、なんとか証拠写真もGET!

  
さらに、カナダカモメ1Wも泳いでいるのを教えてもらってバシバシ撮影。
この個体、なぜかせっせと海藻食ってましたが…そんなんでおなかに溜まるのか?

  
その後再びカナダカモメ(左)を狙ったあとで場所を移すと、港の中を悠然と泳ぐ
ミツユビカモメ(右)なんてのに出逢えたりもしましたが、ここでさらに
昨日いけなかった対岸側も攻めてみよう、ということでぐるりと大きく移動。

  
しかし!
ここでものすごい大トラブルが発生。
ようやく取れてきていたスコープの曇りが、一気にひどくなって、視界真っ白に。
慌ててみると、内部も曇っているのですが、面白いことに前側のレンズは
中央部分だけ真っ白に曇っているんですよ!
これ光の加減とかじゃなくて、分解してみたら、そこだけきれいに丸く水滴が付いてて…
近くにいたカモメを撮ってみましたが、こんな感じ(右)ですからどうにもこうにも(ToT)

  
途方にくれつつウロウロすると、なぜか堤防上にオカヨシガモの群れ(左)が寝ていて
ビックリしたりもしましたが、そのうちなぜか再び曇りが薄くなってきて、
なんとか対岸のカモメ(右)も撮れる条件になってきたりとか。理屈がわからんナァ。
ちなみにこの個体、一瞬クロワかとぬか喜びしたのは秘密です(笑

  
その後もウロウロして、近くを泳いでくれた夏羽のカンムリカイツブリ(左)やら、
のんびり羽干ししているカワウ(右)なんてあたりをひたすらバシバシ。

  
そこで再びカモメの群れをしつこく見て回りますが、朝っぱらはいたという
クロワカモメはまったく見つからず。やっぱり縁がないのかナァと半ば諦めモードに。

  
港で、悠然と泳ぐカモメ(左)なんぞ見ていると、突然背中が淡くてアタマの白い
違和感満点の個体(右)が登場。羽裏が白いし、これはカナダカモメじゃん!

  
ということでとりあえずバシバシ撮って遊びますが、えらく頭が白いし、体型も
ずんぐりむっくりで干潟で見た個体とは印象がえらく違うもんで…
やっぱりカモメって難しいもんだナァと改めて再認識(^^;

  
その個体は周辺を何度か飛び回ってくれたので、なんとか翼パターンも
撮っておこうと連写しますが、私のヘボい腕ではろくなショットが撮れず残念。

  
それでもピン甘ですが、翼上面(左)やら、羽の裏側パターン(右)なんかも
撮れたアタリで、他の鳥屋さんがご来訪。「なにかいました?」と聞いてみると
「対岸にクロワがいるよ。みんな集まってるから行けばわかるよ」
と、スンバらしい情報。わ、あわわ、それは急がねば!

  
ということで大慌てで対岸に行くと、残っていた鳥屋さんが「さっき飛んじゃった」。
一気に気持ちが重くなりつつ、それでもきっと近くの群れに混じっているんだ、ということで
カモメ(左)を睨むこと10分程度。先頭きって探していた鳥屋さんが
「向こうにクロワっぽいのがいる!」とおっしゃったので、メチャクチャ大興奮したのですが…
慌てて探し始めたとたんに大波が堤防を洗って全てのカモメ類が飛び散り(右)、
そのまま四散してしまったんです。残ったのは空っぽの堤防のみ。
いやはや、ここまで縁がないモンかと、マジでメチャクチャへこみましたよ(^^;

  
しょうがないので再び干潟に戻ってみると、暗くなりつつある中、のんびりと
泳いでいるコクガン(左)を発見。シロカモメ(右)もいいポーズを取ってくれます。

  
のんびり泳いでいるセグロカモメ(左)やら、ワシカモメ幼鳥(右)やらを撮ってみたり。
カナダカモメもまだいましたが、かなり遠かったのでレンズを向けず(^^;

  
近くの鉄塔にはチョウゲンボウ(左)がいたりもしました。その後、悔し紛れに
先ほどの堤防に戻ると、なぜかワシカモメ(右)がいましたが、クロワはやはり見つからず。
諦めて帰ろうか、と思っていると、Oさんが対岸の鳥屋さんたちが
さかんになにか撮っているのに気付いてくれました。え、これはもしかして?

  
ということで、慌てて対岸に行くと、ここでも再び「あ…さっき飛んじゃいました」。
ホンキでその場にヘタり込みそうになりましたが、それでもゼッタイに近くにまだいます、
という声に励まされながら、あたりのカモメ(左)を順番に見ていると、
その鳥屋さんが「いました!あの寝てる個体がそうです!」と嬉しいヒトコト。
といっても、素人にはこの状態(右)ではわからないので、起きるのをひたすら待つことに。

  
待っていると、えらくきれいな夏羽のカモメ(左)が近くに来たりもしました。
そのうちに、クロワカモメの横に来たカモメ幼鳥(右)が大あくびを披露してくれたりも
しましたが、本命は微動だにせず、ひたすら寝っぱなし。むむぅ、厳しいぞ。

  
しかし、粘りに粘っていると、ほんの数秒でしたが、顔を出してくれたので
クロワとはっきりわかるショットも何とか抑えれたのです!ハラショ〜!
いやはや、苦節何度目の勝利なのか、マジ感涙モンですぞ!

  
その後もクロワカモメはホンの短時間ながら顔を出したり、羽づくろいしたり
してくれましたが、既にとっぷりと日没時で歩いたり動いたりしたものはボケボケの
幽霊ショットで、辛うじて数枚見れるものがあっただけ。
それでも、ものの見事なハッピーエンドに嬉しくなりつつ、帰路に着いたのでした♪

というわけで、予想外のハッピーな結末の1日でした。
直前の見事な裏目裏目の展開はホンキで泣きそうになりましたが、
こういう展開の時には十中八九最後まで空振りで終わるのがお約束なのに
こんな展開は逆に予想外でしたねぇ♪
おそらくOさんにご一緒いただいたことで、なんか厄払いができたのでしょう。
Oさん、本当にありがとうございました!
そして半ば強引に道連れにしてスイマセンでした(笑
ちなみにこの日はOさんの奥さんも合流して3人で晩飯を食べたのですが、
「いつも現場で他の人から話を聞きだすのはKさんだと聞いていたので
もっと賑やかに早口でしゃべるのかと思ってたら意外におとなしいんですね」
などと言われて、そうか、そういえばなぜかそういう役割分担ができてんだなぁとか
改めて気付いてちょっとビックリしてみたりとか。
奥さんからすれば、素敵なダンナさんを時々いきなりかどかわしては
離島とか北海道とか案内させてる極悪人かもしれないなぁとも思いますが(笑)、
懲りずにアレコレ企んでいますんで、その際はご容赦くださいね♪


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