発作的関東旅A〜鬼怒川巡り〜 11.9/18

この日は、取って返しての栃木特攻第2日。
前日に挑戦し損ねたアレコレにまとめてトライだ!と意気込んで
走り回ったようなワケですが、この日がまたえらくド夏日。
こんだけ暑いと虫なんかは隠れちゃって見れないし、
花方面なんか狙うにも日差しが強すぎて撮影にはとっても不向き。
おまけに10年ぶりくらいのポイントへの再訪をたくらんでいたのに、
久しぶりすぎて場所がわからなくなってたりといろいろとヘボへボでしたが、
それでも走り回ったらそこそこの成果を得ることが出来たのでした。
うん、久しぶりの来訪だけど北関東はやっぱり面白いねぇ♪

<1>鬼怒川流域各地

  
というわけでまずは早朝から何度も来ている水辺をうろうろ。すると、あちこちに
コマツカサススキ(左)があったり、えらく貧弱でしたがタコノアシ(右)があったりします。

  
ハッカ(左)も相変わらず大群落がありました。なにげにすごくカワイイ花ですよね。
かわいさで言えばひそかにこちらも、のスズメウリ(右)も花盛りの株がありました。

  
さて、肝心のトンボはというと、アオイトトンボ(左)がやたらと多数。
マイコアカネ(右)もあちこちで飛んでいますが、肝心の本命は高くを1度飛んだだけ。

  
この場所ではたぶん少数派であろう、コフキトンボ(左)も1♂だけ見つかりました。
水辺をよく見ると、これまた大満開状態のヒメジソ(右)も目に付きます。

  
このあたりにはえらくノシメトンボが多く、あちこちにとまっているのでこんな光景(左)も。
水辺には、ボントクタデでいいのかな?いい感じのタデ類(右)も見つかります。

  
イヌハギ(左)はほとんどすっかり実になっていて、かろうじて数花残っていただけ。
実もかわいいよなとアップで撮ってると、ふわっとアジアイトトンボ(右)が
乗ってきたりしました。あ、そう、撮って欲しいの、とばかりに数枚パチリ。

  
結構ビックリしたのは、ボロボロながらまだ健在だったチョウトンボ(左)。
なんかえらく敏感な上に、高い位置で喧嘩していることが多くて撮影チャンスは
少なかったのですが、むりやり連写したら、なんとか飛びモノ(右)も撮れてました。

  
あたりにはウラナミシジミ(左)が飛び回っていて、秋の深まりを実感します。
ものすごくご立派なサイズのタカアザミ(右)もあったので、コリャ眼福とバシバシ撮影。

  
良く見ると、イチモンジセセリ(左)が何匹も吸蜜に来ていたり、花先で
のんびりとテリ張りしているマユタテアカネ(右)がいたり、これまた結構楽しめたり。

  
ふと草陰にキチョウの蛹(左)を発見。おお、色ついてるし羽化直前じゃん?
と思っていたら、ふわっと飛んできた個体がその蛹にとまって(右)そのままじっと
静止してたりしました。うん、たぶんこいつは♂で羽化してくる♀を虎視眈々と狙って
いるんでしょうが、そこにとまってたんじゃ羽化のジャマになんじゃねぇか?

  
さらにうろうろすると、アオイトトンボ(左)やら、マユタテアカネ(右)なんかは登場すれど、
狙いのトンボは瞬間的に横切っただけという状態なのでギブアップして転戦することに。

  
河川敷をウロウロすると、あちこちにヤクシソウ(左)が咲いていて秋を一環。
ふつうのツリフネソウ(右)も群生してましたが、やっぱワタラセ〜とは雰囲気大違いやね。

  
アキノウナギツカミ(左)やら、イボクサ(右)やらの群生している湿地もありましたが
10年ぶりくらいに再訪しようとしていたポイントがどこだかさっぱりわからなくなっている
ことが発覚し、ド真夏日の中、大汗かきながら右往左往(^^;

  
ちょっと驚いたのは、たっぷりと実をつけていたカラハナソウ。
どちらかというと高原の植物のイメージだったんだけど、こんな河川敷にもあるんだ〜。

  
結局良くわからなかったので、とりあえずよさげな河川敷を歩いてみると、
そこらじゅうからバラバラと撒いたかのようにカワラバッタが飛び出します。うん、ゴージャス。

  
ゴージャスといえば、この光景(左)。いやぁ、すんげぇでしょ、これは。
正体はカワラハハコ(右)なわけですが、ここまで大群生するんだナァ。絨毯みてぇ。

  
花をドアップ(左)で見てみると、なかなか精妙な造形してるでしょ?
あと、大群落といえばこちらもビックリのカワラニガナの群落(右)にも遭遇。

  
こちらもそこそこに大株があって、やっぱりいい環境なんだナァとじっくり実感。
でも、結局かなりの時間探したのですが、10年ぶりのポイントは見つからずでした。
実は、アキノハハコグサの群落がある場所だったんですけどねぇ。なくなったのかなぁ。


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