台風の中でA〜広島花巡り編〜 11.9/4

この日は、台風の中ムリクリ突撃第2日。
なぜか取って返して広島は帝釈峡突撃です。うん、なんだって
こんな危なっかしいタイミングで大移動してるんだと
ツッコミ多数頂戴することかと思いますが、
前日の愛知で空振りした花たちに、なんとしても逢いたくて…
笑ってしまったのは、前夜のうちに新名神を走破したあたりのSAまで
移動して力尽きていたんですが、早朝目覚めて動き始めると
兵庫県内はあちこちの高速道路が通行止め状態で
ホンキでどうにもならず、相当長時間迂回にウロチョロすることに
なったこと。さすがは記録的といわれた大型台風だ(^^;
ということで到着は予定よりもかなり遅くなってしまったのですが
それでもしつこく歩くと、予想以上に多くの花と遊べた1日となったのでした♪

<1>帝釈峡周辺

  
というわけで、かなり遅くなりつつ到着した帝釈峡で、さっそく意気込んで
歩き始めると、まだつぼみのツルニンジン(左)やら、ハグロソウ(右)やらを発見。

  
ムカゴイラクサ(左)もあちこちに群生していて、うっかり触ったらエライ目に…
あたりには、ヤマゼリでいいのかな、面白そうなシソ系植物(右)も群生してました。

  
ツルボの花で吸蜜しているヒメキマダラセセリ(左)にも遭遇。かわいいねぇ。
ちょっと驚いたのは、花は終わり賭けでしたが、シデシャジン(右)があったこと。

  
昨日に引き続き、クモノスシダ(左)を実ながら歩くと、道端にはイワカラマツかいな?
という花(右)もありました。花が終わりかけてたのでよくわからないけど。

  
そうこうするうちに、この日の目的その@、マネキグサを発見!
今までなかなかお会いできなかったので憧れだったのですが、この日はなんか
あちこちに群生していて逆にビックリでした。訪れてたタイミングが悪かったのかな?

  
とりあえず、お約束の花のアップを撮ると、やっぱりかわいいねぇ。
でも、このイメージが強いので小形の植物という思い込みがありましたが、実際はかなりの
大株になるものもあるとわかってちとビックリ。むむむむ。

  
感嘆したのは大増水中の沢の様子(左)。こりゃ、昨日は相当降りましたね〜。
近くには、なんとも妖艶な模様のギンスジカギバ(右)もいらっしゃいました。

  
さらにウロウロすると、あちこちにギンバイソウを発見。さすがに花は
とっくに終わってひょろ長い状態でしたが、久々の出会いでうれしいですなぁ♪

  
さらにおくまで歩いていくと、道端のあちこちにいい感じに咲いているマネキグサが
次々登場してビックラ仰天。いやぁ、しかし不思議な魅力のあるはなだよなぁ。

  
テリハアザミとかなんでしょうか、面白そうなアザミ類(左)もありましたし、
ヤマゼリらしき植物(右)はあちこちで大満開で、見所が多すぎて半パニック状態。

  
かなりおくまで移動してきても、マネキグサ(左)はたくさん見れました。
周辺には、キツリフネ(右)なんかも、かなりいい感じに群生していたりします。

  
おおっと思ったのは、これもちょうど大満開だったモミジハグマ。
よく考えるとこいつもなかなか久しぶりだし、やはりこの場所は出会いが濃いなぁ。

  
路上でのんびり給水中のカラスアゲハ(左)も登場しましたが、敏感でこれ1枚撮れただけ。
あたりを見渡すと、花はほとんど終わりかけでしたが、ナベナ(右)も見つかります。

  
こいつも前回がいつだったか思い出せないくらい久しぶりなので、花は少ないけど
バシバシに撮影。かわいい花ですが、えらく虫のウケもよいみたいで。

  
ナベナの実(左)もアップで撮ると、かなり印象的な構造で印象的でした。
あたりには先ほどと違ってスリムなアザミ類(右)もありますが…ウスバアザミかな?

  
薄暗い場所でしたが、キバナアキギリ(左)も少しだけ咲いていました。
あと印象的だったのは、よくみるときれいなミズヒキ(右)。秋の気配ですねぇ。

  
さらに奥まったほうでもマネキグサ(左)は大群生で、微妙に納得いかなかったり。
あたりには、チャワンタケ系の面白そうなキノコ(右)もありました。美味そうだけどなぁ。

  
地味ながらよく見ると実にいい色合いのシャクガ類(左)も発見。
あたりには、見慣れない模様のアリバチ類(右)もひっそり隠れていたりします。

  
先はじめ名雰囲気のヤマジノホトトギス(左)にカメラを向けると、
派手な模様の蛾(右)が何匹もとまっていることに気づきます。おやおや満員御礼。
しかし、ホトトギス類ってあまり虫が来てるイメージないんですが、気のせいかな?


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