アコガレ再訪〜宮島御案内〜 11.7/31

この日は、前々からお約束していた一大イベント。
だいぶお久しぶりのあの宮島へ、O氏をいざなう、ご案内イベントです。
ここんとこお忙しいO氏がムリヤリ捻出した時間ですからこちらも気合が入りますが
詳細は省きますが、直前で不可思議なヨコヤリが入ってきて
調整にアタフタしたり、胃をキリキリさせたりという展開もあったりして(^^;
なんとか無事にご案内叶うことになって久しぶりの場所を訪れると
予想外の悪天候とか、こちらのポカミスとかもありましたが、
今回も 嬉しい出会い満載の楽しい時間が過ごせたのでした(^-^)☆

<1>宮島周辺

  
まずは、予想よりも1時間半くらい早く夜行バスが着いたというO氏を拾って一路島へ。
本当は島の景色や船をネタ用に撮っとくはずがすっかり忘れてたのは
久しぶりの山道をきちんと覚えているかどうか不安だったからなのですが、
ようやくそれらしき山道にたどり着いて歩き始めると、
なんと足元にヒナノシャクジョウ(左)を発見。さらに近くにあるのは、ウエマツソウ(右)じゃん!

  
というわけで、初手から予想もしないオオモノ連発にビックラこきつつバシバシ連写。
特にウエマツソウはお初にお目にかかるので大感激でした☆

  
その中は分岐が多くて、ホンゴウソウかなぁというのもパラパラありましたが
先を急ぐのと、木影がものすごい湿度であっというまにヘバッたので
あまりきちんと撮らずに帰ったら、よくわからなくなって後悔中。
帰りがえにもう一度撮ろうと思ってたら別ルートで帰ることになったので…

  
ヒナノシャクジョウには、はじめてみる開花株もありました。いやぁ、かわいい花じゃん。
次回は時間を気にしなくて言いタイミングでじっくり撮りにこよっと♪

  
その後は、蒸し暑さにヘバりつつ、ひたすら山道を歩いてゆき、
気合を入れて藪を漕ぎ倒して、汗まみれで辿りついたは懐かしの海岸。
波打ち際をあるくと、さっそくルイスハンミョウがバシバシ飛びます。

  
ちょうど満潮時だったからか、狭い範囲にものすごい数がいたので、側面(左)とか
撮って遊んだり。磯の中にはクサフグ(右)ものんびり泳いでました。

  
さてさて、ドキドキしながら周辺を探していくと……いました、大珍品ミヤジマトンボです!
久しぶりの再会と、無事に御案内かなったことで、まずは一安堵♪

  
その後はしばらくじっくりと見て回ると、運良くマーキング漏れ?の個体が
いたので、それを中心にバシバシと撮影。いや〜、やっぱりかわいらしいトンボじゃな〜。

  
胸の鮮やかな模様が見えるショット(左)を粘って撮っていると、警戒したのか結構ちょこまかと
周辺を飛ぶので、なにげなく連写してみたら、意外にも飛びモノ(右)が撮れちゃったり♪

  
味を占めたので、ホバリングを交えて飛ぶ個体を狙ってAF連写を
かますと、2枚ほどこんな奇跡のショットも撮れました。いやピンボケですけどね。
FZ100のAF連写機能はこういう被写体だと打率が上がって嬉しい限り☆

  
あたりを歩いてると林の中からけたたましいセミの声。見ていると、オオカマキリ幼虫に捕らえられた
ヒグラシ(左)が大絶叫していたのでした。南無阿弥陀仏。
浜辺には、フトヘタナリになるのかな?おもしろげな巻貝(右)もごろごろあったり。

  
びっくらこいたのは、あきらかに本日羽化しましたよ、というヘロヘロの個体(左)
が登場したこと。高い位置でなかなかうまく撮れませんでしたが。
そんなのもいるのね、といっていたら、ふいにすぐ側で♂が♀を補足して
交尾態(右)になったので大興奮。でも位置が悪く、この1枚撮っただけでバラけたんです(ToT)

  
そのまま♀は産卵体勢(左)になったのでバシバシ撮ってみますが、
相変わらず素早いのでなかなかろくなショットが撮れず。
しかし嬉しいことに、♂が短時間ながら産卵警備でホバリング(右)をしてくれたので
とりあえずこんな感じの飛びモノも辛うじて押さえることができたりとか。

  
その後、♀は結構長時間産卵を披露してくれましたが、これがまったく落ち着かずに
チョコチョコ動きながら産卵するし、動きがアグレッシブだしで
私の技量ではこんなのが数枚撮れただけ。まぁ撮れただけでも幸運と思わねばネ。

  
さらにうろうろすると、O氏が見つけてくれたのはミヤジマトンボの羽化殻。
最初は見つけてもわかるかなぁと言ってたんですが、思った以上に背棘が特徴的ね。

  
一休みして磯の方を除いてみると、そこにはなんと交尾中のシロウミアメンボが!
慌ててひたすら乱写しますが、これが極小サイズのものが波間に漂ってるんだから
本当に打率が悪い。数百枚撮って、まともにピンがきてたのはこの2枚くらい…
まぁ、でも前回よりはだいぶ進歩したかな?

  
などと思っていたら、岩場の中では他のカニを貪り食っているフタバカクガニ?を発見。
まさか同種の共食いではないとは思いますが、結構迫力あるシーンですよねェ…


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