上高地リベンジ〜オオイチ三昧?〜 11.7/23

この日は、前々から企画していた上高地・ザ・リベンジ。
いつもどおり「蝶に遊ぶ」のma23さん、「ノゾピー蝶観察・撮影の部屋」のノゾピーさん、
そして、スギ丸さん、ワタクシの怪しいカルテットで深夜にキアイ満点で大阪発。
思えば、3回連続の大雨からスタートした私の上高地探索ですが、
その後も今まで結局全部雨模様で、上高地名物のはずのオオイチはチラ見すらしてない
という非常に悔しすぎる状態だったもので、
今回はオオイチに的を絞って、苦しい山登りをせずに粘ろうという作戦。
すると、その作戦はかなり大当たりで、おまけに暑すぎるほどの大快晴に♪
写真のデキは置いといて、リベンジ成功の楽しい1日になったのでした。

<1>上高地周辺

  
というわけで、上高地に着くと、ちょうど雲が上がっていってよさげな風情(左)。
歩き始めると、面白げな蛾(右)が壁に止まってましたが、招待は現在調査中。

  
まだ時間的には早すぎるよなぁと思いつつ、ず一番期待できそうなポイントへ歩いてくと
道端にイワキンバイ(左)を発見。実に魅惑的な質感のハバチ類幼虫(右)もいました。

  
面白げなシリアゲムシ類(左)もいました。ヤマトではなさそうだけど、お名前は?
しばらく歩くと、見事に大満開のバイケイソウ(右)にもお会いできます。

  
ふわふわと登場したのは、えらく大柄なゴイシシジミ(左)。
近くにはセンブリ類(右)もいたけど、これはクロセンブリかな?

  
相当離れていたのでよくわからなかったけど、シャクナゲの類(左)もありました。
沢の中には、今回も悠々とイワナらしき魚(右)が泳いでいたので暗い中四苦八苦して
撮影しますが、これはあとで予想外のビックリにつながったりします

  
しばらく歩いていると、びっくりなハプニング。道の向こうから、ズンガズンガと
歩いてきたのは、なんとニホンザルじゃないですか!
ビックリしている我々を尻目に、彼らは何食わぬ顔で我々の横を通り過ぎて
ハヤシの中に消えたのでした。慌てて設定ミスの荒々な写真しか撮れなかったけど…

  
近くの木影にはマルバイチヤクソウ(左)があったり、河原を歩くと
ホソバヤマハハコ(右)があったり、結構面白い花も見つかります。

  
河原の中には、ミヤマオトコヨモギ(左)なんかもありましたし、
これまたイキオイいい感じのシナノオトギリ(右)なんかにも遭遇♪

  
これまたいい雰囲気のヤマオダマキ(左)に続いてご登場したのは、これまたお見事な
風情のシナノナデシコ(右)もあったりしました。蝶影はほとんどなかったけど。

  
ようやく目的地近くまで来ると、ヒメシジミ(左)が何匹か見つかりました。
しばらくすると日がさしてきて、まずは♀(右)が御開帳。

  
続いて♂(左)も鮮やかな青色をご披露いただきましたが、ちょこっと欠けてるのが残念。
一瞬だけ求愛?ってポーズ(右)も見せてくれたりしました。

  
近くでma23さんが見つけてくれたのがこちらのトラハナムグリ。
お初にお目にかかりましたが、なんとも艶やかな色合いで美ししゅうございますなぁ♪

  
さて、浮き足立ちつつイソイソとポイントに行くと、すぐさま石上でコムラサキに混じる
怪しい影を発見。おぉお!さっそく、今回の大目標、オオイチモンジのご登場じゃないですか!

  
この個体は妙にフレンドリーだったもので、翅表(左)、翅裏(右)ともわりとすぐさま
撮影できちゃってもうウハウハ。いやぁ、遠征してきた甲斐があったなぁ☆

  
あたりでは、不思議なくらいものすごい数のコムラサキが大集結。石上で
せっせとストローを出してましたが、なんか味するのかなぁ?

  
うろつくと、ヤマキマダラヒカゲ(左)やら、シータテハ(右)やらも御登場。
さっそくの濃密な成果に満足しつつ、「次は♀だ!」などと欲深いことを叫んだり(笑

  
あたりではフワフワとアサギマダラ(左)もご登場されました。あちこちでミヤマハタザオ(右)が
咲いていたので、思わずクモツキ幼虫を探しちゃいましたがさすがにそこまでの幸運はナシ。

  
その後も何度もオオイチモンジがご登場するのですが、最初の個体はなんだったのか
といいたくなるくらいのものすごい敏感&活発で、落ち着かずにちょろちょろ飛ぶわ
少しでも近づくとふわ〜っと飛んでくわ、予想以上に大苦労。

  
オオッと思ったのは、追っかけているうちに短時間だけ実現した、
オオイチモンジ&コムラサキのコラボ。なんかこれ面白い風情じゃないッスか?

  
さらにうろうろすると、なにがあったのか、ものすごい数のコムラサキ(左)が集まっている
場所を発見。せっかくなので紫光沢のいい雰囲気(右)も頑張って撮影。

  
そうこうするうちに、こちらもえらく敏感でしたが、エルタテハ(左)も御登場。
岩上の高い場所でしたが、交尾中のヒメシジミ(右)がこちらも撮れとばかりに出てきたりします。

  
あたりをyくみると、クガイソウ(左)も咲いていました。んで、その後も頑張って
オオイチモンジ(右)を狙いますが、やはり敏感でドアップは撮れず。
低い場所に下りるのはひたすら♂ばかりで、♀は高くを時々通り過ぎるばかり。ムムム。


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