モドキ観察会〜&いつものコース〜 11.6/19

この日はお久しぶりの、ヒョウモンモドキの観察会に参加してきました。
実は昨年、大激減して厳しい状態だと聞き、
とりあえずどんな状況なのかこの目で確認したい、と思いまして…
本当は先週来る予定だったのが、突発的関東遠征のせいでこのタイミングに
なったもので、ついでに朝っぱらからいつもの場所でゼフ狙いをし、
さらに観察会でご一緒になった方々と一緒に、
午後から再度ゼフ探索という、この時期のいつもの展開に。
いくつかの重点目標は、今回もやっぱり制覇できませんでしたが
引きの強い方々のおかげで、かなり楽しめた1日となったのでした♪

<1>広島県各地

  
というわけで、この日も気合を入れて暗いうちから歩きますが、早朝は少し
見惚れてしまうようなものすごい濃密な霧(左)。小雨もぱらついてくるし…、
早うろうろしても咲き始めのヒメドコロ(右)なんかが見つかる程度。

  
それではと、この日も懲りずにチョウセンヒメツゲ(左)をみてまわりますが、
狙いのニシキキンカメムシは今回も見つからず。いつになったらお逢いできるのだろう。
なんか面白そうな蛾の幼虫(右)は見つかったんですけどね〜。

  
諦めてウロウロしていると、えらく蛾のあつまっているトイレを発見して
しばらくバシバシ遊んでしまったり。まずはおもしろげなシャクガ類(左)と…
右はイマイチ自信がないけど、普通のシャチホコガかな?
#左はオイワケキエダシャクのようです。お初、かな?

  
カギシロスジアオシャク(左)はやたらと多くてベタベタついていました。
この場所での一番の大物は、モモスズメ(右)。何度見てもかわいいのぉ。

  
かわいらしいヒメトラガ(左)に続いて、ウワバ系の面白そうな蛾(左)もご登場。
すぐに名前がわかりそうなのに、よくわからんかったんですけどね。

  
そのほかにも地味系の蛾もいくつも発見。いずれも面白そうなんだけど
時間がないのでお名前調査はまだ途中。わかったら載せます(^^;

  
草地を歩くと、白花のノアザミ(左)を発見。こりゃまた清楚でイイ感じ。
んで、さっそく長竿を振り回すと、いきなりヒロオビミドリシジミ(右)が御登場。

  
薄暗い中さらに頑張ると、ウラナミアカシジミ(左)やら、ウスイロオナガシジミ(右)
やらがご登場して嬉しくなりますが、この頃から結構ハデに雨が降ってきたり(^^;

  
そんな中でも頑張ると、面白いことに、ヒロオビミドリシジミ(左)、ウラジロミドリシジミ(右)
ともに、ヒメジョオンの花上に降りてくれてちょっと吸蜜風の光景に。

  
その後、結構な本降りの中、合宿中らしき学生さんたちにメチャクチャ
怪しまれつつ頑張ると、さらにヒロオビミドリシジミ(左)、ウスイロオナガシジミ(右)などが
次々と降りてきてくれますが、この様子じゃ粘っても開翅まではいかないよなぁ。

  
小雨になり始めると、すぐさまウラギンヒョウモン(左)が何匹か御登場。
ちょっとボロのヒロオビミドリシジミ♂(右)に翅表のチラ見せをいただいたあたりで、
タイムアップ。大急ぎで観察会の会場へ向かうことに。

  
と、車に戻る途中で花芽をつけたマメガキ(左)を発見。あたりにヒメフウロ(右)が
今年もこれまた見事に咲き誇っているので、しばし足を止めて撮影。

  
なんともかわいらしい花なのでその魅力を引き出すように撮れないかと
しばし粘りますが、今回も結果はこの程度。難しいもんだ。
んでその後、観察会の会場へ向かいますが、場所をすっかり勘違いしてるわ、
時間も間違ってるわで、結局1時間遅刻しての参加に(^^;

  
歩き始めると、たわわな実をつけたナツハゼ(左)を発見。湿地の中ではフワリと
ヒョウモンモドキ(右)が飛んできてくれて、かなり感激しましたが、
やはり相当数が少ないようで、しばらくは他の個体は見つからず。むむむ。

  
湿地では今年もモートンイトトンボが多数舞っており、♂(左)、♀(右)ともにすぐさま
撮影できました。意外だったのは、例年だと結構な数が見れるはずの
ハッチョウトンボが見つからなかったこと。たまたまならいいんですけどね〜。


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