新機材挑戦A〜あれこれトライアル〜 11.2/27
  
<2>阪神間各所 続き

  
さらに図に乗ってウロウロすると、ヒレタゴボウの枯れ穂(左)やら、
いい感じに咲いているハルザキヤマガラシ?(右)やらも発見。PowerShotだと
すぐに裏ピンになりそうな条件ですが、案外的確にAFでピント持ってきてくれますね。

  
面白かったのは、ものすごい数があちこちで見られたアカミミガメ(左)。
先日は全く見ませんでしたが、どこにそんなに隠れていたというのだろう?
蓑ガメ風に甲羅にコケの生えた個体(右)も目に付きました。

  
と、そうこうするうちに狙いのマキバタヒバリ君がご登場。
しかし、対岸でチョロチョロするものがデジスコで撮れるわきゃぁなくて
こんなのが撮れただけ。前回よりだいぶアップにはなったけど…
その後、彼はどこかに飛び去ったので、探し役を志願して対岸に渡ったら、
しばらくしてマキバ君は同じような場所に戻ってきやがって、
対岸の皆様が大興奮しながら私のすぐ真下をバシバシ撮っているんだけど
こちらからは全く彼の姿が見えないというもんのすごく悲しい展開になってみたり。
いやぁ、ああいう時の軽快なシャッター音って、泣けてきますねぇ(-_-;

  
その後、彼は再度行方不明になったので、あちこち探し回れども、
ふつうのタヒバリ(左)がいたり、ツグミ(右)がいたりって程度。

  
面白かったのは、ものすごい勢いで飛びまくっていたドバトの群れ。
飛びモノの練習ということでしばらく遊んでみましたが、PowerShotよりは
飛びモノに対するAFスピードが速い&連写が早いので結構楽しい♪

  
その後も彼は再登場しないので、探索範囲を広げてみると、道端にかなり
いい雰囲気に咲き誇っているホトケノザ(左)やらミチタネツケバナ(右)やらが見つかります。

  
かなり探し回って、ようやく見つけたのは普通のタヒバリ。む〜〜。
しかしこの日は気温がかなり高くなったので陽炎ユラユラ。厳しい条件やなぁ。

  
面白かったのは、水田地帯にバラバラッと撒いたようにいたミヤマガラス。
噂ではコクマルガラスも数羽だけ混じってるとのコトでしたが、こちらは見つからず。

  
FZ100+テレコンで狙うと、やはりPowerShotの時よりはかなりアップで
撮れはしますが、周辺が結構流れるような感じに撮れることがあるという事実を発見。
テレコンとの相性がよくないってことかなぁ。ちょっと悩むなぁ。

  
さて、戻ってさらに挑戦を続けると、マキバタヒバリが珍しくのんびりと
とまっているのを発見。慌ててバシバシ撮ってみますが、どうにもこうにもド逆光。

  
その後、かれはまた同じように水路沿いをウロチョロしてくれたのですが、
どうにもこうにもデジスコ向けの被写体じゃないのは間違いないわけで、
さらに私はアイピースの新調により探すのにかなり時間がかかってしまって
撮れたのはこんなのが数枚だけ。ほとほと疲れ切ったのでギブアップすることに。

  
んで、転戦してきたのはなぜか久しぶりのコホオアカ君のポイント。
というのは、関東方面の知人から近日中に遊びに行くけどまだいるか?との
問い合わせがあったので、それならば直接確認しとくか、ってことで(^^;

  
彼は相も変らずゴチャゴチャの草の中でセッセと餌捕り中でしたが、
何度かヒョコッと周辺を見渡して(左)くれたり、なぜかこちらを凝視(右)したりしたので
嬉しくなってバシバシと撮りまくり。しかし、警戒心の薄さもかわらんなぁ。

  
その後は、近くの川面に浮かぶヒドリガモ(左)やら、チョロチョロしてるジョウビタキ(右)
やらを狙ってデジスコの練習。でもこの頃にはようやく天気予報が当たり始めて
爆裂に分厚い雲が一面を覆いつくします。ん〜、まずそう。

  
さらに、帰りがけのオマケですでに薄暗くなり始めた干潟にも立ち寄りました。
さすがに暗かったのでISOを400まであげて、ユリカモメ(左)やら、ホシハジロ(右)やら
といったあたりをなんとか撮影。うん、高感度でもなんとか使えそうだゾ。

  
さらに調子に乗って、かなり暗くなった中、のんびりしているシロチドリを
ISO1600で撮影してみたり。さすがに明るくは取れなかったので補正してますが、
この条件でコレだけ撮れれば充分じゃん、ということで満足しての〆でした。

〜おまけ〜

  
翌日の仕事がかなり早く終了したので、ついでに近場で再挑戦ということで
移動していると、薄暗い中でしたが、川面を活発に飛ぶコウモリを発見!
それではということでISO1600で置きピン連写してみると、なんとか見れるものが
数枚だけ撮れたので小躍り。ISO400までのPowerShotじゃ撮れなかったシーンですね。

  
ちなみに、少し大型で、アブラコウモリではない雰囲気濃厚でしたが
種類がキッチリ判別できるほどには撮れずに残念。キクガシラコウモリとかかな?

  
ついでに、ということで、地元のセツブンソウの産地に立ち寄ってみると、
すでにかなり暗くなりつつある林の中、数株が出迎えてくれてこれまた狂喜乱舞。
恥ずかしながら、ひそかに地元産の花を撮るのはお初だったりします♪

  
思いついて、セツブンソウのドアップ(左)も撮影してみたり、近くにあった
マツカゼソウの実(右)のドアップを撮って遊んだりしているうちに、
思いがけない事実を発見。このFZは、ピントの切替が、AF・AFマクロ・MFの
3段階あるんですが、AFマクロにするとズーム端でもピント距離が少し近くなるんだ!
ということで今更ながらのささやか発見に驚いての〆となったのでした(笑

というわけで、あれこれとかなり楽しめた1日でした。
まだまだ慣れない部分もたくさんありますし、従前の機材の方が利点がある
箇所もないわけではないのですが、使いこなせればかなり楽しめそう。
デジスコについては、ブラケットの調節がちょっとうまくいってなくて
低倍率では周辺減光が出るのと、なんといっても画角に入れにくいのが
難点ですが、前者は調整で、後者は修行?でなんとかなりそうだし、
FZについてはまだまだ理解していない機能が多いのですが、いくつかの
大問題点(ねじ込み式のアダプタ・連写グループ設定など)を除けば
これまた使い続ける中でなじんできそうな予感がします。
とりあえず、しばらくはデジスコ中心にウデを磨きつつ、さらにハイシーズンに
むけてFZの使い方にも慣れるべく頑張る、って感じかな?
(まぁここまで頑張るなら素直にデジイチ買えやという声も聞こえてきますが ^^;)
まぁ、せっかくの新機材導入、2011年もさらなる成果を目指して、
力いっぱい走りまくることを改めてここに宣言させていただきますぞっ!


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