関東ぶらり旅@〜カモメ勉強会〜 11.1/29
    
<2>銚子漁港周辺 続き  

  
その後もウロチョロ粘りますがセグロカモメ幼鳥(左)なんかが出るばかり。
えらくかわいらしいシロカモメ成鳥(右)もいましたが、あとでよくよく見ると風切が
灰色っぽいですね。足もくちばしも短いし、アイスランドだったりしないかなぁ…

  
明らかに小型で頭の模様のもやっとした個体(左)がいてオオッ!と思ったりも
しましたが、風切裏ははっきりと黒色。ということはこれでもセグロカモメの範疇なのね。
しばらくすると、えらく足が短くてくちばしが短い個体(右)もいましたが
これも同じく風切裏から見るとセグロカモメ。ほんっとうにややこしいなぁ!

  
カモメ(左)はこの日はごく少数で、クロワは期待薄な雰囲気でした。
少し頭の白っぽいセグロカモメ類(右)もいましたが、モンゴルなのかどうかは
イマイチよくわからず。最終的には風切の黒い枚数を見なきゃだめなのかなぁ?

  
じっくり見ていると、少し小型の幼鳥を発見。風切の羽縁が目立つし、
カナダカモメ幼鳥かな?と思いつつ、これまた全く自信がなかったりして。

  
カモメ幼鳥(左)やら、えらく色が白っぽくてもしかしてモンゴル?という雰囲気のある
セグロカモメ類2W(右)なんか見たあたりでギブアップ。少し奥に移動するコトに。

  
そうすると、いわしを積んだ船が到着したのでしょうか、漁港の中を
ものすごい数のカモメ類が舞い始めてなかなか壮大な光景となっていました。

  
奥の漁港では、捨てられた魚を食べているセグロカモメ(左)を発見。
なんか怪しい模様のセグロカモメ類幼鳥(右)もいましたが、これはなぁに?

  
などと思っていると、すぐ近くの岸壁にウミウ(左)を発見。しかし羽がぼろぼろ。
よくみると、あちこちにテグスが絡んで(右)いるんですね。
救出できる場所でもなく、手の出しようがありませんでしたが、落鳥しそうだなぁ。

  
さらにうろうろすると、少し離れていましたが、建物の上にシロカモメ幼鳥(左)を発見。
オイルまみれのウミネコ(右)もいましたが、ミスってピンボケしか撮れなかったり。

  
面白かったのは、岸壁のそこここに大量にいたカルガモ。こんな場所に群れるっけ?
かわりに、こういう岸壁の似合うシノリガモはこの日は1羽たりとて登場せず。
アビ類やカイツブリ類もあまり面白いのは出てくれませんでした。しくしく。

  
その後は、なんどかハデに群れ飛ぶカモメ類に遭遇し、げしげしと激写。
こういう場合は、ほとんどがウミネコとユリカモメなんですよね。面白いなぁ。

  
かなりびっくらこいたのは、岸壁の何箇所かに積み上げて捨ててあったサメ類。
こんな山が数箇所ありましたが、漁で混獲されて捨てられたってことかな?
ちなみに、図鑑で見るとシロザメが似てますが、食用って書いてあるなぁ。もったいない。

  
その後も成果なく、朝の場所に戻ってカモメ幼鳥(左)なんぞみていると、横にいた
凄腕鳥屋さんがカナダカモメ3W(右)がいると教えてくれました。残念ながらゴチャゴチャ
した群れの裏で羽繕いしてて、顔を上げた一瞬が撮れただけ。

  
頭のえぐれたオオカケ君(左)にも再会しました。こいつも長生きやねぇ。
ワシカモメ4W(右)も見つかったりしましたが、そろそろ粘りつかれたので
大移動してウワサの珍鳥君を見に行こうかねぇ、と方針転換。
しかし、ちょうど到着されたS氏にそう報告して動こうとしていると、スコープを
取り出したS氏がヒョイとのぞいて「あ、カナダいるじゃん」。

  
え〜〜!?と思いながらS氏の指す方向を見ると、
そこにはわかりやすい雰囲気のカナダカモメが鎮座していたのでした。
散々探したのに、この展開ってマジでどないよ?

  
しかし、お詫びのつもりなのか、カナダ君は目の前でじっくりと羽繕いしてくれたり
ちょっぴりだけ伸びも見せてくれたりして、羽裏のパターンもじっくり観察できました♪
その後、ちょいと後ろ髪引かれつつ移動しましたが、粘ったS氏によると
カナダは何羽か出たものの、クロワはこの日はご不在だったそうで…

<3>首都圏某所  

  
んで、やってきたのはとある河川敷。途中で渋滞にばっちりハマッて
到着が夕暮れになってあせりつつ、うろうろと周辺を探索。
えらくしつこく目の前に「撮ってくれ」とばかり出てくるジョウビタキ(左)やら、
アオジ(右)やらはいるもののウワサの鳥は一向に姿を見せず。

  
しかし、粘るほどにようやくウワサの鳥がご登場。数年ぶりのキガシラシトドです。
しかし、これが予想外に近くに出てくれたのはよかったんですが、ゴチャゴチャした
ブッシュの中で、こんな証拠写真未満が撮れただけ。
愚痴ってもしょうがないんですが、いまいちマナーのよろしくないお方がいて
人がスコープ向けてる前にどっかり入ってきてかぶりつきで撮ろうとしやがるので
わずかにあったチャンスも見事に泡と消えちゃったりして。
おまけに藪に入っているのを、グングン近寄って撮ろうとするから飛ばれちゃったし。
まぁ、私もあまり偉そうな事いえる立場じゃないですが、ちょっとねぇ(^^;

  
その後もしばらく粘れども、ハクセキレイ(左)が慰めるように足元をチョロチョロ
してくれた程度。雄大な夕陽(右)を眺めながら、関東初日の〆としたのでした。

というわけで、少々不完全燃焼な点もありましたが、
あれこれのんびり楽しめた1日でした。
ご案内いただきましたKさん、本当にありがとうございました!
しかし、銚子のカモメはやっぱり難しいですねぇ。
場数踏んで勉強しなきゃいけないんでしょうから、今回もお会いし損ねた
クロワ君探しも含めて、また足繁く通わなきゃですね。
さて、この夜はまた某P氏と合流し、鳥肌立つほど美味なる鉄板焼きを食し、
前回見つけたメチャいいカンジのバーで旨い酒を呑んで、
店員さんの深いウンチク話に感嘆しつつ、しこたま酔っ払ったのでした。
いやぁ、こういう遠慮の要らない時間って言いですねぇ。
ちなみに、前回は南大東島のGrace Rumに強烈なパンチを食らいましたが、
今回は徳之島産のラム酒「るりかけす」というのを呑んでみたりして
ちょいと南の島の酒文化というのに興味を持ってみたり。
実際に南国に行くと夜も走り回ってるので現地で酒呑む機会がないんですが
今度から自分用お土産にあれこれ買い込んでくるようにしよっかな(^-^)?


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