ぷち登山～話題の場所巡り②～ 11.1/23
この日は、昨日の空振りっぷりを埋め合わせるべく、
最近話題の場所を数箇所巡っての鳥見としゃれ込んでみました。
今回は巡った場所はなぜか全て山間に偏った上に、
プチ山登りな場所もあったりして、運動不足をちょいと実感(笑
でも、大満足とは行かなくても、そこそこ狙いの鳥を見れ、
意外なオマケもアレコレと付いてきたりして、
真っ白に広がる雪原眺めていた昨日とはちょいと一味違って、
なんか久しぶりにのんびり楽しめた１日となったのでした。
| ＜１＞阪神間各所 |
というわけで、早朝からやってきたのは山間の渓流沿い。
歩き始めると、えらい目の前でのんびりしてるハクセキレイ(左)がいたり、
ちょろちょろと動き回るメジロ(右)の群れに出会ったりします。
初手からマヒワの群れ(左)もご登場。数枚撮ったら飛び去ったけど、今年は多いなぁ。
これまた至近距離でうろちょろしているコゲラ(右)も見つかりました。
さて、この場所の狙いはこちらのヤマセミ君。ということで、
探すほどに枝に止まっているのを見つけますが、ゴチャゴチャした枝の裏で
試行錯誤してもこんなショットしか撮れず、歯がゆい思いをしてみたり。
諦めて周辺をうろうろすると、ものすごい至近距離にアオジ(左)が隠れて
いたり、ちょろちょろとルリビタキ(右)が愛想を振りまいてくれたりします。。
と、そのときいきなり目の前にヤマセミが飛んできてくれたのですが、
慌ててデジスコを向けるも、なにが気になってるのか正面を睨みつけ続けて
いるので、取れたのはうしろアタマ(左)ばかり。こりゃダメだなぁ、と
嘆いていると、彼はひょいと飛んで、若干マシな場所(右)にとまってくれました。
まだ枝かぶりだけど、いままでよりは全然マシなので、バシバシ撮っていると、
彼はふいにこちらをジロリと一瞥(左)したかと思うと、そのまま一気に飛びたったんです。
おお、これは飛び出しが撮れた？と思いましたが、チェックしてみると、
こんな幽霊画像(右)が残っていただけ。デジイチ欲しくなるなぁ…
そして、ヤマセミ君はそのままはるか上流に飛んでってしまったようなので
しばらく待機がてら周辺を散策して、ルリビタキ(左)やら、エナガ(右)やら撮影。
悔しかったのは、何度か出現してくれたクロジとアオバト。
おおっ！と大興奮するも、この日は散歩の人がえらく多かったもので、
すぐに飛ばれちまって結局一度足りとて成果なし。シクシクシク。
悔し紛れに、川沿いをながめてみると、カルガモの群れ(左)に混じっ
ぼんやりとたたずむカワアイサ♀(右)を発見。おお、えらく堂々としてんじゃん。
と思っていると、下流からカワアイサの小群がグングンと泳いできてちょっとビックリ。
慌ててデジスコを向けると、♀(左)、♂(右)ともにアップ撮影にも易々と成功☆
こんな♂♀比較写真みたいのまで撮れちゃって感激。
いつも警戒心バツグンの本種の出会いは、ほとんどの場合は一直線に
逃げていく後姿と相場が決まっているのにねぇ。
なんかアタマ掻きしている姿(左)やら、ディスプレイなのか、
ひょいと首を上げた姿(右)やら、しばらくアレコレ楽しむことができました。
近くでアオサギ(左)が、わしゃ無視か？と寂しそうに立ってたのでパチリと１枚。
キセキレイ(右)ものんびりと渓流を眺めていたりします。
満足して最所の場所に戻ると、ヤマセミ君は今度ははる～か下流側まで
いきおいよく飛び去ったとのコト。こりゃぁダメだな。諦めよう(-_-；
移動しようとすると、ちょろちょろ動いているアオジ♀(左)がいたり、
はるか彼方でしたが、オオタカ(右）が輪を描いてたりしました。
しかし、ここで少し面白い展開。デジスコ抱えた私をみた観光客が寄ってきて、
「すぐ近くの○○山の上に小鳥がたくさんいたから行ってみなさいよ！」と
不思議なアドバイス。まぁ、この手の話は聞くだけ損なことが多いわけですが、
久しぶりに神様の裏をかいてみるのもいいか、とちょっぴり登山することに。
すると、山頂には展望台があり、ものすごい数のヤマガラが飛び交ってました。
人々の頭上を飛び交い、至近距離で飛び回るので、デジスコどころか
Powershotもテレコン付きだとピント合わないド至近距離。こりゃ壮観ではあるなぁ。
理由はすぐに想像がつくとおり、餌付け。というわけで、周辺には餌台がいくつもあり、
メジロ(左）やら、ヤマガラ(右)やらがせわしなく飛び回っていらっしゃいました。
かなり大量のスズメ(左)も混じってプチ・ヒッチコックな雰囲気。ピーナツを手に乗せると、
すぐにヤマガラが手に乗って食べにくる(右）んです。あはは、すごいもんだ。
まぁ、楽しいけど、これじゃしょうがないから、さっさと降りようか、と思ったのですが…
ふと気付くと、餌台に怪しい影。あ、あわわ、クロジじゃないですか！
ドギマギしてると、♂(左)、♀(右)が順番に飛来してくれて目を白黒。よくみると、
周辺の藪の中にさらに数羽いるもので、方針転換で粘ってみることになったのでした。