大阪冬鳥探求〜話題の場所巡り〜 11.1/10

この日は、予定外のコースをとることになった1日でした。
当初の予定では、新年初魚捕り挑戦で、琵琶湖水系の魚を少々狙って、
さらに山の方の鳥でも狙いに行こうと思っていたのですが、
下記の通りの想定外なデジャビュからのスタートで、急遽予定変更。
(後で考えると天気予報的にムリのある計画だったのかもですね)
大阪方面に南下し、今年話題になっていながらのぞきに行けていなかった
何種類かの鳥を見て回ることにしたのでした。
おかげで何人かの方に新年のご挨拶もでき、鳥もソコソコ見れましたが、
ちょいとした失敗から不完全燃焼感が残る、そんなハンパな1日でした。

<1>大阪地方各所

  
さて、思ったよりも良く寝ちまったなぁと思った私は、車から出た瞬間に完全にフリーズ。
うぉ!!!  で、デジャビュ〜!!! 
ということで、目の前に広がるのは一面の銀世界。予想外だったので唖然呆然。
オマケにしばらくすると吹雪いてきやがって、大晦日の悪夢が脳裏に飛来します。
とりあえず魚捕りなんて状況じゃないので、予定変更して大急ぎで南下することにしますが、
これがまた予想外なことに、京都あたりを過ぎた途端に雪皆無。空はぺかっと青空に(^^;

  
それでは、ということで前から噂になっていたとある河川敷に。
歩き始めたところで、初手から草むらの中でせっせと餌とっているホオアカ(左)を
見つけて撮っていると、いきなり目の前の芝生になんか怪しい影(右)。
真逆光でなにもわからず、ピンボケのまま1枚撮ってみると…
ありゃ、今回の狙いのコホオアカじゃないですか!

  
彼はすぐにピュイと飛び立って、ゴチャゴチャの草むらの中にもぐったのですが、
そちらにデジスコを向けると、何を考えたのか、せっせと餌をとりながら、
ぐんぐんとこっちに進んできてくれたんです!!! おいおい、いいの?

  
んで、しばらくするとこうですよ! もうもろ目の前。
タモ網があったら、多分捕れたんじゃないかな、ってくらいの距離感です(^^;)

  
そんなわけで、ド真正面顔(左)とか、頭央線ドアップ(右)とか、面白い写真が撮れましたが、
しばらく粘っても全く動じずに堂々とたたずんでいらっしゃるので、
最後にはこちらが根負けして、少し離れたあたりを歩いてみることに…

  
川辺には、たくさんのユリカモメ(左)がのんびりしていて、草地の中には
ハクセキレイ(右)がうろうろ。川風は寒すぎるけど、けっこう面白いなぁ。

  
しばらくすると、草のてっぺんにホオアカがとまってくれました。
実にいい雰囲気なので頑張ってバシバシ撮りますが、強風でバサバサと揺れて
はみ出しショット撮れまくり。でもかわいいとこ見れてラッキーかな?

  
その後も、のんびりしているユリカモメ(左)を見たり、オオバン(右)を見たり
してから、先ほどのコホオアカ君の場所まで戻ってみると、彼はさすがにおなか一杯
食べたらしく、ピュイと飛んで草むらに潜ったっきり、今度は一転愛想悪く全く登場せず。

  
それでは、ということで某公園に転戦してみると、初手からかなりショッキングな
光景に遭遇。目の前でアオジ♀をGETしていった野良猫です。
う〜、猫には罪はないんだろうけど、こういうの見ちゃうとショックですねぇ…

  
ちょっと気分が沈みつつ歩いていくと、なぜかこっちに力一杯の威嚇をしてくる
ハシブトガラス(左)に遭遇。なんかモンクあんのかキミは。
この寒風の中、ジュウガツザクラ(右)もまだいい感じに咲き誇っていました。

  
さて、気を取り直して歩き始めると、いきなり目の前にマヒワの群れ。
ここでは低い場所には♀ばかりでしたが、せっせと餌捕り中なのでバシバシ撮影。

  
面白かったのは、マヒワを撮ってると、俺は撮らんのかい、とばかり
ググンと目の前に割り込んできたカワラヒワ数羽。もしかしてひがんでる?

  
うろうろすると、木影にチョコチョコとトラツグミも御登場。久しぶりだったので
感激しましたが、数枚撮ったらすぐに藪にもぐってしまいました。

  
しかし、近くで今度はマヒワの結構多きな群れを発見!
結構スケールの大きい群れで嬉しい限りでしたが、今年は本当に多いんですねぇ。

  
せっかくなので何匹か並んだところを撮ろうと頑張りますが、
いい場所に来るのは♀ばかりで♂は結局撮り逃し。♀率の高い群れだったのか?

  
藪の中をチョロチョロしているウグイス(左)なんか撮っていると、通りがかりの
鳥屋さんが、ご親切にも「ヒレンジャクがいましたよ!」と声をかけてくれたので、
いそいそと行って見ますが、枝裏逆光のトンでもない状態右)。むむ、これじゃなぁ…

  
さらにうろつくと、激至近距離のジョウビタキ(左)に遭遇。これデジスコじゃないんです。
水面では、ハシビロガモの群れ(右)が相変わらず輪を描いていたりしました。


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