無謀すぎる挑戦〜大空振りな日A〜 10.11/23

この日は、前々から一度挑戦してみたかったものにいくつかトライ。
いずれもさっぱり当たる自信がなかったので、「ダメならHP作らなきゃいいや」
と開き直っての挑戦で、その予感はマコトに正しく、
すべからく大空振りでどうにもこうにもな結論だったのですが、
とりあえず写真の枚数はそこそこ撮っていたので
何のトピックスもないけど、とりあえず1日分報告してみることに。
いや、ホンマなんも成果ないから、期待せんと見てやぁ(^^;

<1>大阪府各所

  
というわけで、とりあえずまずやってきたのは、とある公園。
歩き始めると、いい感じに色づいたナンキンハゼ(左)に目がひきつけられます。
赤い葉っぱの中に隠れている、真っ白な実(右)がなかなか小憎い♪

  
エノキ(左)も鮮やかな黄色に色づいていていい雰囲気でした。
近くでは、小さな蛾(右)を発見。種類良くわからんけど、フユシャク系なのか?

  
よさげな倒木があったのでひっくりかえしてみると、キセルガイ類(左)を発見。
チャコウラナメクジ(右)もベタベタとくっついていたりしますが、期待の虫は皆無。

  
気を取り直して、狙いをつけていた草地を歩くと、あちこちからパラパラと
コバネイナゴ(左)が飛び交い、ホシササキリ(右)なんかもこっそり隠れてたりします。

  
さてさて、実はこの場所の目的は、ヒメオンブバッタ。
「この公園では隠れた普通種らしいです」という情報を拾いこんだので意気込んで
探し回ると、やたらとオンブバッタ類がいる区域を発見。
それでは、ということで、じっくりと探してやろうと思って数十匹捕まえては
顔やら下翅やらじっくりと見ていったのですが…

  
モノの本によると識別点は以下の通りだそうです。
@目と触覚との距離が目の長径の半分くらいと短い
A後翅はわずかにピンク色を帯びる
しかし、顔のどアップを撮影しながら感じたのは、@の目と髭の距離、これって小さすぎて
よくわから〜ん。右なんかそれっぽいけど、それでいいのやら。
Aの淡いピンクというのもどこまでOKかさっぱりわからず、結論、「オテアゲ」。
誰かお詳しい方、教えてくださいませ〜〜☆

  
悔しいので、も少しがんばろうとアチコチ探すと、湿地脇の草地に
ものすごい数がいることを発見。名前の通りオンブしている個体(左)もたくさん
いましたが、なんか間違ってるカップル(右)もいました。すれ違いですか?
しかし、オンブバッタは色から体系から、バリエーションが豊富すぎてヤヤコシイ!
ということで結局ギブアップ。どうやったら見分けられるのだろう…

  
一気に疲れつつ、移動しようとすると、道端に大量のマテバシイの実(左)を発見。
こいつは渋味がないから生で食えるのよね、とバリバリ齧っていると、
足元におもしろげなコオロギ系幼虫(右)発見。幼虫越冬ってことはタンボコオロギ?

  
シバスズ(左)もまだまだ元気に飛び交っていましたし、ドアップで見るとなかなかいい
面構えのヨモギハムシ(右)なんかも見つかったり、結構楽しめます。

  
みごとに黄葉しているアカメガシワ(左)なんぞに感嘆していると、葉上にクロスズメバチも(右)を
発見。どうやら木影はまだ寒すぎたようで、ぴくりとも動きませんでした。

  
ヒメヒラタアブ(左)がいたので、こいつもたまにはとドアップ撮影。
お次の目的地へ移動する途中で、ふと懐かしい墓地が近いことに
気付いたので立ち寄ってみると、懐かしいテンツキ類(右)を発見。

  
オオフタバムグラ(左)なんかに混じって、お久しぶりのハマビシ(右)に逢えました。
まだ健在かどうか不安だったのですが、この場所だとやっぱ環境が安定してるんですね。

  
さすがに花には遅いだろうけど、海浜植物って案外花期いいかげんだから…と
ひそかに期待していたら、パラパラとまだ花がついていてちょっとビックリ♪

  
さらに、結構スゴイ大群落(左)も見つかってビックリ。大量の実(右)がついていたのも
頼もしい感じでした。こっそりいくつか拾ってって、この近くの砂浜に撒いてみようかなぁ?
こんだけ生命力があるんだったら、環境だけ合えば大増殖しそうですし…

  
さてさて、最後にやってきたのは、だいぶ高い山のほう。
いい雰囲気のヒメノキシノブ(左)なんぞ見つつ歩くと、藪の奥にベニマシコ(右)が
登場してくれたりしましたが、愛想なくてこの1枚だけ撮れただけ…

  
あたりでは、さすがに終わりかけになっていましたが、リュウノウギク(左)や
ヤマシロギク(右)なんかもまだ辛うじて咲いていてくれました。

  
さて、実はこの場所の目的は、一度やってみたかった倒木のクワガタ探し。
というわけで、頑張って林の中の朽木をバキバキ壊してみますが、出てくるのは
こんな名前もわからない地味系甲虫類ばかり。コメツキ系?

  
ヒサゴゴミムシダマシ(左)が何匹か出てきたのにはちょっと感激しましたが、
あとは超小型のゴミムシ類(右)が出てくるくらい。
初心者なのでどんな状態の倒木を探せばいいのかすらよくわからないから
さぁっぱり効率があがりません。ってか、当たる気がまったくしねぇ。

  
その後もしばらく粘りましたが、タマムシ系幼虫(左)と、妙に色鮮やかな
コメツキムシ類(右)が出てきただけで、この日の挑戦終了。
う〜ん、これは悔しいから、また場所を変えて再挑戦しなきゃなりませんなぁ(^^;

というわけで、なんとも当たらない日々でした。
辛うじて、久しぶりのハマビシが嬉しかっただけで、狙いの直翅類はてんでダメ、
そこそこカタいと思っていたヒメオンブバッタは予想以上の大難関で
ヒットしたのかどうかすらサッパリわからないという寂しい結末、
(お分かりになる方がいらっしゃいましたらこっそり教えてくださいませ)
最後のクワガタ狙いにいたっては、途方にくれるだけの結論でしたからねぇ。
最近思いますが、蝶やトンボって楽でいいねぇ(^^;
まぁ、諦めは悪い方ですので、また今冬のうちに何度も再挑戦しそうですが
特に倒木のクワガタ狙いはカンドコロがさっぱりわからんので
当たる気がしないところがキビシいところ。
戦利品は撮影後全てお渡ししますので、連れてってくれる方募集中ですぅ♪


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