地元プチ探索〜ささやかな平日〜 10.10/18

この日は、ささやかな平日ガサガサ団。
地元の朝昼ショートタイム挑戦なのです。う〜ん、まぁホンマに
大したハナシでもないんでUPするか悩んだんですが、
基本的には自分の日記としての位置づけのサイトですのでご容赦(笑
自宅のすぐ近くと職場のすぐ近く、それもなにげなく
カメラ持ってのウロウロ散策の成果なのですが、少々面白げな
成果がありましたので、ご報告兼ということにいたしました。
いや、ここんところ遠征まみれの暮らしぶりになっているけど、
本来は面白い場所に住んでいるんだよな、と再認識(^-^)

<1>たつの市周辺

  
というわけで、朝一でやってきたるは近くの溜池。
しかし狙いのトンボはやはりおらず(その事実を再確認しに来たのですが)、
代わりに発見したのは、近くの桜並木に発生しているウスバツバメ。
大発生とはいえませんでしたが、そこそこの数が見れました。

  
笑ったのは、何匹か見かけたのですが、不思議なポーズで動きが
取れなくなっている個体(左)。なんじゃ?と思っていると、これはなんと
桜の樹の下に植えてあるツツジの粘液に触覚がくっついてんです(^^;
クモの巣にもあちこちで大量に補足(右)されてるし、それでいいんですかキミタチ。

  
さてさて、時は移ろって昼休み。うろうろすると、近くの川に網(左)が仕掛けてある
のを発見。モクズガニ狙いらしんですが、そっかそんな季節か。
などと思いつつ歩いてると、今年も謎の筒花になっているヨメナ(右)を発見。

  
花をアップで見ると、不思議な構造になっているのがわかるでしょうか?
いわゆる筒咲きなんですが、なぜかここに数株だけ毎年咲くんです。
栽培品の逸出とも思えないので、奇形なんでしょうが…

  
河原には、大満開のメハジキ(左)もあって実にいい雰囲気。
のんびり眺めていると、目の前にキタテハ(右)なんかも飛来したりします。

  
ここんところすごいなぁと感心しているのは、あちこちで真っ白大群落を
形成しているシャクチリソバ。お見事と言いたくなるレベルです。

  
花をアップ(左)でみると、これが実はメチャクチャかわいんですよね♪
この群落、一度実を収穫してソバを作ったろうと企んではいるのですが(笑
あたりにはマルバルコウソウ(右)なんかもいい雰囲気に群生しています。

  
少し驚いたのは、まだ咲いていたツルボ(左)。こんな時期まであったっけ?
筒咲きじゃない、普通のヨメナ(右)もいい雰囲気の株があったりします。

  
ふと、道端に植わっているイチジクの樹を眺めていると、実に怪しげな
食跡(左)を発見。え、これってもしかして?
などと思いつつ探してみると、すぐさま発見。イチジクヒトリモドキ幼虫(右)です。

  
最近絶好調北上中とは聞いていましたが、地元にもいるとは意外でした。
しかし、よく見ると、黒っぽくて毛深い個体(左)から、
黄色っぽくて毛の薄い個体(右)までバリエーションも豊富で二度ビックリ。
なんとか近いうちに色鮮やかな成虫も撮影したいもんですなぁ。

  
あたりの桜の樹を眺めてみると、いくつものヨコヅナサシガメ幼虫(左)に
続いて、キマダラカメムシ(右)もすぐさま発見。
こいつも地元での確認は去年くらいからの新顔ですが、現在ではやたらめったら
増えて、家の窓にも飛んでくる常連さんなんですよ〜。絶好調やな。

  
ヨコヅナサシガメ&キマダラカメムシのコラボ写真(左)も撮れました。
どちらも本来いなかった種類と思うと、面白い組み合わせですねぇ。
近くには、おそらくヒロヘリアオイラガなのかな?大量のイラガ類の繭と一緒に
ハラビロカマキリ卵塊というこれも不思議なコラボ(右)も発見。
ニヤニヤしているうちに昼休み終了のチャイムが鳴り響き、大慌てで
全力疾走するハメになったのでした。あははのは。

というわけで、ささやかながら面白い出会いのあった1日でした。
朝昼の短時間でネタには不十分だろうし、今回は没かなぁと思ってましたが
揃えてみるとそこそこ点数もあったのでエイヤと掲載(笑
しかし、自然豊かで面白い地域に住んでいるんだなぁと、改めて
現在の境遇に感謝すると同時に、やっぱりもう少し地元に目線をやらねばと
少々反省もしてみたり。ついつい遠征に走っちゃいますしね。
まぁ、場所が田舎なんで、地元でこうやってカメラもって走っていると
知り合いに遭遇して要らんウワサが走ったりするのも事実なんですが(^^;
そして、ウワサのイチジクヒトリモドキをはじめ、地球温暖化とやらで
絶好調北上中のやつらの動向を見るにはいい場所
だということも実感。お次に登場いただけるのは、アイツかな、
それともアイツなのかな、とか妄想を走らせつつ、
デジカメ抱えての昼休み散策は、しばらくヤメれなさそうです(^-^;


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