年謎のGWオフ会B〜さらなる挑戦〜 10.5/1

<3>西表島各地 続き

  
さらに進んでいくと、道端のあちこちにノボタンがご登場。何度見てもかわいいねぇ。
結構大満開に咲いている大株もあったりして見ごたえがありました。

  
さらに、大満開のヒメツバキも発見!!
こいつはなかなかに見事で、ちょいと見惚れてしまうほどでした。

  
のんびりと歩いていると、ふいに道端に怪しい影が登場。
よくよく見ると、なんとシロオビヒカゲ♂(左)じゃないですか!
大慌てでバシバシ撮影するとスッと飛んで消えたのですが、近くの草地では、
今度は♀(右)まで登場して、さらにビックリ仰天したのでした。

  
草地では、かわいらしいホソミシオカラトンボ(左)もいました。
ふと気付くと、リュウキュウチクの梢をシロオビヒカゲ(右)が舞い飛んでいて、
どうやら産卵しているご様子。ちょっとうす暗かったのでブレ写真になりましたが…
いやはやしかし、この林道まで来てみてよかった♪

  
などと思っていると、なんと目の前の葉裏にテツイロビロードセセリ(左)も登場。
近付く前に飛ばれてしまったけど、案外とこんな場所にもいたのねぇ。
羽化直後なんでしょうか、ほとんど真っ白なアカギカメムシ(右)も見つかります。

  
大満足してさらに場所を変更すると、道端にご立派なサイズのエビガラスズメ幼虫(左)
を発見。ヒメクダマキモドキ?の幼虫(右)も隠れていたりします。

  
ここでも実をたっぷりつけたオオバギ(左)を発見。豪勢ですなぁ。
林縁にはオチバカネタタキ(右)なんかもたたずんでいました。

  
この場所の狙いはタイワンキマダラ。ということで粘るほどに
何匹か登場しますが、落ち着きなく高い場所をフラフラするだけで
撮影チャンスはほとんどなし。むむ、残念。
ちょうど凄腕風の採集者ご一行がいらっしゃっていたので、
愛想のよいヤカラは三角紙に収まった後だったのかも知れませんが(^^;

  
あたりでは、のんびり隠れているオオゴマダラ(左)にも逢えましたし、
にぎやかに鳴き交わしながら虫を探しているリュウキュウメジロ(右)も発見。

  
交尾したままフラフラと飛んでくるスジグロカバマダラ(左)にも遭遇。
葉裏でこっそりと隠れているオキナワビロードセセリ(右)も見つかりました。

  
海岸沿いでは、クサトベラで吸密中のアマミウラナミシジミ(左)にも遭遇。
砂上にはなにか獣の足跡(右)がありましたが、これもイリオモテヤマネコかな?

  
ふわふわと頭上をクロアゲハ(左)が飛んでくれたりもしました。
葉上にはなんかかわいい小さなカメムシ(右)がいましたが、よく見ると共食い中?

  
ここでも、クロマダラソテツシジミ(左)はものすごく元気に舞い飛んでいました。
ちょこっとボロではありましたが、アオスジアゲハ(右)もにぎやかにご登場。

  
これまたいい雰囲気に咲いているヒメキランソウ(左)も見つかりましたし、
えらく花付きのいい感じのモンパノキ(右)にも出逢えたりします。

  
その後、単独でO氏に教わっていた秘密のポイントへ足を伸ばすことに。
山の中の細い道を進んで行く途中で、道端の倒木を何気なくひっくり返すと、
巨大なタイワンサソリモドキが登場してビックリ仰天。こりゃ凶悪な面構えじゃ!

  
しかし、その後が大変でした。O氏の情報だと「ここんとこの山道を道がなくなるまで行って
そこから強引に沢に下りた場所」だったんですが、道がなくなるまで行ってから
沢沿いを見ると、そこは結構な角度の絶壁。え、ここっスか?
しょうがないのでえっちらずり落ちてみると、アチコチにキンギンソウが咲いていました。

  
あたりにはシソ科らしき花(左)も混じりましたが、名前はようとして知れず。
#ヒメタムラソウだそうです。Sさんごありがとうございます♪
オキナワウラボシかな?おもしろげなシダの仲間(右)も見つかります。

  
そして、期待していたヤエヤマスミレも無事発見。花には遅いか?と思いましたが
案外と花盛りで、憧れの花との出会いを存分に楽しむことが出来ました。
その後は再び崖をよじ登ってから帰路についたわけですが(笑

  
晩メシ後で、一寸野虫さんの宿に向かうと、昨晩お世話になったO氏が
一人祝杯を挙げていました。お話を聞くと、なんとベニボシカミキリ(左)を採集された
ということで、ケース内の個体を撮影させてもらったり。ありがたや。
その後は夜中まで八重山の自然談義になったのですが、鮮やかに繰り広げられる
きわめて広範囲に渡る深い知識と経験に、ほとほと感嘆。
同宿の蝶屋さんたちも混じって、なんともにぎやかな夜をすごすことができました。
大満足での帰路、街中でサキシママダラ(右)にも遭遇。
撮影時点では、サキシマハブだと思い込んでいたのでおっかなビックリでしたが(^^;

  
さらに驚いたのは、こちらも道端を闊歩していたヤシガニ。
夜行性だから不思議はないといえばそうなんですが、そうそう見つからない
イメージが強かったのに、集落の近くで見つかるなんてちょっとビックリです。

  
ちょっとテンションがあがったので、調子に乗ってうろうろすると、
交尾中のサキシマアオガエル(左)やら、サキシマヌマガエル(右)もご登場。
さらに調子に乗って林道巡りしたるか!とも思いましたが、
このあたりでさすがに体力の限界が到来し、ヘロヘロになりつつ宿へ戻ったのでした(笑

というわけで、この日もなかなかの成果でした。
特に、某筋からお聞きして挑戦した、あまり知られていないであろう林道が
予想以上に濃い成果だったのが一番印象的だったかな?
シロオビヒカゲが♂♀連続で見れるなんてビックリでした(>_<)
あとでいろいろお聞きすると、周辺の水田地帯が非常に面白いとの
ことだったので、次回はそちらも狙ってみたいと思います。
ああ、挑戦したいものばかり増えていくなぁ(笑
そして、夜のディ〜プな生きもの談義もステキでした。
うらやましい話ばかりお聞きしたもので、自分内宿題が増える一方
だったのはしょうがないトコ。後何度通いつめたら全部クリアできるかなぁ〜(^^;
さて、明日西表島最終日。気合が入りなおすところではありますが、
天気予報が非常に怪しい宣告をしております。
さてはて、どのような展開になるのか、乞うご期待、ですね♪


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