トツゼン的夏日〜裏目な好天に〜 10.3/5

この日は、またぞろ恒例の不況休み(^^;
そろそろ喜びよりは不安に先走ってきますがそれはさておき、
休日\1000割がつかえないのは痛いなぁとおもいつつ地図を見ていると、
愛知あたりだったらバイバス経由でも回れたなぁと気付いてしまって
思わずフラフラと足を伸ばしてみることに。
すると、お天気の方はこれっぽっちも期待してなかったのに
予想外にもぱっかりと晴れ上がって、挙句の果てに大汗かくほどの夏日に!
しかし、肝心の成果といえば、はなはだ心許なく、
ただただ小春日和が気持ちイイだけの一日となったのでした。

<1>愛知県某所

  
というわけで、この日は到着も遅めにウロウロすると、あちこちでネコヤナギ(左)が
花開き、ハルジオン(右)なんかもパラパラと咲き始めていたりします。

  
あぜ道には、大満開のタネツケバナ(左)がなかなかお見事。
気の早いサトザクラ系の桜(右)も咲き誇っていてこれまたお見事です。

  
うろうろすると、よろしんですか、というくらい至近距離を歩くハクセキレイ(左)に遭遇。
これデジスコじゃなく、Powershotなんですよ。さらにうろつくと、体を膨らませた
タゲリ(右)も登場。だんだん夏羽に近づいていますね。

  
ちょうど尾羽を伸ばしてくれているタシギ(左)にも遭遇。
さらにうろうろすると、ちょこまかとタカブシギ(右)も登場されました。

  
タヒバリ(左)はあちこちにたくさんいましたが、素早くて撮れたのはこれ1枚。
さらにうろつくと、ハマシギの小群(右)にも遭遇したりします。

  
これがけっこうにぎやかにウロチョロしてくれたのでバシバシ撮影♪
でも、その後も粘れども狙いの某珍鳥はおろか、シギチ類もほとんど出現しません。

  
ニュウナイスズメの群れに遭遇したりもしましたが、これがまたえらいこと敏感で
デジスコ出そうとすると逃げちまって、フロントガラス越しの数枚だけ。
なにげにいい写真撮れていないんでちょっと粘ったんですがねぇ。

  
ヒバリ(左)もあちこちにいましたが、こちらも同じく素早かった(笑
うろうろしていると、一面に咲くオオイヌノフグリの絨毯(右)を見つけてびっくりしたり
しましたが、その後も余りにも成果がないので別の場所へ移動することに。

  
歩き始めると、シナマンサク(左)やら、サンシュユ(右)やらと言った感じの早春の花が
見事に咲き誇っていました。逆にロウバイなどはもうボロボロで、季節の移り変わりを実感。

  
芝生をチョロチョロしているシロハラ(左)なんぞ見つつ、うろうろ歩いていくと、
首尾よく噂のトラフズク(右)を発見!でも、ゴジャゴジャの中…

  
しかし、見ているうちに、そのうち1羽がのんびりと羽繕いをはじめて
くれたので、これは粘ればなんとか顔が撮れるんでは、ということで必死に撮影。

  
その後も丹念に羽繕い(左)をしてくれたあとで、伸び(右)も見せてくれましたが
いずれにせよゴチャゴチャの枝の中で、目が見えるほどのラッキーはナシ。
んで、この後クルリと裏を向いて寝始めたんです。これじゃしょうがねぇなぁ…

  
さらにうろつくと、目の前にコゲラ(左)がご登場。池をのぞくと、大量の
アカミミガメ(右)が甲羅干ししていたりなんかもしました。

  
お、っと思ったのは、早くも咲いていたキュウリグサ(左)。
その後も成果はなく、諦めて戻ろうとしたら、植栽モノですがハナノキ(右)が
大満開に咲いていて、ちょっと得した気分になったりもしたのでした♪

  
さて、その後は朝っぱらと同じポイントでひたすらウロチョロ。
目の前すぎる至近距離にホオジロ(左)が出現したりもしますが、
その後は普通のモズ(右)に何度もギョッとさせられるばかり(謎)。

  
結構驚いたのは、小さな集落の中で見つけたクロベンケイガニの死骸(左)。
この場所は結構上流側なんで、コイツがいるとは思えないんだけどなぁ…
周辺の草地には、あちこちにツクシ(右)がイイ感じに群生してました。

  
オオアラセイトウ(左)も気の早い株が咲いていたりしましたが、さらに探索範囲を
広げてまわっても、大量のケリ(右)に遭遇する程度でただくたびれただけ…

  
ようやく、少し遠かったのですがタカブシギ(左)とエリマキシギ(右)を発見。
でも、その後日没まで粘れど、噂の某珍鳥も、その他の面白そうなシギチも
なにひとつ登場せず、涙濡れるうちに陽は悠然と沈んでいきました(ToT)


悔しかったので、名古屋に来たらココ!の、味噌カツ名店「やばとん」で
この樋もわらじ味噌カツを堪能し、「今回はやばとんのついでに鳥探ししたんだ」
などと自己欺瞞しつつ、満腹になっての幸せな〆としたのでした。

というわけで、う〜んと中途半端な一日でした。
狙っていた鳥はほぼ総空振り、トラフズクも中途半端でなんともかんとも。
しかも、これだけ見事な夏日となると知っていたら、虫方面の挑戦をすれば
よかったなぁ、などと身勝手な後悔をしたりしましたが、
まぁこの手は過ぎてから悔やんでもしょうがないわけでして(^^;
ここんとこ天気運はバクレツに悪いんですが、こんな時に限ってムダに好天
なんですから、つくづく神様に嫌われている気がいたします。
まぁ、いいや、やばとん美味かったからネ。
などと笑いつつ、この日はグングンと勢いを増してくる雨雲を尻目に
密やかなタクラミを胸に、ぐんぐんと一路北上したのでした♪


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