南国特攻SWB〜石垣島帰着編〜 09.9/20

この日は、SW特攻旅3日目。石垣島への帰着1日目となります。
石垣島は初日に、街中を通り過ぎただけでしたが、そこをイザ探検ということで
もう初手から気合も入りまくり。西表で見損ねて、こちらで可能性の
あるものはあれもこれも全て探してやるぜぇ!と息巻きつつ、
早朝から夜まで、全速力突っ走りまくりの一日。
やはり、道端次々登場するものたちのほとんどすべてが南国ならではの
お初ものor超ひさしぶりものという大興奮状態はスバらしく、
O氏の豊富な経験に裏打されたご案内のおかげもあって、
この日も大量のアドレナリン出っ放しの素敵な一日となったのでした。
あまりに撮影枚数が多いので、我がHP初の4Pモノでご紹介いたしますゾ!

<1>石垣島各地

  
というわけで、気合は要りまくりで薄暗いうちからやってきたのは山麓の公園。
ヒカゲヘゴ(左)なんぞのたちならぶ林の中をうろうろすると、初手から目の前に登場したのは
ウラナミシロチョウ(右)だったりと、えらく幸先もイイ感じです。

  
薄暗い木陰には、ハグルマトモエ(左)もご登場。こんなとこにもいるのね。
道端には、チャバネセセリ類(右)も現われましたが、こいつも少し翅が
とがっている気がするので、トガリチャバネセセリになるのかな???

  
ふいに道端の木の葉裏に、ごそっと怪しい影。おっと、こいつは憧れの
ナナホシキンカメムシじゃないですか!
いきなりの出会いに感涙しましたが、あまりに薄暗すぎて上手く撮れませぬ(^^;

  
とりあえず、アップ(左)でも1枚。いやいや、ムダなくらいの金ピカ加減ですよね。
しかしフラッシュに頼って撮るとこの魅力が上手く伝わりませぬ。むむむ。
近くのクワズイモの実には、マダラコオロギ幼虫(右)がくっついてたりもしました。

  
ふいにフワフワと、ジャコウアゲハ(左)もご登場。
道端には、マサキウラナミジャノメ(右)も見つかりました。余談ながら、
西表では探してもヤエヤマウラナミしか見つからなかったのに、石垣に入ると
今度は見るやつすべてマサキウラナミだったんです。すみわけとかあるのか?

  
こちらも感動したのは、憧れのシロオビホタルガ(左)。でも、もちっと
真っ白な個体を期待していたので、ちょっと期待はずれだったのも確か(笑
かわいらしい雰囲気のイシガキモリバッタ(右)も見つかったりします。 

  
クワズイモの葉上でみつかったのは、こちらも一度は見てみたかったオキナワオオカマキリ。
最初はチョウセンカマキリでは?などと言っていたのですが、結局捕まえて
下翅を見てきっちり確認しました。なんか普通のオオカマよりも華奢ですねぇ。

  
あまりにもはっきりと自己主張しすぎのウズグモ(左)にも遭遇。芸術ですな。
濃緑色の模様がなんとも魅惑的なリョクモンエダシャク(右)にも逢えました。

  
オキナワツノトンボでいいのかな?ツノトンボ類の幼虫(左)も発見。
不可直後みたいですが、相も変らずえらい雰囲気でスゴんでますなぁ。
ここで、O氏が上空を飛ぶミナミトンボ(右)を見つけてくれましたが、
これも爆裂に高い場所を飛ぶので、こんなのが1枚撮れただけでした。

  
ふいに道端にヒメシロコブゾウムシ(左)なんかも見つけてみたり。
近くには、えらく面白そうな花をつけた樹(右)がありましたが、正体は調査中…

  
このあたりでも、怪しげなチャバネセセリ類(左)が登場。え〜〜っと…
ってか結局この手って写真じゃ分からないンじゃないんか(^^;)?
  近くでは、なぜか葉裏で寝始めたウスキシロチョウ(右)がいたので
喜び勇んでバシバシ撮影。こいつはいつもメチャクチャ素早い&警戒心が強いので
ろくに撮れなかったんですよね。ラッキーな出会いで♪

  
こちらもかわいらしい、リュウキュウヒメジャノメ(左)モ登場。
ちょっと驚いたのは、林縁で飛び出したムラサキシジミ(右)。えらく大柄で、
なにもの?と思ったのですが、よくよく見ると翅の中央がえらく白っぽく
なっているんです。これって個体変異なんですかね?

  
立派な実をたくさんぶら下げたギランイヌビワ(左)もありました。
あたりには、本土の感覚だと時期はずれなんですが、あちこちにカラスザンショウ(右)も
咲いていて、これまた面白い感じ。

  
花壇の前を歩くと、突然登場したのはヤエヤマカラスアゲハ!
いやぁ、本土のカラスアゲハよりはグンと美人だねぇ、などと言いつつ大興奮で
バシバシ撮りますが、魅力が伝わるほどのショットは撮れずに残念。

  
続けて登場したのは、なんとこれまた予想外のヤエヤマムラサキ。
こいつは期待すらしていなかったのでさらに大興奮しましたが、これがまた
敏感ですぐにフワフワと逃げる逃げる。本当に四苦八苦。

  
かなり時間をかけて、あおりな角度ですが、ようやくアップ(左)でも撮影成功。
近くではかわいらしいカエル(右)がいたので1枚撮っといたのですが、これが図鑑を
見てもいまいち正体が分からず、これまた苦労することに。
アマガエル風味なんですが、ハロウェルには見えないし、そうなると選択肢が
ないんですよねぇ。誰か分かる方、教えてください!

  
イヌビワの葉を端から齧っている、あやしげなハバチ類幼虫(左)にも遭遇、
近くでは、イシガキシジュウカラ(右)もいましたが、また撮れるだろうといい加減に
こんなのを1枚だけ撮っといたら、あとで考えたらこれが唯一撮影したショット。
たはは、また次回はきっちりと押さえとかなきゃなぁ……

  
沢沿いを歩いてみると、ウスイロコノマチョウ(左)もご登場。ブレたけど。
歩いていくと、ふいに立派な花芽をつけたサガリバナ(右)に遭遇。
ということは、これからでもまだ咲くのかなぁ、なんて言っていると……

  
少し奥まった方では、なんとまだ結構咲き残った花を見つけて大興奮!
少し咲き残っている程度でこんなにきれいなんだから、
大満開だと見事でしょうね。一度その時期にも遊びにこなきゃ♪

  
ふいに草むらの中にヤナギバルイラソウ(左)が咲いているのを発見。
そういえば、こいつをあの蝶が食べるんだという記事があったなぁ、などと思っていると
いきなりチラチラと小さな蝶が舞いました。おっしゃ、予想外にあっけなく
憧れのホリイコシジミ(右)との遭遇です。しかしミニサイズだねぇ…

  
あたりには、これも見事なタイワンクズの群落(左)を発見。
草の間には、交尾中のヒメイトトンボ(右)なんかも見つかります。

  
ここでO氏が見つけてくれたのは、あこがれのクロカタゾウムシ。
スゴいスタイル。そして、予想通りの硬さ。これまた感涙モノですが、それにしても
キミはなんだってこんな方向に進化してみようと思ったのかね?

  
淡色の花がかわいらしい、シマツユクサ(左)もたくさん咲いていました。
アカハネオンブバッタ(右)も登場したり、なかなかステキな出会いが続きます。

  
沢の中には極小サイズのコオロギ(左)も発見。ネッタイオカメコオロギ?
そして、ここでも面白げなカエル類'(右)はたくさん見つかったのでした。
う〜ん、アマガエル系かと思っていたけど、もしかしてオオヒキガエルの子供?

  
イワサキゼミでしょうか?おもしろげなセミ類の抜殻(左)もありました。
近くには、模様がえらく色鮮やかなイシガキモリバッタ(右)も発見。

  
なぜか近くをちょろちょろとしてくれたのは、リュウキュウサンショウクイ(左)。
こいつはあまり警戒心がないんですかね?近場で見るチャンスが多いように思います。
そして、嬉しいことに一花だけ咲き残っていてくれたノボタン(右)にも逢えました♪

  
こいつはキジョランでいいのかな?おもしろげな花(左)も発見。
 アカメガシワに似て、ひょろ長い花をぶら下げる、クスノハガシワ(右)もありました。


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