突発的但馬再訪〜リベンジ未遂〜 09.9/15

この日は、いきなり発作的に但馬に再挑戦してきました。
仕事場の勤務時間調整で、いきなり休みをとれることになったので、
前回のいくつもの大空振りに再挑戦、そしてなにより
いくつかの依頼事がハンパになっていたのでその追加処理…ってことで。
しかし、休みを申請後、ぐんぐんと悪化していく天気予報に
苦笑いしながら向かった現地は、朝っぱらはかなりの大雨(笑
その後も、あまりすっきりしない天気の元、それでもと頑張ってはみた
けど、リベンジは何一つ達成できない、そんなハンパな一日でした。

<1>豊岡平野周辺

  
というわけで、まずはやってきたのは、前回もやってきた某河川。
マツカサススキ(左)やら、名前がよくわからない面白そうなカヤツリグサ類(右)なんぞ
みながら川辺を歩きますが、小雨の降る状況ではトンボは飛びませぬ(^^;

  
うろうろすると、えらく盛大に食べられたヤブマオ類(左)を発見。
なんじゃい、と思っていると、えらく派手な幼虫(右)を発見。

  
さらにみていると、蛹(左)も多数発見。大発生風だけど正体は?
と思っていたら、ふわっと飛んだそいつはキシタアツバ(右)なのでした。
そんなに大発生する顔には見えんけど、いるとこにゃいるのね。


その後、川原に飛び降りるとビックリな出逢いがありました。
いきなり足元からものすごい勢いで飛び出したのは、なんとホンドキツネ!
慌ててデジカメを取り出した時にはすでにはるか遠くでしたが、
案外昼間はこんな場所で寝ていたりするんですねぇ。

  
その後も狙いのトンボは飛ばず、うろうろしていると、湿地に立派な
タコノアシ(左)をたくさん発見。いい感じのミズマツバ(右)も見つかりました。

  
んで、このあたりの名物といえばやはりこちら。
何度みても清楚でステキなミズアオイです。いやぁ、何度見てもいいねぇ♪

  
さらにフラフラすると、水辺にびっしりオオフサモの群落(左)があって驚いたり
しました。近くにはえらく色の濃いハッカ(右)も発見。これも在来モノだよね?

  
あたりには中途半端な色のオトコエシがあちこちにあって不思議だなぁと思って
いたのですが、よくよくみるとこれがオトコオミナエシでびっくり。
オミナエシとの雑種ですが、こんな場所にもあるんですね。オミナエシなんてないけどなぁ…

<2>ハチ高原周辺

  
さて、場所を変えて少し高原に移動すると、そこには見事な群落になった
カクトラノオ(左)を発見。まだ未熟なヒメアカネ(右)も登場します。

  
ものすごい大破で、よく頑張ったなぁという感じのジャノメチョウ(左)も発見。
あと、えらく黒っぽいツマグロキチョウ(右)もいました。プチ黒化個体?

  
湿地には、あちこちでゴマナ(左)が花盛りで、なんともオミゴト。
近くには、ベッコウシリアゲ風ながら翅の模様から別種かなという雰囲気の
シリアゲムシ類(右)も確認。こちらのほうが伊達オコトだね。

  
草地を掻き分けると面白そうなウワバ類(左)もいました。この手は図鑑見てもわからんなぁ。
道上ではヒオドシチョウ(右)も堂々とテリ張っていて驚いてみたり。

  
前回実だと思っていた植物(左)は、よくみると花芽で、つぼみが付いていることを発見。
え、え〜〜と、こいつはなにもんになるんだろう?
まわりにあったリンドウ(右)とは様子が違いそうですよねぇ。

  
さて、前回一瞬だけ見たホソハンミョウを探すべく、ひたすらうろうろしますが、
なぜかエンマコオロギの幼虫(左)なんかが次々登場するばかり。
なぜかつぼみの付いていたヒメハギ(右)もありましたが、これは狂い咲きかな?

  
さて、この時期のこの草地といえば、ウメバチソウ。
まだほとんどがかわいらしい花芽(左)でしたが、早くもすっかり咲いている株(右)も
いくつかありました。もう少ししたら楽しみですねぇ。

  
驚いたのは、ウメバチソウの花芽をむしゃむしゃ食べているハバチ類幼虫(左)が
見つかったこと。食うんだ、こんなのも。すごいなぁ。
近くには小さな小さなハチ(右)がいたのでドアップ撮影にも挑戦。
こいつ、前回巣の中にいたやつみたいなんですが、お名前はなんだろう?


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