バラ色の夢再び〜\1,000記念〜 09.3/21

この日は、なぜかしら高知におりました。理由はいたってシンプルです。
高速道路料金の特別割引きとやらが、この連休から本四連絡道で先行スタートしたから(笑
高速道路代の割引が、現在の経済危機にどの程度効果があるかは
個人的には疑問視しておりますが、まぁこういうのはやっぱり利用しない手はないわけで♪
というわけで、「バラ色の夢再び」とばかり、あの鳥のリベンジに来たわけですが
みんな考えることは同じなのね、という当たり前の事実を再確認した
面白い一日でもありました。ついでの立ち寄り先も含め、かなりの成果も
あがったし、やはり「ビバ・\1,000!」ってとこッスかね。

<1>高知県某所

  
というわけで、全開と同じ水田地帯に到着すると、早くも代掻き(左)してあったのに仰天。
そして、それ以上に仰天したのは、車を停めたら、目の前の車から知ってる人が降りてきた(笑
「いや、だって、\1000になりましたしね」 …考えることはみな同じなのね。
んで、電線にとまるツグミ(右)なんか見ていると、別の一角に捕り屋さんの姿があったので
そちらに合流すると…そこにいたのも、みな大阪方面の鳥屋さんたちなのでした。
ちなみに、この日は最終的に、見知った顔がさらに5名以上この場を訪れまして、
その度にみんなで大爆笑。いやはや、鳥屋というのも面白い世界です(^^;

  
さて、うろうろすると、まだ朝日が強烈な中、なんか集会風に集まっている
ハクセキレイ(左)やら、あちこちで喧嘩していたコチドリ(右)なんかを発見。 

  
一瞬で見失いましたが、畑の中にはホオアカ(左)もいました。
よくみると、ナツグミ(右)も咲いていたり、歩くほどにささやかな発見が続きます。

  
そうこうするうちに、少し離れた水田に怪しい影。
出ました!バライロムクドリです! リベンジ達成で嬉しい限り♪
しかし、前回見たときよりもさらにピンク色が濃くなっていて、メチャクチャ美しいじゃないですか♪

  
歓喜してると、しばらく電線でのんびり(左)してくれたので、バシバシ撮影♪
ちなみに、幽霊風ですが、飛びモノ(右)も偶然撮れてました。これは撮れたといわんか(笑
一緒にいた凄腕の方々は、見事な飛びモノをバシバシ撮られていましたが、
デジスコだと飛びモノは狙いようがないのがちょいと悔しいあたり。

  
しばらくすると、バラムク君は比較的近くの木立に止まってくれて、
なんかさえずりはじめたんです。さすがにムクドリのさえずりなわけですから、
さえずってんだかわめいてんだかわからない声でしたが、、結構ビックリ。

  
ちなみに、当日は2羽のムクドリ(左)と一緒にいることがありましたが、
基本的には単独行動みたいでした。ま、ここまでピンクじゃ仲間には見えんわな。
ちょいと遠かったのですが、部分白化のツバメ(右)も発見。  

  
そうこうするうちに、バラムク君は何度も登場してくれて、結構サービス満点。
比較的手近な枝にも止まってくれるので興奮しながらバシバシ撮りまくり♪
結構狭い範囲を動いていたようですが、ぷいと消えることがあるのが難点でした。

  
姿を消すと、その度に捜索隊が出動するわけですが、うろうろすると、
そこらにヒュウガミズキ(左)やら、モモ(右)やら、見事な花があるもので、
浮気性なワタシは捜索を忘れて、そこらをバシバシと撮影してみたり。

  
溝から生えている、根性者のオオジシバリ(左)もありました。
そして、その後、バラムク君の意外な隠れ家が判明。なんと、彼は
ビニールハウスの中(右)に潜り込んでいたんです。すごいなぁ。

  
その後も彼は何度もサービス満点に出現。クチバシを枝にこすりつけ(左)たり、
頭を掻いたり(右)といったポーズまで披露してくれました。

  
時折、物思いにふけるようなポーズ(左)もとりますが、基本的にはにぎやかに
さえずって(右)ることが多く、これは早くも心は故郷に向かっているなという雰囲気。

  
のんびりと羽繕い(左)も何度か披露してくれました。大物だなぁ。
ふと見上げると、上空はるかにミサゴ(右)が舞っていたり。  

  
そうこうするうちに、彼は前かぶりの枝が全くない近い枝といういい条件の場所で
しばらくゆっくり囀ってくれました。これはすごい大サービスだぞ、などとみんなで大喜び
していましたが、これを最後にパタッとしばらく姿を消したんです。第一部終了?

  
しょうがないので、うろうろしてオオアラセイトウ(左)なんぞ撮影していると、
遠くの民家の庭の中にバラムク君が隠れている(右)のを発見。こんなとこにいたのか。
完全にくつろいだ様子で、これはしばらく出てきそうもない、ということで別の場所へ転戦することに。

  
お次に来たのは、前回のカラムクの場所。歩いていると、ヒヨドリ(左)やら
カワラヒワ(右)やらが見つかりましたが、同時に所在無さげに立たずむ鳥屋サンたちも発見(笑
聞くと、この日は朝から全く見つかっていないとのことで、「昨日は行動パターンが
いつもと違って、昼過ぎにいきなり遠くに飛び去ったっきり誰も姿を見ていないんです」
とのこと。ありゃりゃ。ワタクシ得意の『昨日が終認』ってパターンですね(^^;

  
ウロウロしてみても成果がないので、先ほどの場所に戻ると、バラムク君は先ほど
飛んで畑の中で見失った、とのこと。しょうがないので周辺をウロウロして、
ムシクサ(左)やら、オランダイチゴ(右)やらの花をバシバシ撮影。
やがて、木立の中に怪しい鳥影があったというので、覗き込んでみると…


ウワァッ!…初手から目に入ったのはこの光景なんです。
……これ、相当にビビリませんか?
なぜかこの畑、カカシの代わりにマネキンの首を置いているんですよ。
でも、スコープのぞいた瞬間、木立の中の生首ってのはトラウマもんです、実際(笑

  
その後、すぐ真上をチョウゲンボウ(左)が飛んだのですが、バラムク君は姿も見せず、
こりゃこの畑にはいないんだろう、ということで周辺探索隊をやりつつ、
コオビタビラコ(右)なんか撮影していたら、先ほどの畑の中の木立に止まっていた
バラムク君がいきなり飛んだとの話に再仰天。それだけじっとされていたんじゃ、
別の場所に隠れられちまったらもうわからないんじゃない?……という予感は大当たりで、
この後しばらく、ぷっつりとその行方はわからなくなってしまったのでした。

  
しょうがないので、うろうろしてコスミレ(左)やら、ノジスミレ(右)やらをバシバシ
撮影したりしつつ、思いつくあたりを徹底的に探索。

  
よく見てみると、大満開のシロバナタンポポ(左)もあちこちにありましたし、
水田地帯の中にはマツバゼリ(右)も発見。結構楽しい水田地帯ですよね。


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