まとめてリベンジ〜モリダクサンな日〜 09.2/28

この日は、浅はかな思想でさすらいまくった日でした。
ここんとこ空振り食らってたり、ハンパに終わってたりするいろんな鳥に
まとめてリベンジしちまえ、という浅はかなる思考回路に
よるものです。我ながら、なんちゅうか安っぽい計画ジャな(笑
しかし、その安っぽさがよかったのか、ついでに廻ったとある場所も含め、
成果という意味では結構モリダクサンな一日となりました。
最後にちょいと予想外のスッ空振りが一つ入りましたし、
撮影結果でいうとちょいイマイチなとこもありましたが、後者はウデの問題
でしょうし、まぁ、神様のオボシメシがあった1日ということなのでしょう♪

<1>箕面周辺

  
というわけで、なぜか早朝にいたのは箕面のお山。
前回のリベンジということで、人も少なそうな早朝を選んだわけですが、歩きはじめると
前回のカップルまみれとは趣が違いますが、「健康って素晴らしいですネェ」という爽やかな
笑顔のウォーキング人たちがやたら多いことを発見。今回もワタシは異質な存在でした(笑
気にせずウロウロすると、満開のアセビ(左)があってビックリ。
さらに驚いたのは、樹上からヘンな鳴き声がするなぁと思っていたら、
よく見たらニホンザル(右)だったんです。道路で物乞いする以外の姿はお初かも(笑

  
しかし、歩けども鳥が少ない。かなり少ない。一度だけルリビタキ♂(左)が出現するも、
谷には光が差していないから暗すぎて、なんとかこの1枚が撮れただけ。
んで、その後はかなりウロウロするも、本当に何も成果ナシなんです。とほほ。
こりゃダメだ、この坂を登って成果なかったら帰ろう。
そう思って歩きながら、一休みとデジスコを下ろした時です、
ふと目の前になにか小さな影。……コ、コマドリ君じゃないですか!
待ち焦がれた出会いは、素晴らしすぎるタイミングで、かつあっけないものでした。
しかも至近距離すぎたので、数歩下がってからの撮影という状況(^^;

  
かなりの至近距離だったのですが、まだ谷に日が差してくる前だし、
よりによって木の下の薄暗いとこにいるので、デジスコだとSSが1/2秒とか…
それでも必死で連射しまくったら、数枚だけ一応静止しているカットも撮れました♪
でも、彼は割とすぐにチョコチョコッと歩くと、再びヤブの中に。
視界を外れたのはホンの数秒のハズなのに、その間にどこに隠れたのか、
それっきり二度と出現しませんでした。忍者みてぇだなぁ。
まぁ、でも、見れたからよかったとするか、ということでお次の場所へ移動することに♪

<2>京都府某所

  
お次に来たのは、京都の某所。面白そうな情報を得ての突撃でしたが、
現地に着くと、ものすごい数の鳥屋が集まっていて逆にビックリ。こんな状況なのね。
んで、ウロウロすると、満開のウメ(左)があったりしますが、なによりも驚くのは、
あちこちにある、ものすごい数のヤドリギ(右)。いや、ちょっと、宿りすぎじゃね?

  
じっくり見ると、かなり花盛りの株(左)も発見。これは見事だなぁ。
さらに、ちょっと高かったのですが、実を大量につけた株(右)もありました。
ということは、そう、そんなあたりの鳥が狙いというわけです。

  
というわけで、待つほどに次々と姿を表したのはヒレンジャク。
かなりの数が飛来しているようで、とっかえひっかえ出現するので、その度に
鳥屋さん達がどよめき、バシバシッとシャッター音が響きます。

  
結構愛想のよい個体もいて、いい位置でじっくり撮らせてくれもしました。
なにげにヒレンジャクの撮影は久しぶりなので大興奮したりして☆

  
さらにうろうろすると、キレンジャクも1羽だけいました。
おはずかしながら、こちらはまともに撮影するのはお初なので、さらに
大興奮して、必死こいてバシバシ撮ったのですが、周辺のプロ級の方々曰く
「そいつは成鳥じゃなくて、1Wだから撮る気がしねぇ」
……そ、そんなもんなんですね。そんなに違わない気もするけど(^^;

  
ついでに、周辺を見渡すと、なにかそこらの枯草をくわえて振り回しているカワウ(左)を
発見。えと、巣材ですか?見たところまだお若そうに見えますが…
そして、こんな場所でも悠々と泳いでいるキンクロハジロ(右)もちょい印象的でした。

  
さて、先ほどの場所に戻ると、またヒレンジャクが数羽飛び交っていました。
その中の1羽(左)を撮影していると、お尻からニョロニョロッと……おっと失礼!
よく見ると、どの個体もあっけらかんと同じように垂れ流していらっしゃいましたが、
驚いたのは、そのフンの粘着性。木の枝に張り付いたところ(右)を
見ると、ガムなんてレベルじゃない粘っこさです。こ、これはスゴいぞ。

  
その後も、何羽ものヒレンジャク(左)をのんびりと撮影。ほとんどが
見上げる角度になるのが残念でしたが、プックラお腹とド派手な化粧顔のコントラストが
なんともいえない愛嬌です。いやぁ、これは遊びに来てよかったナァ。
時々「俺は撮らんのか」と不満げなヒヨドリ(右)が目の前に来るので撮ってあげたり。

  
んで、さらにうろうろすると、先ほどのキレンジャクがもう少し見やすい場所に
出てきてくれたので、改めてバシバシと撮影しまくり。いやぁ、撮りやすくて嬉しいねぇ。

  
こちらはヤドリギではなく、ヤブランの実を食べてるようで、地面に降りた
ところ(左)も見れましたが、角度が悪くてシッポまでは見れない状態で残念無念。
その後、ゴチャゴチャしたヤブの中に隠れてしまったので、かわりに
でしゃばってきたヒヨドリ(右)を撮って、ちょいと移動することにしたのでした。


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