突撃!北海道B〜大団円の最終日〜 08.8/10

この日は、ついに北海道突撃最終日。そう、もう終りなんですよネェ。
やはり北海道特攻に3日は短い!とむなしく叫んでみる私はしょせんサラリーマン(笑
それでは、あれも見たいしこれも見たいしと、最終日ならではの欲望が
胸の中にワサッと吹き荒れてきて、最後のバカ力ということで全力疾走しまくり。
まぁ、この日も若干天候には恵まれず、重点目標物の中には撃破ならずの
ものもありましたが、予想外の出逢いもけっこうあったりとか、
最後まで全力疾走しただけの成果はあったかなという
大満足の〆になったのでした。藤沢カルテットパワー全開でしたね!
いや、やっぱり北海道は楽しい!また来なきゃ!

<1>釧路湿原周辺

  
というわけで、この日も早朝から歩きはじめると、初手から登場したのは、
オオルリ♂(左)。距離があるなぁと言っていると、目の前に♀(右)まで登場しました。

  
歩き始めると、真っ赤に色づいたニワトコの実(左)がなんともお見事。
大柄なノコギリカミキリ(右)も姿を現してくれました。

  
ほほぅ、と思ったのが、えらくビッシリと実をつけていたヤマブドウ。
熟した頃に来たかったなぁ、と言いながら青い実を1つ齧ってみると…
想像以上の強烈な味に大ショック。この時期は当然ながらメッチャクチャしぶいのね。

  
さて、湿原を歩き始めると、センブリ(左)を発見。これはただのセンブリでokかな?
やがて、道端の花にヒメシジミ(右)がポツポツと出現し始めました。

  
しばらく見ていると、♂(左)、♀(右)ともに開翅もばっちりGET。
ちょと欠けの目立つ個体が多かったので、時期的には遅めだったんですかね?

  
道端にはカラフトノダイオウ(左)もあちこちにありました。
花をアップ(右)でみると…一応花盛りなんですよね、自見すぎるけど。

  
サワギキョウ(左)もあちこちに満開の株がありました。そして、嬉しかったのは
湿地の中に静止したコエゾトンボ♂(右)。長靴で半ば沈みつつ、なんとか撮影成功♪

  
道端の小さな湿地を探ると、小さな小さな巻貝(左)を発見。なにもんだろ?
アメンボ類(右)もいましたが、エゾコセアカアメンボかなぁ?
#これはヒメアメンボ類だそうです。難しいモンですな(^^;

  
ヒメカイウ(左)は花はほぼ終わりかけで、辛うじて名残が見れただけした。
ちょと気になったのは、そのあたりで見れたバッタ類幼虫(右)。
比較的大型なのにこの時期にまだ幼虫だし、O氏ともども正体が全然想像つかないという
結論に到達。イナゴ系?フキバッタ系?一体全体なにもんだい?

  
ちょっとかわいいあたりでは、バラハキリバチ(左)が葉を抱えているあたりも
撮影に成功。道端の葉上に謎の卵(右)を見つけたりもしました。オカモノアラガイなの?

  
よくみると、ガンコウラン(左)もポツポツあるので、これはもしかして
カラフトルリ、とか無謀な期待を抱いてO氏と2人でアチコチきょろきょろ。当然NULL。
エゾツユムシ幼虫(右)なんて地味なあたりは見つかったんですけどネェ。

  
湿地で変な音がするのでよくよくみると、エゾトンボが産卵中(左)だったりしました。
無茶苦茶に枚数切ってみたら、偶然1枚だけ写ってましたが、わかります?
そのあたりでは、ミドリシジミ(右)もヒョロヒョロ出現するものの、開翅は常にはるか遠く。

  
エゾアカガエル(左)も出現しました。意外に個体数は多いモンなんですね。
そのあたりから、エゾトンボ類は数種が飛び交うものの、粘れども止まってくれるのは
はるか遠く(右)のみ。これは普通のエゾトンボかな?
この場所は採集禁止区域内なので、網が出せなかったのが残念無念。

  
頑張って、エゾトンボ(左)、キバネモリトンボ(右)とも飛びモノにも挑戦。
このコンデジの場合、大体の位置に予測起きピンしてから追っかけて撮るしかないので、
これが限界かな。デジイチに移行しなよという声も最近強まっているのですが、
そうなると間違いなくO氏のように両脇に2台ぶらさげることになるしなぁ…

  
そんなこと考えながら、さらに歩いていくと、ミドリヒョウモン(左)も出現。
そのあたりでは、シオガマギク(右)もかなりの数ありました。

  
大満開で見惚れてしまったのはシナノキ(左)。そういえば北方系なのか。
ここでO氏がみつけたのはヌメリスギタケモドキ(右)。美味そうだったなぁ。


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