愛知さすらい旅A〜風邪ッピキで魚捕り〜08.2/11

この日は、愛知県周辺無意味なサスライ旅そのA。
本来は鳥観の続編+濃尾平野ならではの魚捕り+ついでにヤゴ狙いという相変わらず無謀な
てんこ盛り作戦をたていたのですが、なかなかこれがうまくいきませんでした。
最大の理由は、珍しく先週が忙しかったので、下調べが全然ついていなかったコト。
そして、もう1つは、出撃してすぐに気づいた悪寒+熱っぽさ。
最近の風邪のウィルスは進化しているらしく、伝統の言い回しによればカゼをひくはずのない
脳重量のワタクシでもきっちりとカゼをひけるあたりが心底恐ろしいと思います(笑
それでも悔しいので、気合を入れて何箇所かで魚捕りはきっちり挑戦してきましたが、
その結果、自分の中に潜む不可思議な特性にビビったりした顛末は本編でお楽しみください(笑
※どうでもいい理由ですが一部を公開自粛しました ⇒ 完全ページはこちら(知人のみ)
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<1>愛知県各地

  
まず、突撃したのは、愛知県東部の漁港周辺。カモメ狙いだったんですが、
これがポイントがわからずにひたすら右往左往。海岸に満開のみをつけているシャリンバイ(左)
を眺めたりしていると、近くにノスリ(右)が出現したりというラッキーもありましたが…
右往左往した結果、目的のあたりは工事中で入れないらしいということをようやく発見(^^;

  
しかたないので、別の漁港によると、オオセグロカモメ(左)を発見。海上には、
だいぶ頭の白くなってきたセグロカモメ(右)もいました。もしかしてモンゴル?

  
んで、ようやく遠くのブロック上にカモメの群れ(左)を見つけましたが、超遠い!
じっくり観るとカモメ(右)がかなり多いというのは面白かったですが、デジスコでこの距離。
毎年カナダカモメも混じるという話なので頑張りましたが、これでは私の実力じゃぁ…
そうこうしているうちに、本式に風邪がツラくなってきたのでギブアップ。
ヨタヨタとよろめくように、次の目的地へとゆっくり移動することに。

  
お次に来たのは、今度は愛知県西部の水田地帯。ウロウロしてみると、
オオイヌノフグリ(左)やら、タネツケバナ(右)やら、早春の花もかなりあります。

  
水路を見ると、遠くにオカヨシガモ(左)の群れ。この場所でもやっぱりオオバン(右)は
増えているのか、あちこちで見ることができました。お強いなぁ。

  
ふわふわ漂っているコガモの群れ(左)に心癒されていると、その中に1匹、
日光浴中のアカミミガメ(右)を発見。君、この寒い季節に元気だねぇ。

  
そうこうするうちに、わりと面白そうな雰囲気の水路(左)があったので、風邪ッピキの体に
渇を入れて突撃することに。水路の中を歩き始めると、すぐにツクシ(右)を発見。

  
立派な実をみっちりとつけたイヌホオズキ(左)があったり、早くも咲き始めた
オランダミミナグサ(右)があったり、ささやかな発見はいろいろと続きます。

  
さっそく網を入れると、まず捕れたのは、スクミリンゴガイ(左)。ありゃりゃ。
よくよくみると、色鮮やかな卵塊(右)もあちこちにへばりついてました。

  
んで、漁果はというと、まずは大量に捕れたのはブルーギル(左)。これで一網分ですから、
全体だとすごい数捕れました。水路につながる小さな池はまさにブルーギル天国状態。
そんな中でしたが、ミズカマキリ(右)なんかも健在なようでした。

  
かわいらしい小型のギンブナ(左)も数匹だけ捕れました。
気になったのは、一緒に捕れた、明らかに体高の低い個体。う〜ん、キンブナ?
でも分布的には範囲外だから、これもギンブナの範疇なのかな?難しい…

  
メダカに混じって、カダヤシ(左)がかなり捕れたのも意外でした。
そして、ドキっとさせられたのがモツゴ(右)。ほら、場所的にウシがつくほうの可能性も
あるじゃないですか。まぁここまではっきりと黒帯が出てれば一目瞭然ですが…

  
ちょっと嬉しかったのは、たくさんとれたタイリクバラタナゴ(左)。まぁ帰化種ですが。
そして、今回の隠れた大目的であったヨシノボリ類(右)も首尾よく何匹か捕れました。
そう、今回のひそかな狙いはウシヨシノボリだったんです。
でも、恥ずかしながらその場では何度見ても識別できず、とりあえずお持ち帰り(^^;

んで、ここでふと気づいた仰天の事実があります。
いつの間にかカゼの諸症状が収まってる!
…どうやらワタシは魚捕りとかしてると体調が戻るタチのようです。
それか、野外でこうやってナイと調子が悪くなる性質なのか?

  
そのあと、さらによさそうな水路を探してうろつくと、水田に潜むキジ(左)を
見つけたり、目の前をハクセキレイ(右)が横切っていったりします。

  
うららかな日差しの中、よく見ると、トウカイタンポポ(左)も満開状態。
冬も元気なホトケノザ(右)に至ってはお花畑状態の場所が多数ありました。

  
ふと空を仰ぐと、太陽の周りには大きなリング(左)。え〜、これってなんて現象?
ちょいと神々しい雰囲気に感激しつつよくよくみると、そのさらに外側には虹の輪(右)。
水蒸気とかのイタズラだと思いますが、ちょっとだけ厳かな風景でした。


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