残暑まみれの3連休B〜酷暑とカゼ〜07.9/17

<2>藤沢市各所 続き

  
さらにしつこく探すと、シロソウメンタケ(左)を発見。ホコリタケ?(右)も小さなのが
1つだけありました。どちらも食べれるはずですが、ちょっと食欲わきませんね。

  
面白い雰囲気のキセルガイ類(左)がいたり、カントウヨメナ(右)が咲き誇っていたり、
ささやかな発見はまだまだ続きます。

  
アカメガシワがあったのでひっぱってみると、予想通りヒメクダマキモドキを発見。
幼虫(左)、成虫(右)とも見つかりましたが、強い風で撮影は四苦八苦。
そうこうしていると、ふいに携帯に着信。出るとY少年からで
「なんか関東に来てるんだって〜?」「おう、ちょうどいま清水谷戸」「まじ!?
という冗談のようなやりとりのあと、せっかくだから合流する約束をして別の公園へ急ぎます。

  
お次に来訪したのは、これも久し振りの長久保公園。エンジュ(左)が咲いていたり
しましたが、意外なことに狙いのアカボシゴマダラはまぁったく空振り。
片足のないハシボソガラス(右)なんて哀れなものは見ちゃいましたが…

  
悔し紛れに樹液を見て回ると、不思議な格好のゾウムシを発見。
あとでしらべてみると、マダラアシゾウムシなのでした。こんな場所にもいるのね。

  
うろうろすると、オナガの幼鳥(左)がすぐ目の前に出てきたり、
ランタナでイチモンジセセリ(右)が吸蜜してたりしますが、アカボシは全く
影も形も見つかりません。なんで?あまりに天気が良すぎるから?
しかたないのでY少年と相談して、一気に大庭遊水地方面まで歩いていくことに♪

  
川沿いに歩くと、案外と早く30分ほどで懐かしい大庭に到着。ビオトープをのぞくと、
なぜか水面を歩いていたコモリグモ類(左)に引き続き、よく考えたらメチャ久し振りの
トウキョウダルマガエル(右)も出現。でも愛想悪く、この1枚が撮れただけでした…

  
水辺にはタコノアシ(左)が花をつけ、あちこちにメリケンガヤツリ(右)があったり、
懐かしい自然にちょっと嬉しくなりますが、このあたりから前々から感じていた問題点が
急浮上。暑すぎるし日差し強烈過ぎるし、ちょっとヘバってきたよぉ(ToT)

  
鮮やかに色づいたコノシメトンボ(左)をみたり、アカスジキン金カメムシの幼虫(右)
を見たりしながら、周辺をさらにうろうろ。すでに私はヘロヘロ。

  
結構驚いたのは、かなり大きな群落を作っていたハコベホオズキ。数年前はなかったと
思うんですが、いつの間にこんなにはびこったんでしょ。さすが外来種。

  
Y少年が少し前アカボシを見たというので、神社の方まで足をのばしますが、
キアシナガバチの巣(左)があったくらいで、めぼしい成果はなし。
カエル合戦の不思議な彫刻(右)の乗る端の欄干を眺めつつ、遊水地方面に行ってみることに。

  
遊水地をうろうろすると、そこここにアレチウリ(左)が咲いていたりしました。
ちょっと驚いたのは路傍で見つけたヒメシロネ(右)。このあたりではかなり稀な種類です。
#比較的普通種のコシロネでした。嗚呼、恥ずかしい失敗だぁ(- -;

  
ホソバヒメミソハギ(左)なんかもありました。花をアップ(右)でみると、これまた
いい雰囲気ですよね〜。といいつつ、さらにうろうろ歩きましたが、さすがにヘバりきって
ギブアップ。寝不足+強烈な日差しは、なかなかツラい…
最後は、もはや逃げるような勢いで、ちょうど来たバスに飛び乗ったのでした。
Y少年、せっかく久し振りに会ったのに、へばってばかりで申し訳なかったッスm(_ _)m。


さて、午後からは都心まで戻り、友人のジャズの発表会で、
心地よい時間をすごしました。その後も久し振りの友人や後輩と会い、
充実した時間をすごせましたが、ヘバりが最後にはわかりやすいカゼの症状にまで進化し、
夜行バスに乗り込む頃には立派にフラツくというオチになったのでした(−−;

というわけで、半日の古巣探索、成果はあまり多くなかったですが、面白い一日でした。
Y少年、ヘロヘロな状態でまともにお相手できずに大変申し訳ないm(_ _)m
当日は強い風が吹き続けていたのであまり実感してなかったのですが、日差しもすごかったようで、
帰宅してみると全身真っ赤。最近日焼けに弱いようで、また免疫不全も起こしたようです。
さらに野外では体感温度約50℃、友人の発表会ではクーラー効き過ぎで体感温度約20℃という
爆裂な温度差にもやられて、明らかにカゼの諸症状も出てきましたしね。
それにしてもアカボシゴマダラすらあたらなかったというのは大変に悔すぎます。
古巣の探索は、またいい時期に、きっちり目標を定めて再挑戦することにしましょう。
次は体調を整えて、きちんと睡眠をとってから、きっちりと日焼け止めを塗って(笑


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