紅紋探求〜毎年恒例フラレ旅〜07.5/27

<2>新見市周辺 続き  

  
さて、しつこく草地をうろうろすると、カノコソウの大群落(左)があちこちにあって、
いろんな蝶が飛び交ってました。近くには1株だけ、ホタルカズラ(右)も発見。

  
ちょっと驚いたのは、1株だけあったヤセウツボ(左)。こんなところにもあるんですか。
近くには、ちょっとしおれかけでしたが、アオテンナンショウ?(右)もありました。

  
さて、草地の中にふみこむと、いろんな蝶が舞い立ってちょっとドキドキします。
ということで、まずは、アオスジアゲハ(左)とクロアゲハ(右)からバシバシと撮影。

  
早くもヒナバッタ(左)は成虫が出現していました。想像よりも早いんですね
嬉しかったのは、1匹だけみつけたウスバシロチョウ(右)。ここにもいるんだネ。

  
シロバナニガナのちょっとした群落(左)もありました。ちょっとばかり
シワクチャでしたけど…。近くにはヒメキマダラセセリ(右)も全開で日光浴中。

  
林縁には、ヤマキツネノボタン(左)も何株か咲いていました。
かなりのいい天気になってきたので、アマガエル(右)もちょっとグロッキー気味。

  
ちょっと驚いたのは、草地の中を飛んでいたショウジョウトンボ。
かなり色づいてきた♂(左)も、♀(右)もいましたが、近くに池なんてないぞ?

  
嬉しかったのは、何匹か飛び交っていたクモガタヒョウモン(左)。でも、こいつがまた
愛想なしで、すぐにビュンと飛んじゃうので、撮影はなかなかチャンスがなくて四苦八苦…
カラスアゲハ(右)もいましたが、こちらも素早くて…時間よとまれ!とか思ってみたり。

  
さらに別の岩場に行くと、ヤマムグラ?(左)が咲き誇っていました。
かなり大破していましたが、クロコノマチョウ(右)も登場して、嬉しくなります。

  
この場所には、満開のノイバラ(左)とヤマイバラ(右)が競演してました。
さて、目的の崖ですが、相変わらずいい雰囲気なんですが、どうやら各方面からの
アドバイスを総合すると「登って上で探す」ことが絶対条件らしいので、ここじゃぁな…
まぁ、「風の強い日はあかん」「晴れすぎて暑いのもあかん」らしいので、
この日は条件が悪かったということにしましょう。うん、きっとそれが敗因だ。

  
そんなこと思いながら、うろつくと、シラン(左)の群落を発見。一瞬自生かと思いますが、
うろつくと白花の群落(右)もあって、古い植栽跡らしい雰囲気。家でもあったのかな?

  
イボタノキで吸蜜中のダイミョウセセリ(左)をみつけたりしつつ、悔しいのでちょっとだけ
崖を登ると、ニガガシュウの葉裏にルリタテハの終齢幼虫(右)を発見。

  
ガンピでは、アサマイチモンジ(左)が吸蜜していました。 ちょっと遠いけど証拠写真。
#これはイチモンジチョウだそうです。案外白斑の発達した個体もいるんですね…
地面には大好きなアオオビハエトリ(右)がいたので、ドアップ撮影に挑戦☆

  
フユザンショウ(左)はもう花が終わりかけでした。そして、かなり面白かったのは
近くの草地で見つけたこちらの花(右)。これ、なんだかわかります?
こいつはアツミゲシ。ヘロイン抽出できちゃう栽培禁止植物なんですが、最近結構
いろんな場所で野生化してます。知らずに庭に植えてる家も多いみたいですのでご注意を☆

<3>三田市とか

  
さて、この日は人博の展示の最終日なので、撤収作業のため早々に引き上げました。
作業を終えて表に出ると、駐車場の車の上で、イソヒヨドリ♂(左)がなんかやたらと
警戒声を出しています。かなり執着してるので、みんなで面白がって写真を撮っていると、
車の陰に幼鳥(右)がいることを発見!そっか、それで頑張っていたのね…

  
撤収に来た方々で楽しい夕食をすごしたあとで、ちょっと北方の某所へ移動。
ここはハルゼミの羽化が見れると教わったので、密かに3度ほど通っていますが、
この日も羽化殻(左)はたくさんみれたけど、羽化個体は見れずに残念。
キマワリ(右)なんか見つけるくらい精細に探したんですが…また来年かな。

というわけで、予告どおり?フラれ旅にはなりましたが、なかなか充実した一日となりました。
まぁ、ベニモンは少しずつ条件がわかってきた気もしますので、次回こそは!とさらに
ムダに鼻息を荒くしておりまする。近日中のリベンジ旅を、乞うご期待です☆
とりあえず、崖の上に上れる場所をさがすことが先決のようなので、地形図を買わなきゃ…
そして、このあたりはベニモンにはフラれたとしても、なにがしかのオマケが必ず期待
できるのが最大の嬉しいポイント。そろそろ、ゼフの季節でもあるようだし、近日中の
リベンジの際には、憧れのゼフももしかして何種類か狙えちゃうんじゃないかしら。
そんな、懲りもしない皮算用を、ニヤニヤしながらできてしまうあたりが、ワタシの
長所でもあり、どうしようもない短所でもありますが…まぁ、人生気楽にやらなきゃネ☆


次へ⇒

topへ⇒