ヒミツのディト〜丸秘な特攻の日〜07.5/26

この日は、常に単独行の私にはめずらしく、ディトしてきました。
お相手は、花も恥じらう可憐な大和撫子、なわけはなく、鳥屋世界の大先輩である某氏。
向かったのは、なんだか面白い鳥が色々見れるという信州の某所。
「自慢の場所だから絶対にナイショだぞ」ときつ〜く念を押されたマル秘スポットなので、
お問い合わせには、親兄弟を人質にとられても応じかねますので、そこんとこ世露死苦ぅ。
オススメの場所だけあってビックリするような出会いは本当に盛りだくさんだったものの、
HPに掲載できるような成果はあまりなかったので、報告内容はちいと地味になりましたが…
いやはや、とにもかくにも短時間ながら、本当に満ち足りた一日になりました。
なによりも、道中で各種お聞きした、鳥屋世界のディ〜プな裏話が本当に楽しかった!
まだまだ私なんぞ、一般ピープルの範疇だなぁと妙な安心感を感じたりしました(^-^

<1>信州某所

  
というわけで、やってきましたのは信州某所。さっそく歩き始めると、
いろんな夏鳥の声が入り乱れて、かなりイイ感じでした。こりゃ、すごいなぁ…
道端にあったのは、ピンク色のかわいいウツギ類(左)。調べるとこれもタニウツギの範中
っぽいんです。随分雰囲気が違うけど…。近くにはテンナンショウ類(右)もありました。
このあたりになるとすっかりお手上げですので、どなたか教えて下さい〜☆

  
山道を越えると、満開のウツギ(左)を発見。よくよくみると、木影には、
咲き始めのヤマトウバナ(右)が数株だけあったりもしました。

  
鳥を探している間にうろうろすると、マルミノヤマゴボウ(左)を発見。
雨上がりなのに葉上にしっかりととまっているガ(右)もいました。なんて名前だっけなぁ…

  
久しぶりに見れて嬉しかったのは、ピンク色のバッタ(左)。これはセグロイナゴモドキ幼虫かな?
近くにはいかにも毒々しい、タケカレハの幼虫(右)も発見。これはこれで美しい…

  
さて、肝心の鳥はというと、沢沿いにはイカルチドリ(左)が飛び交い、上空をサンショウクイが
飛び、ツツドリなんかの声も響く大変いい感じ。遠くで鳴いていたのは、個人的には
初撮影の、ジュウイチ(右)なんですが、なんせ遠すぎて…心の目で見てください。

  
このあたりにもテンナンショウ類(左)は大株が多数ありました。マムシグサなのかなぁ?
クジャクシダ(右)も多数あって、崖地を彩っています。

  
うろうろしていると、なにげに久しぶりのチュウガタコガネグモ(左)がいたり、
ふわっと、シオヤトンボ(右)が飛んできたり、鳥待ちの時間もなかなか楽しい感じ。

  
ふと気付くと、はるか遠くに、クマタカ(左)を発見! すぐにカケスが騒ぎ出したので
悠々と飛び出し(右)ましたが、かなり遠い…てことでデジスコで飛びモノに挑戦しましたが、
これはさすがにピントが合いませんでした。むむぅ、なんとも残念じゃ。

  
再度ウロウロすると、ちいさなマイマイ類(左)を多数発見。名前はなんだろうね?
道端には、ミヤマハハソ(右)も地味な花を沢山ぶら下げていました。

  
うろうろすると、オオルリが随所で出てくれますが、暗い&逆光でどうにもこうにも…
♂(左)だけじゃなく、♀(右)もきれいに囀っていたのがちょっとビックリでした。

  
さて、そうこうするうちになかなかの成果もGETしたので(謎)、早々に引き上げることに。
すると帰路にも、すっかり実になったチャルメルソウ(左)や、みつけてびっくりミスミソウの葉(右)
などなど、面白い出会いが続きます。

    
フタリシズカ(左)なんかも咲いていました。そして、橋の欄干を歩き回っていたのは不思議な
模様の小さな甲虫。Uさんによると、「ニセクロホシテントウゴミムシダマシ」というらしいです。
ちょろちょろしてたので、ドアップ撮影は大変苦悩いたしましたが…

  
立派なヒゲが魅惑の、クシヒゲコメツキ(左)なんかも見つかりました。
しばらく撮影してると、飛び立つ瞬間(右)もなんとか撮影成功。

  
周りには、はやくもコアジサイ(左)が満開状態になってました。もうひとつ
満開状態になっていたのは、マルバウツギ(右)。こんなとこにもあるんですねぇ。

  
さらにうろつくと、クロコノマチョウ(左)がいました。アップでは撮り損ねましたが、信州で
この時期って珍しいかも。きちんと越冬できてるってことですね。
近くには、羽化不全のヒメウラナミジャノメ(右)も見ることが出来ました。

  
葉の上で糞から吸汁していたのは、ヒメキマダラセセリ(左)。
近くには、派手なスタイルのドクガ類の幼虫(右)も見つかりました。スゲドクガかな?


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