4月・バカ一匹〜清澄山来訪〜07.4/1

<2>清澄山周辺 続き  

  
さらにしつこくウロウロすると、青花のヒガンマムシグサ(左)を発見。それともこれは普通の
カントウマムシグサ? 近くではアオジ(右)がチョロチョロしていました。

  
やがて山道がなだらかになり、林道に出たのでほっと一安心。
イロハカエデ(左)が可愛い花をたくさんぶらさげ、ユリワサビ(右)も咲き始めていました。

  
ここで驚いたのは、かなりの数が飛び交っていた、ホソミオツネントンボ。
真っ青になった個体ばかり、10匹は見たでしょうか。産卵期はまとまって見ることがありますが、
山の中でこんなに集まっている場所に出会ったのは初めてでかなり驚きました。
よく考えると、今年のワタクシ的初トンボですね☆

  
うろうろすると、トリカブト類の芽生え(左)を見つけました。多分この場所だとツクバトリカブトかな?
このあたりには大株がたくさんありましたが、決して悪用はしないように(右)
このあたりでも、イズセンリョウ(右)はたくさん鈴なりに咲いていました。

  
面白かったのは一株だけ見つけた、白花のヤマルリソウ(左)。キレ〜ですよね☆
なんだか面白げな雰囲気の粘菌類(右)も見ることが出来ました。

  
沢沿いにニッコウネコノメ?(左)を見たりしながら歩くと、小さなトンネルに差し掛かります。
歩いていると、ふと、天井からなんか小さな声がするのに気付きました。
これは一体何者? そう思って、めくらめっぽう、声のする方に向かってフラッシュを焚くと、
異様な群集(右)が浮かび上がりました。こ、これは、ユビナガコウモリじゃないですか! 

  
なんとかわかりやすいショットをと四苦八苦しますが、ちょうど明かりの一切届かない岩の
くぼみに集まっている上、懐中電灯などないので、勘で構図とピントを合わせるしかありません。
何度も何度もシャッターを切ったけど、ようやくなんとか見れそうなのは数枚だけ…
でもまさかここでユビナガコウモリに会えるなんて想像もしてなかっただけに大興奮しました。

  
改めて沢沿いをうろうろすると、コショウノキの咲き残り(左)を発見。
面白かったのは、そこここにバリバリノキ(右)があったこと。稀種と思ってましたが、
房総半島にはけっこうあるもんなんでしょうか?花の時期に再訪したいなぁ…

と、 ウロウロするほどに、沢の対岸を、ムラサキシジミにしては明らかに小型&白っぽい
個体がツイと飛びました。こ、これはルーミスだろう!と叫びましたが、それっきり(^^;

  
その後は、その辺りでいくら粘っても、見つかるのはムラサキシジミばかりでした…
距離があったのでデジスコで、翅裏(左)、翅表(右)とも撮影してみましたが、
う〜ん、綺麗だけど、探しているのはキミじゃないんだよなァ…

  
ルリタテハ(左)も出現してくれました。そして、この場所でも見れたのが、
ホソミオツネントンボ(右)。こいつはまだまだ褐色味が残ってますね。
そうこうするうちに日がかげり始めたのでGIVE UP。帰路へとつくことにします。

  
ふと、沢の対岸に白っぽい花を発見。よく見ると、これがサツマイナモリでした。
距離がありすぎるので、これまたデジスコで撮影。やっぱ、鳥以外の撮影にも便利ですね。

  
そのうち、また想像もしない出会いがありました。なにげなくのぞきこんだ道端の水溜り。
ん?なんかへんな卵があるぞ。それが第一印象。よくよくみるとバナナ型。
こ、これは、トウキョウサンショウウオの卵塊ではないですか!!!
さらによく見ると、卵塊の下で何かが動いている!これは!と、大慌てで手を突っ込んでみると…

  
出てきたのはアズマヒキガエル(左)でした。嗚呼、人騒がせだなぁ(^^;
よくよく見ると、アズマヒキガエルの卵塊(右)も少しだけあったので、一応納得。
その後、しばらく探しましたが、トウキョウサンショウウオの親は見つかりませんでした。

  
このあたりでは、クロコノマチョウ(左)がやたらいました。5匹くらいみたかな?
古い実をつけたイワタバコ(右)もたくさんあって、夏に再訪してみたくなります。

  
キュ〜トで惚れそうになったのが、ハコネシダの芽生え(左)。これはグっとくるでしょ?
数株だけでしたが、ミヤマキケマン(右)なんかも咲いていました。

  
里の方まで戻ってくると、満開のウラシマソウ(左)を発見。咲き始めな感じの
ミツマタ(右)なんかもあったり、いろんな花が揃っていてなかなか楽しかったのですが、
ここから駅までが遠かったこと!さらに駅についてみるとローカル線だけに次の電車まで
1時間半待ちというバッドタイミングで、涙々のオチまでついたのでした。

というわけで、まぁ肝心の目的はハズしましたし、さんざっぱら迷いまくりましたが、
予想外の心躍る出会いが多くて、かなり楽しめた一日でした。
情報を頂きましたフルフルさん、本当にありがとうございましたm(_ _)m
いやぁ、面白い場所でした。もうちょっと近ければ足繁く通ってみたい雰囲気でしたが、
いずれにせよまたチャンスを作って再訪したいと思います。後日聞いた話だと
ルーミスは晩秋が一番見やすいとのことですので、その頃にでも…
そして、この日は、ここんとこの野鳥一辺倒の日々から、そろそろ虫方面・花方面も
楽しい季節になってきたんだぞということを実感させられた一日でもありました。
ここんとこ、全く休みなく飛び回っているのでカゼがいつまでも抜けないという
バカな状態が続いていますが、春になってしまったなら、あの蝶もこのトンボも、と
また夢想が先走ってしまって、フルパワーで飛び回ること必至。
トシ食ったおんぼろエンジンが、途中でヘバらないように気をつけなきゃ(^^;


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