しあわせの紅と白〜遠征未遂の幸運〜07.1/28

この日は、本来は思い切って九州遠征!と以前から決めており、Mさんにいろいろな情報も
頂いて、イザ決行!という数時間前。突然些細な用事が入ってポシャってしまいました。
土曜の夜のチョイ用だけなんですが、さすがに荒崎から日帰りは出来ないし(ToT)
しかしここで面白かったのが、私の私たる所以。というのは、ガックリしながら
とりあえず腹ごしらえ、とラーメン屋によって食べてると、急に背筋が寒くなってきて、
半ば腰が抜けたみたいになっちゃったんです。どうやら、いつの間にかカゼ引いてた
&疲労がたまってた のに、遠征するぞという気合で気付かなかったらしいんですよね(^_^;
 あのまま運転してたら確実に途中で事故ってたような気がします。用事が入ってよかった(笑
というわけで、遠征はやめてぐっすりと寝て、のんびりと近場を回る鳥見といたしました。

〜前哨戦〜

  
その前に前哨戦。というのは前日が大阪出張だったので、朝一番で30分だけいってきました
キガシラシトド君。ラッキーなことに、現地に着くと同時に「み〜つけた♪」との声。
地面に下りてる遠目のショット(左)では頭の黄色いところまで撮れましたが、枝上(右)だと
さすがにまだ暗くてボケボケ…でも10分ほど遊んでいただけました。ラッキ〜☆

<1>六甲山森林植物園

  
さて、この日の本編のスタートは、まず六甲山森林植物園へ。
開園前に近くの林でアオゲラの巣(左)やら、アオジ(右)やらをさっそくじっくり観察。

  
園内に入ると、メジロの古巣(左)をみつけたり、はやくもすっかりとふくらんだ
コブシの花芽(右)に少しだけ春を感じたりといろいろと面白い発見が続きます。

  
キクイタダキ(左)もいたのですが、素早すぎて全然撮れず。写真中央に見えますか?
仕方ないので近くで堂々としているホオジロ(右)なんかをじっくり撮影。

  
ジョウビタキ(左)や、ちょっと遠めですがルリビタキ(右)なんかもいましたが、
木影でチョロチョロ動かれるとデジスコはもうお手上げ状態。ヒガラも多かったんですが、
こちらなんかは目の前に飛び交っているのに、ついに1枚も撮れませんでした。

  
ちょっと面白かったのは、なぜか側溝の金網の上に集まる小鳥たち。
メジロ(左)、ヤマガラ(右)のほか、ヒガラ、アオジ等々がちょろちょろしていて、なにしてるん
だろうと悩みましたが、よくみるとスルリと金網の中に飛び込んで、水浴びをしていたようです。

  
うろうろしていると、ウソも数羽の群を発見。♂(左)、♀(右)とも撮れました。
ちょっとお腹が赤っぽいので、一応これは亜種アカウソになりますよね。

  
湿地では、シロハラ(左)やアオジ(右)がせっせと地面をほじくって餌探ししてました。
土の中の虫を探しているんですかね?熱心なのでドアップ撮影にも無事成功。

  
よくみると、立ち枯れたノリウツギ(左)やら、ヤブデマリの実(右)やら、
鳥意外にも面白い被写体がたくさんあることにも気付きます。

  
お約束のソシンロウバイ(左)の他、シナレンギョウ(右)も少しだけ咲き始め。
シナマンサクも花芽がほころびはじめました。もう早春の花の季節なんですね。


そうこうするうちに、なんか梢に怪しい影を発見。鳴き声もバッチリで、間違いない!
今回期待していたオオマシコです!
でも見事なド逆光でなんも見えない…しかたないので反対側にそぉ〜っとまわると…

  
突如飛び立ったオオマシコ君、目の前の枝にとまりました。距離はあるけど
一応赤いあたりがじっくり見れて感激!やがてツイと彼は下のほうに飛び去ったので、
横に来て撮影していた鳥屋さんと一緒に、坂を下ってみることにすると…

  
「あ!あ!います!ホンマ目の前です!わ!ストップ!」
おもわずそう叫んでしまうくらい至近距離で彼はのんびり餌ほじってました。若い♂ですね。
見事な赤い姿を目の前で堪能できて本当に至福の一時…
やがて彼がとび去った後、地元の鳥屋さんとのんびり話をしていると、どうやら年末には
ここに30羽くらいのオオマシコの群が来て「オオマシコのなる木」が見れたとか。
しまった、そうとしっていたら早くきたのに、これはなんとも残念無念。

  
やがて、ちょっと離れた場所にミヤマホオジロ&オオマシコ(左)を発見。夢の組み合わせですな☆
じっと見てると、後ピンになっちゃいましたがミヤマホオジロ♀(右)がちょっと近くに出現。

  
そして、じっくり待っていると、ミヤマホオジロ♂がずんずん近づいてきたんです。
興奮で心臓をバクバクいわせて汗だくになりながらバシバシと激写☆、

  
これがまたいい距離の枝にとまって(左)くれたり、きょとんとこちらを見た(右)りして
まこともって愛らしいことこの上ありません。再度の至福の一時でした。

  
そして、至福の時はそれでは終わりません。ちょっと距離のあったオオマシコ君も
じっくり待つほどに、ものすごい至近距離に近づいてきてくれたもので、
これまた大興奮しながら撮影を続けたのでした。血圧に悪そうな鳥観だなぁ。


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