| ＜２＞飯梨川河口周辺 |
さてさて、お次に来たのは、ちょいと東側にもどったところの飯梨川あたり。まずは
途中の水路で、オオバン(左)に続いて、アメリカヒドリの雑種(右)が出現。
さて、河口に到着すると、カワウの群の中にカモメ(左)をはじめとしたカモメ類を発見。
これは勉強するいい機会、と近づいたらあっというまに全て飛び去りやがりました(ToT)
河口にはハジロカイツブリ(右)がいたくらいで、カモ類も少ない雰囲気…
あきらめて水路をウロウロしていると、ヌートリア(左)を発見。でもよくみるとこいつ、
明らかに目が真っ赤でおかしいんですよ。病気なのかなぁ？
そのうちに、ものすごいトンビ柱(右)が上空に出てきてびっくり。
チュウヒ(左)が遠く飛んでいるのをながめていると、水田に怪しい影。
なにもの？と近づくと、これがなんとヘラサギ＆クロツラヘラサギ(右)じゃないですか!!!
それもまた、図鑑の比較写真みたいに見事な配置で、アナタ、大サービスですな！
というわけで、まずはクロツラヘラサギから。ご覧の通り左足にリングがありますが、
どうやらこれは米子水鳥公園に出没中の、韓国で標識された個体らしいです。
ということはここまで食事にきてるってことですね。
そしてこちらはヘラサギ。昨年幼鳥は見てますが、実は成鳥は初見です。
しばらくみてるとくちばしを広げて(右)くれましたが、やっぱうそくさい構造だよなぁ…
２羽ともしばらくじっくり佇んでくれて、じっくり観察することが出来ました。
ふと、少し離れた水田にタゲリが何羽もいるのを発見。でも、もうちょっとアップで、
と近づくと、あっというまに飛ばれてしまいました。メチャクチャ警戒心強いですねぇ。
その後、ひたすら水田地帯をうろつきますが、おめあての鳥は全く姿を表しません。
予想外にコチドリ(左)や、イカルチドリ？(右)やらが見れたのは嬉しかったですけどね。
＃ちなみに右はイカルチドリであってますでしょうか。なんか違和感があるなぁ…
そうこうするうちに、マガンの群(左)にも会いましたが、あっというまに飛び去りました。
やがて夕陽も傾き、もうこりゃダメかな、と思いながら未練たらしくうろついてると…
少し離れたところに、コハクチョウの大きな群(左)を発見。そして、じっくりと
探すと、いました、情報を頂いていたクロヅル(右)です。なんとか見れてよかった〜〜☆
でもなんか遠くの方でハクチョウの群の中に埋もれていることが多くて、撮影チャンスは僅少。
鳴いてるところ(左)なんかもとれましたが、飛び立ったところ(右)はちょっと遠くて残念…
コハクチョウの群の中をじっくり見るとオオヒシクイが２羽いることを発見。
これまたハクチョウの群の中にまぎれ込んで、難儀してようやく数カットだけ撮影に成功。
そのうち、コハクチョウは賑やかに鳴き交わしたり、突然飛び立ったりとせわしなく
なりはじめました。これはこれで面白いなぁと思いながらカメラを向けていると、
周りの鳥屋さんの中にえらく聞き覚えのある声を確認。
振り返ると、一昨年、オナガ＆タイリクアキアカネでお世話になったＳ田さんでビックリ☆
ハクチョウの撮影も続けられているそうで、いろいろと極意を伺っちゃいました。
そのうち、少しだけ離れたねぐらから次々にコハクチョウが飛んでくるので、
飛びモノの撮影にも挑戦。チャンスのわりには結果が伴わなかったのはウデですかね…
Ｓ田さんに教えられて、すぐそばのねぐらにいくと、水面にはコハクチョウの羽毛(左)がびっしり
浮いていて驚きました。そうこうするうちに夕陽はきっちり自己主張しながら沈んでいきました。
Ｓ田さんに教わりつつ、残照の中に浮ぶコハクチョウ(左)なんて撮影にも挑戦。
やがて次々と飛び立つ個体が出始めたので、ムリヤリ狙いましたが、すでに暗くてブレブレ。
でも、右のショット１枚だけ、ブレブレの中でもちょっと面白い感じに撮れてました☆
ということで、なかなか成果ある楽しい一日でした。密かに狙いの鳥はほとんど空振り
したのですが、予想外の成果も多くて、まぁプラスマイナスゼロってところかな。
まぁ、ようやく地理勘が出来た感じですので、また再挑戦したいと思います。
なにより、冒頭にも書いたとおり予想外に近いことが判明したのが嬉しい限り。
そしてここは冬鳥だけではなく、もちろん秋の迷行トンボもそうですが、
初夏にもキイロヤマトンボやナゴヤサナエなんかも狙えるらしいんですよネ。
気軽な(？)ポイントが一つ増えて、遠出癖がさらに悪化することは必至。
さてさてこの病気、どこまで進行するのか、乞うご期待ということでしょうか。
もうすでに不知の病かつ致死性の病だという自覚は充分すぎるほどあるんですが(笑