マル秘な珍鳥観察旅〜モザイク印紀行〜06.12/17

この日は、某筋からの情報で、噂の大珍鳥、○○○○△△△を見に行ってきました。これが、
  現在情報制限のかかってるネタなので解禁になってから伏字およびモザイク写真を修正します(笑
鳥観それも珍鳥系をやらない人にはピンとこないでしょうが、この筋には情報制限というものがあります。
というのは、情報をオープンにすると世の中の珍鳥マニアが殺到して、地元とトラブルことが多いから。
過去にも、マニアが殺到して警察沙汰なんてのは何度もあったことなんですよ、ジッサイ。
今回は幸運にもそんな鳥の情報を頂いたのですが、個人的にはその鳥以上に、いろんな
オマケが観れそうな環境に心惹かれて、カゼも最悪の天気予報も無視して、遠路はるばる
行ってしまいました。結果的にとぉっても楽しかった顛末は、モザイクつきの本文で(^o^
#解除をすっかり忘れてましたが、07.7月モザイク解除しました

<1>愛知県某所

  
そんなわけで、どきどきしながら早朝に現地に到着。しかし、雨の天気予報通り、めちゃ暗い。
電線に鈴なりのムクドリ(左)も、目の前に出現したツグミ(右)も、逆光になってダメダメ。

  
さて、そのあたりの水田をうろうろすると、さっそくハマシギ(左)を発見。
人怖じせず近づき、頭をずっぽし潜らせて(右)、熱心に餌を取っておりました。

  
ちょっと寒そうに体を振るわせ(左)たり、しつつ、目の前をチョロチョロしますが、なんせ暗い。
デジスコは8分の1秒とかで、何枚か撮れただけでも幸運な感じ。
必死にデジスコを振り回しつつ、フと観ると遠くでは、ケリ(右)が大あくびしていました。

  
そのうち、なんか小さな影が混じっているのに気付きました。よくみると、ヒバリシギです。
これがまた素早いので、ズーム側だとブレブレ。泣く泣くテレ側で数枚証拠写真GET。

んで、わらわらと鳥屋さんが集まってるのを見つけると、山形とか栃木ナンバーがあってビックリ。
って私も遠方参加か。でも、この日は狙いの鳥は行方不明らしく、みんな右往左往しているんです。

  
こちらもさっそく水田地帯を走り回ると、水路に大量のスクミリンゴガイの卵を発見。
蓮田にもたくさんついてました。相変わらず繁殖力は旺盛なようで…すっごいなぁ。

  
遠くにヘンな石があるなぁ、と思ってよくみたら、ムナグロだったりもしました。
慌ててデジスコを向けますが、遠い&暗い。ま、なんとか、識別はできますか?

  
面白かったのは、とある一角の水田をよくみるとシギ類の影(左)が多数。ハマシギか、と思って
そぉっと近づくと、これがタカブシギ(右)ばかり、8羽くらいの群だったんですよ。

  
というわけで、ひたすら暗い中ではありますが、頑張ってバシバシと撮影。
タカブシギって、群で越冬するものなんですねぇ。ちょっと認識を改めてみたり。

  
調子に乗ってにじり寄ってみると、案外と警戒心が薄いのか、ドアップでの撮影にも
無事成功いたしました。斑点模様がカワイイ限りですね。ビバ!

  
さらにうろうろすると、遠くで一気に鳥が飛び立つのが見えました。さては、と見るとフェンス裏に
猛禽類の姿(左)。やがてプイっと飛び立って、近くの電線に移動(右)したその姿は…


おおっ! なんとも凛々しいオオタカ幼鳥なのでした。わりと近づけたので、喜んで
影が薄くなりそうなくらい撮影しましたが、デジスコは曇空がバックだとコントラストがトんで
見れたモンじゃなくなってしまいます。今回もそのパターン。う〜ん、残念…

  
しかたないので、このあたりから、鳥以外のものも探してみると、見事にしおれたハス田(左)の
まわりには、シロネ類のなんとも独特の枯れ穂(右)がそこここに見つかりました。

  
ちょっとあぜ道をじっくり見てみると、満開に咲いているウシハコベ(左)やら、イヌホオズキ(右)やら
いろいろと見つかります。しかし、愛も変わらず暗くてシャッタースピードは恐ろしいレベル…

  
最初の水田に戻ると、ヒバリシギがさらに近くに来ていましたが、雲が映った水面は見事に
逆光を作り出してくれて、もう目も当てられない状態です。これでも苦労して撮ったんですよ。

  
笑ってしまったのは、まだ街灯がついてるんです。この時点ですでに10時過ぎなのに。
こりゃダメだ、と思いつつうろつくと、コチドリ(右)の小群を発見。でも、暗くて逆光…

  
なんか面白いのはいないか、と群の中をよくよく捜すのですが、ものすごい逆光で
まったく見れたモンじゃありませんでした。当然、撮影もこの程度でオソマツ様。


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