祝!免停解除〜そうだ南に行こう@〜06.12/9

<2>高知県・室戸岬周辺 続き

  
さらにしつこく海岸を練り歩くと、これまた満開のハマヒサカキ(左)をたくさん発見。
ちょいと気の早いスイセン(右)も1株だけ咲いていました。

  
植栽ものですが、オオタニワタリ(左)なんかも発見。そして、結構ビックリしたのは
まだまだ元気に咲いていたセンニンソウ(右)。大柄だし、もしかして別種かな?

  
そして、個人的かなりビックリしたのは、ピンクの花をつけたウスベニニガナ(左)。
昔小笠原に行った時に良く見た思い出の帰化植物なんですが、ここにもあるのね。
近くには、キンギンナスビ(右)も真っ赤な花をつけていました。

  
海岸を歩くと、テリハノイバラ(左)は結構な割合でまだ咲いてました。…えと、ま、暖かいからね。
そして、白い花をつける野菊(右)も発見。これがアシズリノジギクか、と喜びましたが…

  
なんかいろいろみると、シオギクだかなんだか判別の付かない個体(左)が多数。それが
正常な個体と混じっている(右)んですよ。これは、ハナイソギクみたいなもの?

  
海岸を離れ、山側の谷に向かうと、なんとまだマハユウ(左)が咲いてました。あはは。
まわりには、ヤマトシジミ(右)がチラチラ飛んでなんともかわいらしい☆

  
谷沿いの畑では、大変面白い花(左)を見ることが出来ました。なにものかわかります?
これはなかなか見る機会のない、サニーレタスの花です。ニガナとかの仲間なんですねぇ。
近くにはオオツメクサ(右)もポツポツと咲いていました。

  
水田地帯を歩くと、ホシササキリ(左)なんかがまだ元気に飛び跳ねています。
見事に咲いたホソバアキノゲシ(右)なんかも発見。12月とは思えませんねぇ。

  
ノコンギク(左)や、シロヨメナ(右)といった野菊類もまだ元気に咲いていました。
ちなみに今回かなり期待していた南国系&海浜系の野菊類は全空振り。トホホ。

  
真っ赤に色づいたフウトウカズラの実(左)など見てると、なんの前触れもなく
ヤクシマルリシジミ(右)が出現。でも、この1ショットだけでどこかに消えてしまわれました…

  
廃ドラム缶の中をのぞくと、マツモムシ(左)が多数。そのあたりの落ち葉の下には
なんだか南方系のゴキブリ類幼虫(右)がいましたが…ウスヒラタゴキブリあたりかなぁ?

  
思いついてちょっと澤沿いに奥まで歩いてみました。小さな小さなサワガニ(左)や、
クロコノマチョウ(右)なんかは出現するのですが、めちゃくちゃ雲っているんで、
期待していた花や蝶は空振りのまま。諦めて戻ろうとした時です…

  
地面に奇妙なものを発見……シーボルトミミズです。私は知識ではシーボルトミミズが
青いということは知ってましたし、青光りするミミズくらい見たことがあるように思っていました。
しかし、ここまで徹底的に青いなんて。そして、ここまで素敵なメタリック光沢を出しているなんて!!!
本気で感動する色合いでした。この旅で一番感激した出会いかもしれません。

  
さて、谷から戻ってもまだまだ空は真っ暗なまま。キツネノボタン(左)の咲き戻しや、
名前のわからないアザミ類(右)などを撮影しますが、まだ2時なのに夕方の暗さ。

  
ここでも、コバノタツナミソウ(左)をみつけました。近くにはヨメナ(右)も咲いていましたが、
どんどん気温もひくくなり、蝶も活動しなそうな温度帯になっていきます。

  
少し山のほうに行くと、超満開のカミヤツデ(左)を発見。そして、道路沿いにこれまた見事に
満開のアロエ(右)をみたあたりで、まだ3時前なのに、本気でどうしようもない暗さに突入。
仕方ないので、昨晩の疲れもあり、早々に車に戻って寝てしまったのでした。

 というわけで、カン違いして(笑)到着したわりには、いろいろと楽しめた一日でした。
あとで知ったのですが、サツマシジミやヤクシマルリシジミなんかは室戸岬の方が有名なんですね。
実際、翌日の足摺岬よりも、花も昆虫も楽しめそうな雰囲気がそこここにありました。
次回は、ヤッコソウがまだ満開の頃に、南方系の昆虫類を狙って来てみようかな。
ちなみに、この日はこのまま3時間ほど仮眠をとり、いそいそと足摺岬に向かいました。
うっかり中央部辺りで焼肉食べ放題店を発見し、免停解除祝いにと食べ散らかしたら
余計に眠くなり、フラフラになりながら足摺岬に着いたのは、すでに真夜中でした。
……いやぁ、高知県ってメチャクチャ広いンですねぇ(^_^;


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