ハチ高原猛風注意報〜台風10号の置土産@〜06.8/20

<2>ハチ高原周辺 続き 

  
草地にはフラフラとイカリモンガ(左)が舞っていましたが、かなりの
強風なので撮影はなかなか難航。かわいいハグルマトモエ(右)もいまいした。

  
真っ白な体に赤い足の鮮やかな、シロヒトリ(左)も発見。
近くには、コボタンヅル(右)も咲きあふれていました。

  
ヒガシキリギリス(左)も多くて、そこここでなかなか賑やかでした。そして
ここでも立派なヒキヨモギ(右)を発見。色鮮やかですよねぇ。

  
うろうろしていると、きれいな花をつけたカワラケツメイ(左)も発見。
もしかして、と探すとやっぱりツマグロキチョウ(右)が飛び交っていました。

  
お次に来訪したのは、少し離れたあたりにある渓谷。Tさんからあそこにはオナガシジミが
いるし、今日はもしかしたら下におりてるかもしれないと教えて頂いたので、イソイソと
のぞきに来たような次第です。オニグルミの立派な実(左)を眺めながら歩くと、さっと足元から
小さな影が舞い上がり、ちょこんと上の葉の上に静止しました。よくよくみると、これが
目的のオナガシジミ(右)。しかし、距離がありすぎる上、風にあおられてどうにもなりません。
テレコンつけて撮影してもこの程度で…えと、心の目で見てください(笑

  
まわりの草地をよくみると、極端に扁平で面白いウズラカメムシエビイロカメムシの幼虫(左)
を発見。ここでもコチャバネセセリ(右)がいてなんかのんびりとクリーニングしてました。

  
そのあたりでは、ノシメトンボ(左)をはじめ、アカトンボ類も飛び交って
いましたし、清楚な雰囲気のミヤマカワトンボ(右)も見られました。

  
しつこく沢沿いを歩くと、オナガアゲハ(左)が吸水していたのですが、暗くて
うまく撮影できず。ソウシヨウニンジン(右)も1つだけ実が残っていました。

  
その後しばらく粘るも、オナガシジミは出現しないので、諦めて最初の調査地に戻りました。
というのは、撮影し損ねた花がだいぶあったなぁと思ったからで、到着早々、
サラシナショウマ(左)やらフシグロ(右)やら発見。
しかし、ここに戻ると再度スバらしい強風が復活して閉口。

  
ジャノメチョウ(左)が飛び交っているので、粘ってなんとか撮影してると、
嬉しいことに、すぐ近くにミヤマチャバネセセリ(左)が出現。ちょっとボロでしたが。

  
ヒョウノセンフキバッタ?(左)などみつつ歩くと、ちょっと湿った斜面には、
アリノトウグサ(左)がすらりとした花穂を伸ばしていました。

  
さらに、林縁では、朝よりもだいぶきれいなウスイロオナガシジミ(左)を発見しました。
しかし、強風が吹き荒れてマトモに撮影しようのない状態だったのが残念。
先ほどいろんな幼虫を見つけた辺りをうろつくと、明らかに寄生蜂系のハチ(右)が
たくさんウロウロしていました。う〜ん、自然はやっぱり過酷ですねぇ。

  
さて、前回みつけたトンボソウ(左)は、さすがに花はほとんど終わっていました。
他にないかなぁとうろつくと、林縁によくにた花を発見。よくみると、こちらは
オオバノトンボソウ(右)のようでした。いろいろあるもんで。

  
シナノキ(左)はみごとな実をつけていましたが、この1枚を撮影するために、数十回
シャッターを押さなければいけないくらい、絶え間ない強風が吹き荒れていました。
モミジガサ(右)も満開で、こちらは一瞬の晴れ間になんとか撮影成功。

   
驚いたことに、ジャコウソウ(左)の群落があって、満開に花が咲いていました。
ホクチアザミ(右)も色づいたつぼみが見れるようになっていました。

というわけで、トンデモない風の割には、そこそこ楽しめた一日でした。
やっぱり但馬はなにかしら面白い出会いがあって楽しいですねぇ♪
さて、次の日は久しぶりの大山挑戦の予定だったのですが、最近ちと金欠なので、豊岡から
山陰道を使ってひたすら下道でGO。夜の山陰道はすいていていいなぁ、と好調にトバして
いたら、突然目の前に「停止」の札を持ったポリスマン出現。えぇ〜、ねずみとり〜?(--;)
夜の9時半の山陰道なんて、高速みたいなもんジャン。制限速度守ってたら煽られて
怖いっちゅうねん。そうふて腐れながら切符を切られました。
80kmで走っていたので、30kmオーバー。はい、免停ですね。
てなわけで、一月ほどしたら更新頻度が下がるかもしれませんがご容赦ください…


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